掃き掃除の主役はなんといってもほうきですが、最後の最後を締めくくるちりとりも大切な存在です。終わり良ければ全て良しとはよく言ったもので、集めたゴミをうまいことちりとりに納められた時は爽快な気分になります。けれども逆に何度掃き込んでもうまくいかな時は、だんだんと悲しい気持ちになってくるものです。
そんな悲しい気持ちを解消してくれる、日本で古くから受け継がれている紙製ちりとりの「はりみ」をご紹介します。
「掃印(そうじるし)」の仲間に加わっている「はりみ」とは、和紙に柿渋を塗って仕上げられた、ちりとりの原型です。
紙製で静電気が発生しないのでほこり離れが良いのが特徴です。また端が少し反り返った形なのは、上から押して広げると地面や床にぴったりと沿うようにするため。そのため塵を残らず集めることができるのです。また、ひも付きなのでほうきたちと一緒に掛けておけるのも便利なところ。
大小2種類のはりみがありますが、大きなはりみは広い範囲の掃き掃除に、小さなはりみは敷居や階段周りの細かいお掃除になど、使い分けていただければと思います。
「掃印」の掃除道具たちは、普段使いの道具を身近に置きたい、置いて違和感のないデザインとなるように作られたモノたちです。けれども見た目ばかりに重きを置くのではなく、あくまで使うものとして生み出されいるため、一度手にすれば使い勝手や素材の良さを実感できると思います。そして掃除をもっと楽しく、充実した時間にしてくれそうです。
「はりみ」という名前は「実がはいる」という意味を持ち、縁起物とされてきました。そのためちりとりとしてはもちろん、花台やお部屋のインテリアとしても、昔から愛用されています。
味のある色合いと、趣きや実用性のある形。長く大切に使いたいものです。
素材 | 紙に柿渋染め、麻ひも |
サイズ | 大:縦28×横31×高10cm
小:縦20.5×横20×高7cm |
「掃印(そうじるし)」は、生活の中で隠されがちな掃除道具を身近に置ける仕組みや、身近に置ける良さを持つようにと、「そばに置いておきたくなる」をテーマにしてデザインされた掃除道具のブランドです。
昔から馴染みのある道具たちが、現代の住まい方に合う工夫を幾らか加えられることによって、いつも眺めていたくなる道具が生まれます。
「掃印」の商品をデザインした大治将典さんは、伝統的なモノや、古くから使われてきた素材を生かし、手を加えるのを最小限度にとどめた「生活が少しだけスムーズになる、ちょこっとだけ気を使っているもの」のデザインを心がけているのだそうです。
そして作ったのは天保元年創業の江戸箒の老舗「白木屋中村伝兵衛」。芸術作品のごとき「江戸箒」を、職人たちが生み出しています。「江戸箒は減りはしてもなくなることはないだろうね。」と、そんな愛情ある思いを込められたほうきは、日々の暮らしで使うために作られた美しさを持っているのです。
商品 | 価格(税込) | 在庫 | 個数 | |
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ひも付はりみ(大)
送料:一配送660円・11,000円以上で送料無料(一部地域除く)
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¥1,650(税込) |
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販売終了 |
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ひも付はりみ(小)
送料:一配送660円・11,000円以上で送料無料(一部地域除く)
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¥1,320(税込) |
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販売終了 |
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¥10,340(税込)