秋冬の揃えておきたいアイテムリストの1つに、ONEIL OF DUBLIN(オニールオブダブリン)のキルトスカートがリストアップされている人も多いのではないでしょうか。色やデザイン、丈の長さや組み合わせ、生地自体の見た目まで豊富で、どれを選ぶかによってその人の好みやセンスを感じられるような気もします。
実はONEIL OF DUBLINのキルトスカートは販売店舗によって生地の素材や色、着丈やベルトの大きさや色まで特注できるアイテム。定番配色を揃えているお店もありますが、それぞれお店ごとに色が出るのも面白いです。ZUTTOでは、大人が遊び心を持ってチャレンジできる配色、長さを重視してキルトスカートを作りました。キルトスカートには少し早めの8月ですが、ZUTTOで選び抜いた4色のキルトスカートを先行予約を承ります。まずは知れば知るほど魅力が増していくキルトスカートについてご紹介します。
ONEIL OF DUBLIN(オニールオブダブリン)とは、1850年代から、アイルランドの首都ダブリンにあるキルト製品の名門ファクトリーブランド。そのダブリンの中心部にある「テンプルバー」という地で、伝統的な製法に基づき丁寧に織り上げるキルト製品は、流行に左右されないクラシックな装いの大定番です。
もともと、アイルランドの民族衣装である【キルト】は男性が履くアイテム。タータンと呼ばれる格子柄の織物を用い、この織物を腰に巻いてベルトやピンで留めていました。キルトスカートの着用はスコットランドの高地地方(ハイランド)で発達した文化で、イングランドとの戦いにおけるアイデンティティーの象徴でもあったそうです。
オニールオブダブリンのスカートを選ばれる方には、まずチェックして欲しい点があります。「生地」「着丈」「色」は見た目に関わる点なのでまず最初に確認を。そして細かな点ですが「ベルトの色・サイズやベルト個数」「プリーツのデザイン」もお店によって異なり、価格にも反映されています。
生地について
ZUTTOでは、ウールポリ混、WORSTED WOOL、ツイードをご用意しており、今回予約会で登場したのは圧倒的一番人気のWORSTED WOOL、ツイードの2種類。
WORSTED WOOL:発色がよく、毛羽立ちにくい。秋の始まりから、春先まで使える生地。
【予約】 EASY KILT LONG (81cm)にはグリーン、ピンク、パープルの3色をご用意していますが、こちらにはWORSTED WOOL(梳毛糸)の生地を選びました。梳毛糸(そもうし)とは、高品質のウール糸から作られた生地のことを言い、イギリスのノーフォーク郡にある村、ウォーステッドに由来しています。さらっとしたウールのスーツなどにも使われているような、しゃんとした手触り。他のウール混の生地に比べて、圧倒的に色出しが鮮やかで、毛羽立ちが少なく、スカートの形まで美しく見えるのが特徴です。
Tweed:冬を楽しめるツイード生地。ツイードだが毛羽立ちが少ない上質なツイード
フワッと厚手で暖かいツイード生地は、真冬のニットスタイルにもよく似合い、少々重たさのある生地がゆらりと揺れる様子が素敵です。
【予約】 別注 TWEED KILT LONG (91cm) BLACK&CONOR PASS
オニールオブダブリンの高品質なツイード生地をたっぷり使った、別注コンビのキルトスカート。キルトスカートらしいトラッドさと今の気分のちょうどいい塩梅になるよう、正面はブラックのキルトで、ブラウンチェックとのコンビネーションにしました。単色チェックのキルトスカートは長年愛用しているというオニールファンの方にも、チェックのスカートは少し勇気が出ないという初心者の方にもおすすめできる、絶妙配色です。
動くとチェック柄がよく見えて、思わず目で追ってしまいます。
着丈は91cmで、身長161cmのスタッフが着るとこれくらい。真冬でも安心して履けて、底の厚いブーツや、革靴を合わせてもいいロング丈です。近年は大きめのニットがトレンドで、長め丈とも相性が◎。
正面から見てチェックが両端から見えるよう、生地幅を調整してもらいました。
ZUTTOでは有償で丈詰めも承っていますので、身長や体型のバランスを考えて丈を短くしたい方にもおすすめですし、時代や好みの変化、持ち物に合わせて丈を短くして長く愛用するのもいいかもしれません。
ロング丈のスカートだから、ウエストには太めのレザーベルトを2つ付けました。明るいベージュのレザーがワンポイントになって、ツイードキルトの重厚感を軽減。秋口は薄手のニットをウエストインしても。
【予約】 EASY KILT LONG (81cm) 3色
左:GRAIGUEHESHIA、右:REENASLOUGH
KILLOSCULLY
今回はブランドオリジナルの新色チェックから3型をチョイスしました。まずはデザインポイントのご紹介。
まず、ワンウェイプリーツを前面と背面両方に入れました。先程のコンビ(2柄使用する)デザインと違って、全体的に一色のチェックを使うこのキルトスカートは、合わせるお洋服によってはややのっぺりして見えてしまうこともあるのですが、プリーツが入ることでこれを回避。スカートのラインも美しく見えます。
大きめのチェック柄でもワンポイントになるよう、ウエストは太ベルトに。
着丈は81cmと少し長めですが、身長160cmくらいの方だと、足首は見える長さです。カットソーやシャツをインしたり、ニットと合わせたりしやすい長さ。鮮やかな色出しのおかげでコーディネートも楽しめますね。
色はグリーン、パープル、ピンクの3色。グリーンとパープルは年齢問わず合わせやすい色合いで、8サイズ・10サイズのサイズ展開。ピンクは少し冒険と思われるかもしれませんが、伝統的なキルトスカートがベースなので安心です。
Q. ウエストサイズを迷っています。
A. ZUTTOでご紹介しているのは8サイズと10サイズ。おおよそ8はボトムス【S〜Mサイズ】の方、10は【M〜Lサイズ】の方におすすめです。今回の予約会のスカートは、ウエストインしてもしなくてもすっきり穿いていただけるよう、ウエストゴムのない型を採用しています。(腰回りのシルエットがとても綺麗です)ベルトで調整はほとんど出来ませんので、普段Mを履く方でどちらかというとウエストインする方なら10サイズがおすすめです。このスカートはジャストサイズが美しく見えますので、困った方はカスタマーサポートまでご相談くださいね。
Q. トップスはどういうものが合うの?
A. ストン、とした巻きスカートなので、トップスはコンパクトなカットソーでまとめても良いですし、パーカーや冬の厚手のセーターにもよく似合います。ZUTTOでは肉厚セーターや薄手のカットソーと合わせてご紹介することが多いです。
Q. クリーニング、どうしてる?
A. キルトは、他のウールに比べて比較的毛玉が出来にくいですが、ブラッシングすることで、ニオイの原因となるホコリや汚れが取れ、型崩れ防止にもなりますので、クリーニングの回数もぐっと減ります。使うブラシは合成繊維のものではなく、生地を痛めない天然繊維のものを選んでくださいね。ベルトはレザーなので、クリーニング店に相談して頂くのが良いでしょう。
Q. プリーツが取れて使えなくなるのが不安です。
A. もちろん、プリーツは永久的なものではありませんが、ONEIL OF DUBLIN(オニールオブダブリン)のキルトスカートは使っていてすぐにプリーツが取れてしまうようなものではありません。履いた後は、必ずボトムスハンガーに掛けて、風通しの良い場所で保管してください。もしプリーツが取れてきてしまったら、当て布をしてご自宅でアイロンがけしてください。(当て布がないと、生地がテカテカしてしまいます。)また、クリーニング店でもプリーツを復活させることが出来ますので、最寄りのクリーニング店にご相談ください。
▼事前に必ず以下をご確認ください。
・お支払い方法は、【クレジットカード・アマゾンペイ・キャリア決済】のいずれかをお選びください。【代引き】をお選びの場合にはキャンセルとさせていただきますので、予めご了承ください。
・決済の都合上、発送前に決済確定を行う場合がございます。予めご了承くださいませ。
・今回の予約会のお品物は、他のアイテムとおまとめができません。お手数ですが、別でご注文いただきますようお願いいたします。また、配達日の指定はできません。
・在庫状況によってはキャンセルとさせていただく場合がございます。何卒ご了承くださいませ。
・世界情勢の影響で、入荷に遅延が発生する場合がございます。万が一発送が10月下旬以降になる場合、ご登録のメールアドレスへ発送についてご連絡を差し上げます。