ずっと使いたいモノ、置いてます。

ごりごりと摺る

ごりごりと音を立てながら食材を摺る。料理の摺るという作業は、機械ですればあっという間に出来てしまうけれど、摺り鉢でじっくり行えば、素材の香りや摺り心地を味わうことの出来る、絶好の時間でもあります。

TOJIKITONYA（トウジキトンヤ）の摺り鉢は、深みのある器で、中を覗くときめ細やかな櫛目が入っています。この櫛目は食材を摺るごとに香りを立たせ、尚且つ、使い手が摺りやすい形状となっています。ベーシックな摺り鉢は、シンプルながらも昔から続いてきた用の美を体現しています。
擂り鉢は、昔ながらのフードプロセッサーと言ったところ。あらゆる食材をペーストにします。

フードプロセッサーを使えばあっと言う間に終わる作業も、擂り鉢と擂り粉木で丁寧に摺ることは、食材の素材の感触、摺ることで引き立つほのかな香りで、調理を楽しく、心豊かにしてくれます。

ベーシックな雰囲気の茶系のお色ですので、どんなご家庭の台所にも合う摺り鉢。擂粉木とセットにして、結婚祝いや引越祝いの贈りものとしてもどうぞ。
離乳食づくりにも何気に役立つ摺り鉢ですので、ご出産の贈りものにも嬉しい気遣いのギフトになりそうです。

摺り鉢に用いられた土は、美濃地域で取れる高田の土。
美濃地域の中でも最古窯に分類される高田焼きの土は、きめ細やかであり硬質で、焼成によっては耐火性を増すため、古くから良質な土として知られています。庶民の間で日用品として成熟した焼物として愛されてきた高田焼き。TOJIKITONYA（トウジキトンヤ）の摺り鉢は、そうした良質な素材と古き良き日本の機能的な焼物を後世に伝えてくれます。

食材を「摺る・卸す」という地道な行為に対して、製品にたっぷり詰まったこだわりと使いやすさから、贅沢な味と時間を生み出すTOJIKITONYA（トウジキトンヤ）の摺り鉢です。

焼物産地においても昔ながらの技術や職人が急減している中、日本の食文化の歴史とともに歩んできた陶磁器産業の優れた技術や製品を継承していきたいとの想いをもったTOJIKITONYA（トウジキトンヤ）。陶器の産地が多い、東海地方を活動の拠点とし、地域の製造業者やデザイナーとともに新しい陶磁器製品を生み出しています。

使うほどに、素材や産地を身近に感じられる、TOJIKITONYA（トウジキトンヤ）の摺り鉢。料理をする時間がより楽しくなる、古くから愛されてきた日本の製品を、毎日の暮らしにおすすめします。