新学期にはひとり2枚の雑巾を持ってくること。私の通っていた小学校にはそんな決まりがありました。
そして集まった雑巾の多様なことといったら…それぞれの家庭の味を持っていたのです。
そんな雑巾を「掃印(そうじるし)」がデザインしたら、こんな形になりました。
すりきれたり、汚れてきたりしても、それを取り込んで愛着として感じられるようにと絵付けが施された雑巾。
本来ならばお古になった夜具やタオルを縫って作るものでしたが、物持ちがよくなったためか、使い古しの布自体が少なくなったように思います。そんなこの時勢に合わせて、それならば初めから徹底的に長持ちして、愛情を持って使い続けられるような雑巾をというのが、「掃印」の雑巾作りの根底にあるのでしょうか。
木綿100%でできた布地は、短めのパイルで目が詰まっており、吸水力は抜群。また使い始めからやっかいな「けば」がほとんどできず、滑らかに拭くことができそうです。
特筆すべきは二つ折りの真ん中だけが縫われている、ちょこっと変わった形にあります。乾きが早く、また折り返せば八面を使うことができるので、折りたたんで、ひっくり返して、きれいな面がなくなっちゃった…という思いをすることが少なくなるでしょう。
「掃印」の掃除道具たちは、普段使いの道具を身近に置きたい、置いて違和感のないデザインとなるように作られたモノたちです。けれども見た目ばかりに重きを置くのではなく、あくまで使うものとして生み出されいるため、一度手にすれば使い勝手や素材の良さを実感できると思います。そして掃除をもっと楽しく、充実した時間にしてくれそうです。
愛すべき見た目と心地よい使い心地を兼ね備えた、「掃印」の「絵付ぞうきん」。末永くご愛用下さい。
「掃印(そうじるし)」は、生活の中で隠されがちな掃除道具を身近に置ける仕組みや、身近に置ける良さを持つようにと、「そばに置いておきたくなる」をテーマにしてデザインされた掃除道具のブランドです。
昔から馴染みのある道具たちが、現代の住まい方に合う工夫を幾らか加えられることによって、いつも眺めていたくなる道具が生まれます。
「掃印」の商品をデザインした大治将典さんは、伝統的なモノや、古くから使われてきた素材を生かし、手を加えるのを最小限度にとどめた「生活が少しだけスムーズになる、ちょこっとだけ気を使っているもの」のデザインを心がけているのだそうです。
そして作ったのは天保元年創業の江戸箒の老舗「白木屋中村伝兵衛」。芸術作品のごとき「江戸箒」を、職人たちが生み出しています。「江戸箒は減りはしてもなくなることはないだろうね。」と、そんな愛情ある思いを込められたほうきは、日々の暮らしで使うために作られた美しさを持っているのです。
商品 | 価格(税込) | 在庫 | 個数 | |
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絵付ぞうきん
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¥880(税込) |
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