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見直したい、毎日活躍するリュックの手入れ

 

今や老若男女が使うアイテムのひとつ、リュック。

リュック、バックパック、デイパック、ナップザック等々、

様々な呼び名がありますが、どれも両肩で背負い、

荷物をしっかりと収納出来る袋型のバッグを指します。

両手が空くので身動きが取りやすく、さらに安定して荷物を運べるので

重たいものも持ちやすいという利点があります。

そんな毎日使いやすいバッグとして名高いリュックですが、

お持ちのリュックをお手入れしたことはありますか?

今回は多くの種類があるリュックのご紹介とともに

日常的に出来るお手入れ方法をご紹介致します。

 

 

 

 

リュックの良さといえば、その容量。

小ぶりなものから大容量のものまで種類豊富な点が嬉しいアイテムです。

まずは容量別にリュックを見ていきましょう。

 

HILDA(13L)

休日の街歩きに使うなら、15L以下のものがおすすめ。

お財布等の貴重品や文庫本が入るサイズのものが多く、

コンパクトに背負うことが出来ます。

 

STANDARD SUPPLY DAILY DAYPACK(約18L)

荷物は軽量に、コンパクトにまとめたいという方や

女性の方が持ちやすい容量は15〜20リットルを目安にお考えください。

この容量ですと、財布や手帳等の細々としたもののほか、

お弁当箱や文庫本、A4サイズのノートが数冊入ります。

 

ラックサック ラージ(30L)

重さ・高さのあるものを持ち運んだり、

日帰り旅行の荷物をリュックに収めるのであれば

25L以上のサイズがおすすめ。

マチも高さもたっぷりと取っているものが多く、

たくさんの荷物を入れることを想定して、

丈夫な作りになっています。

 

さて、続いてはポケットを確認してみましょう。

リュックは背負うので両手が空く代わりに、

荷物を入れる際には一度本体を開けて入れ直す必要がありますが、

リュックの外側にポケットが付いていれば、

背負った状態でも収納出来ますね。

また、内側のポケットが豊富であれば

リュックの中で荷物がばらばらに!なんて心配もご無用です。

 

 

 

STANDARD SUPPLY(スタンダードサプライ)の

KNAP SACKシリーズは、外側に大きめのポケットが付いているので、

背負った状態で小物の収納が可能。

さらにポケットの中がさらに仕分けされている

配慮のある作りになっています。

 

 

 

SANDQVIST(サンドクヴィスト)のDANTEシリーズには、

バッグの正面に縦にファスナーポケットが付いている仕様。

ファスナーが縦であることで、背負った状態での動作が

さらに容易な作りになっています。

 

一言でリュックと言っても、使い勝手のポイントから見ると

様々な種類がありますね。

続けて素材という点からリュックを見てみます。

 

 

リュックに使われている素材もさまざま。

まずは普段使いのリュックに多い、コットン。

 

 

QWSTION(クエスション)のSimple Pack Organic Rawcycledは、

オーガニックコットンやリサイクルコットンを全面に使用しています。

リュックとしてだけでなく、手提げ用のベルトも付いているので

2WAYで使うことが出来ます。

柔軟性に優れたコットンのリュックは荷物に応じて形を

変わるので、荷物が少ないときはコンパクトな形になってくれるのが嬉しいところ。

また、全面コットンなので柔らかい素材が体にフィットし、

天然素材ならではの質感を感じることが出来ます。

 

 

コットンとともに、リュックの素材として扱われやすいのがナイロン。

ナイロンは撥水効果が高く、汚れが付きにくいほか、

非常に軽いのが何よりの魅力。

コットンとナイロンを組み合わせたFILSON(フィルソン)の

スモールパックはしっかりと容量がありながらも、

軽量なリュックに仕上がっています。

開口部がドローコードタイプになっており、

アウトドアにも似合う風貌です。

 

 

リュックの素材として、もうひとつご紹介したいのがレザー。

小物やリュック以外のバッグにも多く使用されるレザーは

その高い耐久性と見た目の美しさが好まれる素材でもあります。

レザーには他の素材にはないしなやかさ、艶やかさに加え、

使っていくことで柔らかくなり、色味を増していくという経年変化をも

楽しむことが出来ます。

リュックに付きがちな「カジュアル」という印象だけでない

雰囲気を作ってくれるのが、レザーリュックの特徴です。

 

 

さて、ご紹介してきたようにリュックには多様な形や素材が

ありますが、実際に使う上では、どのリュックにも共通して

覚えておきたいことがあります。

それは、荷物を詰めすぎないこと。

容量たっぷりのリュックにはついつい荷物を入れ過ぎてしまいますが、

知らず知らずのうちに負担がかかっている部分があります。

 

荷物を入れて背負うことで負担がかかりやすいのが、

ショルダーベルトの上部(肩に当たる部分)とリュックの底面。

あまりに力がかかってしまうと擦り切れたり、穴が空いてしまう原因となります。

中には負担がかかることを想定して

ショルダーベルトはほかよりも厚く作られていたり、

底面にはレザーを使用している場合があります。

 

 

ほかにも、ファスナーや紐といった開け閉めの部位も

力がかかりやすい部分。あまりに強く引っ張ってしまうと

破損の原因となるので、丁寧に扱うことが必要です。

 

バッグインバッグ:PACKABLE SHOULDER/S BEIGE

 

荷物の詰め過ぎを防ぐためには、用途に見合った容量の

リュックを選ぶことが重要になります。

また、負担を分散させるためにバッグインバッグの活用もおすすめ。

折りたためるコンパクトなバッグをリュックに入れておくことで、

出先では貴重品や小物だけを持ち運ぶことが出来るようになります。

旅行の際等、リュックに忍ばせておけばきっと活躍してくれますね。

 

 

リュックのお手入れは、製品に合わせたものを。

丸洗いが可能なものもありますが、革を使用している場合や

作りの都合から丸洗いが出来ないものがあります。

まずは製品が水洗い出来るかをご確認ください。

 

 

 

こちらは1年ほど使用したFJALLRAVEN(フェルラーベン)の

グリーンランド スモール ブラック。

全体的に使用前よりくったりとした印象になり、

革の色は色濃く、生地の表面やショルダーの部分は

日に焼けている様子が分かります。

 

 

丸洗いが出来ないため、以下の流れでお手入れします。

1. 荷物は全て取り出し、ふたを全開にさせます。

内部の底面にホコリが溜まっている可能性もあるので、

裏返して汚れを払います。

 

2. 水で濡らした布をよく絞り、全体を拭いていきます。(革部分は除く)。

正面に当たる部分、底面、ショルダーベルトは特に汚れが付きやすいため

念入りに拭いていきます。

 

3. 革の部分も汚れを落とします。目が細かい革製バッグ用のブラシがあると便利。

払うように一方向にブラッシングしていきます。

もし乾燥が目立つようなら、革製品用のクリームを少量塗布すると艶が蘇ります。

 

4. 風通しの良い場所で乾燥させます。乾燥の際の注意点は以下の通り。

・ふたは全開にしておくこと。逆さにして吊るしても良いでしょう。

・直射日光の当たらない場所で乾燥させます。

日光が当たると色あせの原因となる場合があります。

 

 

 

全面レザーで作られたリュックの場合、水濡れが厳禁のため、

乾拭きとブラッシングをメインにお手入れをおすすめします。

乾いた布で全体を拭き、馬毛等を使用した柔らかい毛のブラシで

優しく撫でるようにブラッシングしてください。

縫い目の部分は特に念入りに。

 

革製品に使える防水スプレー:皮革用防水スプレー

最後は革製品用の防水スプレーを全体にかけて仕上げを。

防水スプレーをすることで汚れが付きにくくなります。

ダマにならないよう必ず20〜30cmほど遠ざけて使ってください。

 

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リュック特集、いかがでしたか。

毎日使いやすいアイテムだからこそ、

ご自身の用途に見合ったものを選びたいもの。

荷物を詰めすぎないこと、そして基本のお手入れを抑えておけば

長く付き合える相棒のような存在になってくれますよ。

 

投稿者: 植田 日時: 2017年05月13日 11:00 | permalink

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