ずっと使いたいモノ、置いてます。

5色の花ふきんが咲き誇る

「さくら」「あじさい」「若草」「菜の花」「白百合」という淡い色合いの花ふきんが咲き乱れれば、そこはまるでお花屋さんのよう。1つ1つ上品な薄透明なグラシン紙で包まれ、箱におさまったセットは、どんな贈りものにも喜ばれます。

【花ふきん　5枚セット】の使い方は、使う人の数だけあると言っていいほどに多様です。野菜の水気切りり、だしを漉すため。豆腐の水切りや、茶きん絞り。蒸し物のふきんにも。くたびれてきたら台ふきんとして活躍します。使い込んでしまってからは、雑巾として最後までしっかりと役目を果たしてくれるのです。
種類豊富なカラーは、どこか日本の懐かしい情景を思い起こさせ、キッチン仕事を少し和やかに、優しい雰囲気にしてくれます。

奈良の特産品といわれる蚊帳織りの生地で作られた粋更(きさら)の花ふきん。
蚊帳生地の歴史は古く、「日本書紀」に記されているほどです。

吸水性がよく、とても丈夫な粋更(きさら)　【花ふきん　5枚セット】。その丈夫さの秘密は、目の粗い蚊帳生地を2枚重ねにし、丁寧な縫製で作られているため。また、一般的なふきんの約4倍（58×58cm）という大きさでありながら、薄手のため広げて干せば、すぐに乾いてくれるのです。使い勝手が良いのはもちろんのこと、衛生的であることが求められるふきんにはとても嬉しい点です。しかも手紡ぎの綿100%なので化繊に比べてダメージにも強く長持ち。
ふきんに求められている要素を、しっかりと備えているのですから賞を受賞するのも納得。粋更(きさら)の花ふきんは、2008年度グッドデザイン賞金賞(経済産業大臣賞)を受賞しています。

粋更（きさら）は、素材にも作る工程にも強いこだわりを持って花ふきんを仕上げています。
使う糸は、品質の高い目打ち95以上のもの。糸をより細く紡ぎ、密度高く織ったものが、高品質で目打ちの高い生地となるのです。一般的な生地が60～70の目打ちということですから、その品質の良さは間違いありません。
また、機械に頼ることをしない粋更（きさら）。
熟練の技術を持った人でも、1疋(24cm)の生地を織るには約10日はかかります。そしてそれに必要とされる糸は1.2㎏。その糸を紡ぐには約24日かかります。もちろんそれ以外にも生地ができるまでに必要な作業は山ほど。そんな膨大な作業と時間を機械に頼らず、人の手で行うのです。それはそこに、人の手でしか作り出せない生地の良さがあるからなのです。

ふきんのことを深く想った作り手が、花ふきんを織り、使う人の気持ちを考えた優しいふきんが、使う人のもとへ届く。そして最後の最後まで愛着を持って使われることが、花ふきんを通して使う人と作り手とを結ぶのですね。

ラッピング材だって素敵な贈り物
こちらの風呂敷の柄はこんぺいとう。緑や赤や桃色などの色鮮やかなこんぺいとうが風呂敷いっぱいに描かれています。こんぺいとうは引き出物でも扱われるおめでたいお菓子なので、お祝いの意味を込めて風呂敷の柄となりました。

ラッピング材である風呂敷と【花ふきん　5枚セット（風呂敷ラッピング）】、両方とも日々の生活を豊かにし、贈る相手のことを考えて選ばれたプレゼントです。大切な方に、ぜひ贈ってあげて下さいね。