かさばるカードの整理整頓に。中身がすっきりする財布の選び方・使い方

 

 

カード1枚でお出かけ出来る現代のお財布とは?

 

誰もが持っている必需品、お財布。クレジットカードや交通系ICカードで大半の支払いが済んでしまう現在、求められるお財布の形も時代とともに進化しています。

ずっとお気に入りだったのは長財布だけれど、中身がかさばるしコンパクトなお財布に変えたい、バッグや服のポケットにすっぽり収まる薄型の財布を探しているなど、気づけば理想的なお財布がコンパクトな薄型財布になっていたという方も多いのではないでしょうか。逆に、カード決済が主流になり、お札や小銭は減ったけれど、その分キャッシュカードやポイントカードがお財布の中心となり、カードの整理整頓に困っているという方もいるかもしれません。

どんなに見た目が好みでも、使い心地がライフスタイルにフィットしていないと、お財布は長く愛用するのが難しいもの。今回は、そんなカード決済を中心とした現代のお財布事情を考え、「カードの整理整頓」という視点で、薄型財布の選び方・使い方についてご紹介していきます。

 

 

 

 


 

カード中心のお財布、チェックリスト

 

まず、お財布の整理整頓の第一歩は今のお財布を客観的に見直すことから。

今お手持ちのお財布を思い浮かべて、

 

□通常の支払いはカード派

□クレジットカードを2枚以上持っている

□支払い現金のみとお店で言われるとドキッとする

□家族の保険証など、携帯必須のカードが常時3枚以上ある

□ここ数年財布を新調していない

□現金がいくら財布に入っているか、細かくは分からない

 

これらのチェックで「そうそう!」と思い当たるポイントがある方は、コンパクトな薄型財布に変えることで毎日が快適に変わる可能性大です。ほぼクレジットカードだけで支払っているからコンパクトなお財布で良いはずなのに、新調する機会を失ってずっと長財布を使っている。薄型のお財布に興味はあるけれど、中身をぐんと減らすのが心もとない。そんな不安を一気にすっきりと整理整頓するチャンスです。

お札を折らずに収納出来てカードやコインもたっぷり入って大容量というのは確かに長財布のメリットですが、支払い方法のスタンダードが変化すれば、理想的なお財布の形も変化するのが自然だといえます。

 

 

 

カードだけで決済できるはずなのに、なぜかお財布を小さくするのが心もとない。そう思う人の共通点は、お財布の中身が整理整頓できずにいること。次の「いらないものは入れない」ための3つのポイントを見直すだけで、お財布の中身はかなりすっきりしますよ。
 

 

 


その1:クレジットカードは厳選して、2枚持ちを目安に

世にたくさん溢れるクレジットカード。ポイントが溜まりやすい、定期的な会員割引があるなど、様々な特典のついたクレジットカードが存在しますが、一般的に効率良い使い方が出来るのは、「2枚持ち」だと言われています。スーパーやドラッグストアでの日々の買い物から、少々大きなショッピングまで出来る限りクレジットカードで支払うようにしているという人が増えていますが、だからといってクレジットカードを増やしすぎると、使用金額や支払い期日の管理が煩雑になりがちです。

例えば、クレジットカードを絞る時は、1枚のカードに交通系ICカード機能と航空会社のマイレージ機能など、2つ以上の付帯機能が付いているものを選ぶようにすれば、少ないカードでもより効率的な特典を得ることが出来ますね。そう考えると、カード2-3枚でもさほど不自由なく日々の支払いが賄えるはずです。

 

 

その2:不要なポイントカードがないか見直す

現在はポイントカードの互換性が高まっており、複数のお店で特定のポイントを貯めることが出来たり、スマートフォンアプリで会員特典を取得出来たりと、カードをたくさん持ち歩く必要は少なくなってきていると言えます。それでも、気づくといつの間にか増えているのがポイントカードの厄介なところ。新しいお店でポイントカードを勧められたら、本当に必要かどうか吟味するのが正解です。

 

 

その3:レシートは財布に戻さず、すぐに処分

ポイントカードと合わせて、お財布の中身を圧迫しがちなのがレシート。特にクレジットカード決済の場合はレシートとカードの利用控えを一緒に受け取る場合が多いため、どうしても紙が増えやすいのが悩みですよね。これは不要なレシートはすぐにお財布から取り出し、溜め込まないようにするのが一番。一度お財布に入れたら最後、なかなか取り出す機会がないままお財布を圧迫してしまう人は要注意です。

 

 

小銭を溜め込まない工夫を

 

また、クレジットカード決済を中心に生活している人にとって、厄介なのが小銭の管理。カード決済、ICカード決済が主流になっているとはいえ、まだまだ現金決済のみとしているお店は多く、現金を持ち歩く必要があるのも事実です。お札だけならお財布は身軽なままですが、いざ現金でお支払いをすると、お釣りが出来てしまいます。

どうしてもお釣りが小銭で出てしまう場合は、手持ちの小銭を見直してお釣りの枚数を減らせないか考えますよね。例えば、会計金額が670円だった時、1000円札1枚だけを出すとお釣りは330円。1,070円→400円、1,170円→500円、1,020円→350円という風に、持っている小銭の内容でお釣りの枚数も変わってきます。様々な出し方がありますが、使う機会の多い百円玉を増やし、お釣りでもらう機会の多い十円、一円を極力減らすように意識しておくと、自然と財布の中の小銭は減っていきますよ。

 

 

 

カードを整理するためのお財布たち

 

それでは、実際にコンパクトな薄型財布のラインナップを見ていきましょう。

 

ミニマリストのために作られた機能派財布

まず最初にご紹介するのは、オーストラリアで・メルボルンで生まれたbellroy(ベルロイ)。必要以上に財布がかさばるところを、仕切りをなくし、カードをまとめて収納する構造を採用しています。パッケージには、土に還る、もしくはリサイクル出来る素材のみを使うよう、心がけているのだとか。

革財布はたくさんのブランドが星の数ほどのラインナップを世に送り出していますが、「バッグや小物を広く展開するレザーブランドが、アイテムのひとつとして財布も作っている」というパターンが多く、一つのブランドの中で小さなお財布を比較検討して選ぶということは難しいのが現状です。そんな中でこのbellroy(ベルロイ)は、「財布を薄く、小さく」「移動をスマートに」といった発想からスタートしたブランドのため、同じブランドの中で自分の用途に合ったお財布を見つけやすいというメリットがあるのです。

 

 

 

Card Sleeveは、bellroy(ベルロイ)のアイテムの中で最薄タイプのカードケース。名刺入れとしても使える造りで、内側に折り畳んだ紙幣を収納すれば、簡易の財布としても活躍します。外側のポケットには、一番良く使うカードを入れて。メインの収納部にはプルタブが付いているので、カードやお札を簡単に取り出せます。クレジットカード1-2枚+交通系ICカードとお札数枚が基本の持ち物という方にはぴったりなお財布と言えます。

 

□メリット:

・とにかく薄くてコンパクト。

・プルタブが便利。

・外側両面に1枚ずつカードを差し込める。(簡易な造りに見えますが、するりと抜け落ちることは少ないです。)

・パンツのポケットにすっぽり収まる。

□デメリット:

・お札は畳まないと入らない。(お釣りでお札をたくさん貰うと少々手間です。)

・コインが収納出来ない。

 

 

 

 

 

もう少し収納スペースが多めのお財布が良いという方には、同じbellroy(ベルロイ)から、Note Sleeve walletを。お札とコインの収納の他、カードの収納には、よく使うものだけさっと取り出せるスロットと、普段は使わないカード収納に便利なプルタブ付きのポケットなど、充実した機能が満載です。 使い方を想定したスマートな造りのお財布なので、よく使うカードは取り出しやすい場所に、という風に無意識に整理整頓しやすいのがポイントです。

コンパクトな造りのお財布ではありますが、入れ方を工夫するとカードが10枚入るので、カード決済中心で、保険証やキャッシュカード、ポイントカードを含めるとカードの枚数がある程度かさむという方にぴったり。写真の通り、コインはお札を収納する場所の内部のポケットに入れるよう設計されていて、容量は小さめ。ここはスリムさを優先して収納力が小さめなので、小銭を溜めない工夫が必要になります。

 

□メリット:

・カード、お札、コインの収納スペースが確保されており整理整頓しやすい。

・カードの収納スペースがたくさん。

・収納力とコンパクトさのバランスが良い。

□デメリット:

・コインの収納スペースは小さめで、出し入れにコツがいる。

 

 

蛇腹式×マルチポケットで変化に対応するお財布

 

 

「自分のライフスタイルに合った財布を探す」ことは、「自分の財布の中身に合った財布を探す」ことと同じです。ところがこれは意外な盲点なのですが、財布の中身というのは一定ではなく、常に変化しています。例えばお釣りをたくさんもらって小銭が増えることもあれば、歯医者さんに通うようになって常備すべき診察券が増えるかもしれません。つまり、昨日まで自分にぴったりだったお財布が、明日からもずっと使いやすいお財布であるとは限らないのです。

その点でおすすめなのが、用途が限定されないマルチポケットが沢山ついたお財布。写真のWALLET WITH DIVIDERSは、サイズ感としては長財布と二つ折り財布のちょうど中間くらいで、収納力は欲しいけれど長財布だとかさばるという方にぴったり。内部は蛇腹式になっていて、マルチポケットが5つ、両端にカードポケットが2つずつという仕様。蓋のない蛇腹式のマルチポケットは、カードの他、たたんだお札やコインの収納など、用途に応じて使い方を変えることが出来るため、自然と整理整頓しやすくなります。

 

□メリット:

・用途を限定せずに使えるマルチポケット式。カードもたっぷり入る。

・カードポケットが見やすい。

・蛇腹式で、中身が見やすく取り出しやすい。

□デメリット:

・蛇腹式のため、使っている生地の量が多く、お財布自体の重量がある。

 

 

快適な使い心地のL字ファスナー財布

 

 

中身を整理整頓し、見やすく取り出しやすいといことを重視するとポケットや仕切りが増えるため、お財布それ自体がかさばり、重みが出やすくなります。その点、写真のようなL字ファスナー仕様だと、財布自体はコンパクトにし、仕切りを最小限にしても中身の出し入れがスムーズ。

ARTS&CRAFTS (アーツアンドクラフツ)のCOMPACT TWIN PURSEカードサイズは、メインポケットをL字ファスナーにすることでコンパクトながら口開きの良い、コンパクトなお財布。内側には仕切りを設けており、カード類とお札を分けて入れられます。前面のフラップポケットは小銭入れです。

 

□メリット:

・最小限の仕切りで、お札とカードを整理することが出来る。

・L字ファスナーで中身が見えやすい。

・小銭入れが外側なので会計がスムーズ。

□デメリット:

・蛇腹式と比較すると、どこに何を入れたか判別しにくい。

・お札は畳まないと入らない。

 

 

コインケース+カード1枚で足りるかも?

 

 

こうして見てみると、やはりいかにコインの収納スペースを限定するかが、お財布を薄くスリムにするための鍵になっているようです。そういった意味では、メインのお財布と小銭は分けて考えて、小銭入れを別に持つというのも一つの選択肢です。メインのお財布とコインケースを別に持つと、荷物が1つ増えることになるため、コインケースも出来るだけスペースを取らないよう工夫したいもの。少しでも身軽にするなら、マチのないフラットな見た目のコインケースはいかがでしょう。

写真は、APTO(アプト)のコインケース。底マチがなく、過剰に小銭が入らないようにはなっていますが、側面の片側にマチをつけて中の小銭を探し易い工夫を施しています。交通カードが一枚収納できる上、カードの出し入れし易いように、指で押し出す穴が付いるという配慮も。財布とコインケースを別に持つと、コインケースを家に置き忘れてしまうという方が意外と多いのですが、交通系ICカードや定期券を背面のカードポケットに入れるようにすれば、日々の愛用品として定着しそうですね。

ちなみに交通カード機能のついたクレジットカード1枚をメインに使っている方なら、カード1枚とコインという最小限の必需品だけ入れ、このコインケース一つで身軽にお出かけが出来てしまうかもしれません。カードが入るコインケースをメインのお財布にして思い切り身軽に出かけるというのも現代的ですね。

 

□メリット:

・フラットな設計でかさばらない。

・側面のマチで機動性に優れる。

・カード1枚も一緒に収納可能。

□デメリット:

・お札の収納場所がない。

 

 

 

もう少し収納力が欲しいという方には、同じAPTO(アプト)の3way インスタントウォレットもおすすめです。 使う人によって自由に組み合わせることが出来るお財布で、取り外し可能な2つのユニットと3つ目のベースユニットで構成されるAPTO(アプト)の代表的なお財布です。 

①お札が入るベースユニット②カードケース③コインケース、という3つのユニットを組み合わせて使うユニークな作りで、お財布の中身が増えたり減ったりした時に、中身のボリュームに応じて使い方を工夫することが出来るのが大きな魅力。2つのユニットを納めて使うのも良し、それぞれのユニットを単独で使用し、シンプルなお札とカード入れとして活用するなど、使い方はその人次第です。

 

 

□メリット:

・組み合わせて使うユニット式のため、使い方が自由

・それぞれのユニットを外して単体で使うことも出来る。

・お札の収納スペースが確保されている。

□デメリット:

・コンパクトな設計だが、一体型の財布と比較すると

革の使用面積が広くなるため、すべて組み合わせて使うと厚みが出やすい。

 

女性向けのコンパクト財布を探す

 


「コンパクトなお財布」という目線でお財布をセレクトすると、不思議と男性的なデザインのものが多くなります。そのため、見た目やカラーバリエーションが女性らしく、なおかつ「コンパクト×機能的」というお財布を探すのは意外と難しいよう。

そこでおすすめなのが、東京発のレザーバッグブランドREN(レン)が手がける「SOLUM(ソラム)」シリーズのお財布。外側にコインスペースがついた2つ折りタイプのお財布。ポケット数は最小限の機能を備えたシンプルなデザインで、カードスロットは8枚分、札入れスペースは2つ、その他カードが収納できるスペースが2つ備わり、コンパクトながらも使い勝手の良い財布です。コインポケットが外側にあるため、コインが増えても財布が膨らんで開いてしまうことが無く、スマートに持ち歩けます。コンパクトなショルダーバッグや、洋服のポケットにも収まる小ささも魅力の1つです。

 

□メリット:

・カード、お札、小銭のスペースが充実。

・外側にコインケースが付いているので会計がスムーズ。

・女性の小ぶりなバッグにも入れやすいサイズ感。

□デメリット:

・ポケットが多いためお財布本体に重量がある。

 

 

薄型財布を愛用するためのお手入れ

 

 

お気に入りのお財布が見つかったら、早速カードを収納し、快適なお財布ライフのスタートです。先述のように、お財布の中身はライフスタイルに合わせてどんどん変化していくもの。カードやコインの数、常備すべきカードの種類は変わっていくものですが、せっかく手に入れたお財布ですので出来るだけ長く愛用したいですよね。

 

 

 

定期的に中身を全部出してみる

特に、内部に仕切りが少ないL字ファスナータイプやマルチポケット式のお財布は、カード数枚を重ねて収納する仕様のため、定期的に中身を見直す必要があります。

余計なカード、レシートが入ったままになると中身が膨れて不恰好なだけでなく、取り出したいカードがどこにあるか分かりづらく、会計時のストレスが増えてしまいます。また、革製のお財布では内容量が多いまま使っていると革が過剰に伸びてしまったり、中身を入れた状態のアタリ皺が定着してしまったりと、お財布そのものにとっても良くありません。作ったは良いけれどなかなか使う機会のないポイントカード、数ヶ月前のレシートが重なって入っていたら、定期的に取り出して整理しましょう。

 

 

金具や縫い目の劣化にご用心

また、今回ご紹介してきたお財布たちのように、レザーを素材としたお財布なら、素材そのものが丈夫なのでお財布本体が壊れてしまい使えなくなるということは稀です。お財布が経年劣化・破損によって使えなくなるとすれば、可能性が高いのはファスナーやホックの破損か、縫製箇所のホツレです。中身が膨れてパンパンな状態ですと、金具部分に思わぬ破損が生じたり、縫製の劣化を早めたりする原因となります。お財布を長く愛用するためにも、適正な量を保つことが大切なのですね。

 

カード決済を中心とした現代に合わせた「中身がすっきりする薄型財布の選び方・使い方」のよみもの、いかがだったでしょうか。常に中身が変化するからこそ、難しいのがお財布事情。必需品だからこそ、じっくり選び、定期的に中身の見直しをすることがお財布をすっきりと整理整頓し、愛用するためのコツなのかもしれません。

 


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投稿者: 斎藤 日時: 2018年01月18日 11:00 | permalink

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