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レトロで知的に。スカーフを2倍楽しむアイディア

 

いつか憧れたキャビンアテンダントのように

首元に美しく巻かれたシルクスカーフは、華やかで美しく、それでいて小粋。

顔周りがパッと明るくなるのに、決して大げさではない。

そんなスカーフの使い方があるものだと感心しあれこれ真似してみるものの、

なかなか似合うスタイルが見つからないのはどうしてだろう。

そうこうしているうちに

特別な日のためのアクセサリーと一緒にクローゼットの奥底へ。

いつか似合うスタイルを見つけたいなと思いつつ、なかなかそのチャンスがやってこなくて。

そんな経験はありませんか。

首に巻く以外にも、実はいろいろな活用方法がある、スカーフ。

クローゼットで眠っているあのスカーフを、もっと活用するヒントをご紹介します。

 

 


活用方法の基本として押さえておきたいのが、スカーフの「折り方」。

結び方はもちろん様々あるのですが、その前にどうやって折る(畳む)かによって

表情・ボリューム・プリーツの出方が様々に変わってきます。

プリーツ折りとバイアス折りという2種類を覚えるだけでOKです。

 

【プリーツ折り】

 

1:スカーフの表面を上にして置きます。

2:両端を押さえながら、同じ幅(3cmぐらい)でプリーツを作りながら折り畳みます。

3:最後まで折り畳みます。

 


【バイアス折り】

 

1:スカーフの裏面を上にして置きます。

2:上下の角を中心まで折ります。

3:もう一度、上下を中心まで折ります。

4:最後まで折り畳んで形を整えます。

 

プリーツ折りは、結んだ時にひらひらとボリュームが出て華やかな印象で、

バイアス折りはボリュームは控えめながらエレガントな雰囲気になり、

模様の出方によって様々な表情を演出することが出来る折り方です。

首回りやバッグの持ち手に結ぶ時、

折り方を工夫するだけで絵柄の見え方やボリュームが変わり

違った印象を楽しめます。

 


 

首回りに巻くというのがスカーフを楽しむ王道ですが、

それ以外にも様々なアレンジが出来るのも、スカーフの魅力です。

 


【夏の帽子に巻いてアクセントに】

 

バイアス折りにしたスカーフを帽子のつばにくるりと巻いて。

端は靴紐を結ぶのと同じ要領で、蝶結びするだけの簡単アレンジ。

シンプルな帽子にシルクスカーフの光沢が映え、これだけでぐっと印象が変わります。

ケーキをモチーフにした大胆なプリント柄なのですが、

こうして折って使うことでボリュームを調整出来るのがスカーフの面白いところ。

 


【カゴバッグの模様替えに】

 

 

風呂敷を結ぶ要領で袋状に結び、かごバッグのインナーバッグとして。

左右非対称の幾何学模様のスカーフは、面を生かしてゆったりと結ぶと

絵柄が映えてにぎやかな印象になります。

和テイストのかごバッグが、とたんにポップな雰囲気に早変わり。

部屋の模様替えをするような感覚で

バッグのアレンジをしてみるととても楽しいですよ。

(かごの種類によっては、内側にギザギザとしたツルの端が出ていて

スカーフの生地を傷めることがありますので、注意しましょう。)


【カチューシャとして活用してヘアアレンジに】

 

 

バイアス折りをしたスカーフを、カチューシャ風のヘアアレンジに。

1:スカーフをバイアス折りにする。

2:両端が前方に来るように、くるりと首にかける。スカーフを髪の下に通す。

3:両端をおでこのあたりでねじってクロスさせる。(写真参照)

4:スカーフの端を首の後ろで蝶結びにして完成。

 

折った時に90〜100cmくらい長さがあれば、このアレンジが可能です。

例えばシンプルな白シャツにジーンズというスタイルでも、

スカーフを1枚、カチューシャ代わりに使うだけでレトロでポップな装いに早変わり。

肩におろしたロングヘアにはもちろん、

ショートスタイルやポニーテールにも良く似合います。

 


 

 

【シルクのお手入れ注意点】

スカーフによく用いられる素材が、シルクです。

シルクの光沢の秘密は、その糸の構造にあります。

生糸の繊維は三角の形状をしており、

この形がプリズムのように入ってきた光を反射、拡散するため、

他の天然繊維では見ることの出来ない、独特な光沢を生むのです。

(利点)
・シルクならではの滑らかさと光沢
・天然繊維なので静電気を起こしにくい
・多湿にならず、適温を保つ

(欠点)
・シミになりやすい
・酸やアルカリに弱い
・水に濡れると縮みやすい
・害虫の被害を受けやすい

また、もう一つの特徴として「紫外線を吸収しやすい」ことが挙げられます。

絹を首元に巻けば紫外線対策になるというは一つの利点です。

ただし、絹自体は紫外線を吸収すると黄変する性質があるため、

直射日光に一定時間当たると風合いを損ねてしまう可能性があるので注意しましょう。

 

【シワ防止の工夫】

1日中巻いたスカーフは、ハンガーや椅子にかけて光の当たらない場所に吊るすようにします。

(光に長時間さらすと、変質・変色の恐れあり。)

使用の度にクリーニングの必要はありません。

汚れがひどい時には、ドライクリーニングしてください。

 

 

スカーフを2倍楽しむよみもの、いかがだったでしょうか。

シルクのスカーフが1枚あれば、

かごバッグや帽子に巻いて、ヘアアレンジに取り入れて…と様々なアレンジが出来ます。

難しい折り方、結び方を覚えなくても

バイアス折りとプリーツ折りで表情を変える、

どの面を表に見せるのか工夫して絵柄を生かすなど様々な工夫が出来ます。

もしクローゼットに眠っているスカーフがあれば

ぜひ、便利なアレンジアイテムとして活用してみてくださいね。

 

 

the PORT(ポート)を手がけるのは横浜の地場産業である

捺染(なっせん)のプリントメーカー、株式会社丸加。

昔からたくさんの人やモノが行き交う港町、

横浜がかつて世界に繋がり日本を元気に彩っていったように、

毎日の生活に彩りを添え、現代に見合うプリントでありたいという願いから、

ファクトリーブランドであるthe PORT(ポート)をスタートさせました。

丸加は横浜の老舗スカーフメーカーとして知られ、

現在日本で唯一企画からデザイン、工場生産、納品まで一貫して自社が受け持ち、

手捺染によるこだわりのスカーフを生み出しています。

 

 

投稿者: 斎藤 日時: 2016年06月23日 11:00 | permalink

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