ずっと使いたいモノ、置いてます。

3時のおやつの必需品

ピラミッドのように積み重ねられたティーセット。上から、ミルクピッチャー、シュガーポット、ティーポットです。ブルーと白の種類の爽やかな色で3つ揃えてテーブルの上にあると一気にテーブルコーディネートが引き締まるようです。

ティーポットには、茶こし部分が付いていますので、茶葉を入れて、たっぷりお湯を注いでお使い下さい。ポットは360mlの容量で、2〜3人分のお茶を一度に淹れることが出来ます。持ち手も大きく作らえており、しっかりと握って注ぐことが出来ます。また、お湯を注ぐ部分が大きく、中までスポンジを入れて洗えるのも、衛生的で嬉しいポイントです。

Ｍ型ポットが開発されたのは1973年に遡ります。当時、家電製品が普及し始めた頃で、家庭ではカラーテレビが浸透し、ライフスタイルの近代化が一段落した時代でした。
人々の暮らしの中に和と洋が入り混じり、茶器といえば洋食器のポットか、昔ながらの急須や土瓶と二つが存在しました。そうした時代の中で、どちらに限定することなく、万能に使えるＭ型シリーズが誕生しました。
このＭ型ポットも、白山陶器の時代を経ても変わることのない、普遍的なデザイン製品であることを実感する一つです。

白山陶器は、長崎県の波佐見という小さな焼物の街で、製品を作り出しています。400年の歴史を持つ波佐見焼を現代的で、かつ機能的なデザインにする白山陶器は、「使う人にとって使い易いもの」であることや、「生活の中に馴染むもの」であるということを、器づくりの原点としています。

このM型ポットセットは、 白山陶器顧問デザイナー森正洋氏によるもので、代表作のG型しょうゆさし同様に、グッドデザイン賞を受賞しており、デザイン・機能ともに優れています。
「日常生活で使う器を考え、形をつくり工場で生産することにより、多くの人々とともに共有し生活することに、デザインの喜びを感じる」という信念のもとに生まれた白山陶器の製品は、その他にも数々の国際的なデザイン賞を受賞しています。

華やかな美しさではなく、かといって平凡なものでもない、「使っていて飽きのこないデザイン」を、そしてその「愛着」へ応える姿勢を大切にする白山陶器。人々がその器を使うシーンをイメージするところから、デザインや品質が生まれ、白山陶器の優しい形になるのです。

結婚のお祝いやお引越しのお祝いにどうぞお使い下さい。