ずっと使いたいモノ、置いてます。

顔を洗う度にスイッチを

朝起きて、顔を洗う。

毎日行うことなのに、私にとっては1つの儀式のようなものです。

鏡の前に立ち、目の開ききらない自分を映す。両手を使ってホイップクリームの様にふわふわにした泡で頬を包む…。そして大切なのは、洗い立てのタオルに顔をうずめる瞬間なのだと思うのです。

そんな朝のスイッチとして欠かせないタオルには、やはり質の良いタオルを使いたいもの。例えば今治タオルとか。

厚みが充分にあるのに毛羽立ちがなく、水気をしっかりと吸い取ってくれる…タオルのこうだったらいいなが凝縮している今治タオル。洗面所に常備するタオルとしてだけではなく、台所の手拭タオルや体を動かし汗を流したときに使うタオルとしてもちょうどいい大きさで、様々なシーンに対応できる機能を持っています。

今治タオルは手間隙かけられた糸を厳選し、生布の晒しや染めを徹底した、技と誇りの集大成とも言うべきタオル。使い始めから水を吸うタオルと定められているので、汗や水分をすばやく吸収してくれます。なので即座に拭ってしまいたい水気と、あっという間にさよならすることができるのです。

今治タオルの生まれるところ、四国愛媛県北部の地は世界最大のタオル産地です。高縄山系を源流とする蒼社川の伏流水や霊峰石鎚山より流れ出でた地下水といった、晒しや染めに適した良質の水で潤っています。その絶える事のない清らかな水が、今治のやさしくて上質なタオルを作り上げるのです。

今治タオルのやさしく、さらりと包み込んでくれる感覚を知ってしまったら、もう朝の洗顔の時間は、他のタオルには譲れなくなるでしょう。