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ヒールが苦手な方にこそ。美しく立ち快適に歩く、チャンキーヒールとウェッジソール


カジュアルなスニーカー、可愛らしいフラットシューズ、素材やカラフルな色合いから季節を先取り出来るサンダル。靴の選び方でコーディネート全体の印象は大きく変わりますが、「歩きやすさ」「快適さ」も靴を選ぶ上で重要なポイント。すると、選択肢からつい外れてしまいがちなのが、ヒールの高いパンプスやサンダルです。


そんな中、普段ハイヒールを選ばない方にこそおすすめしたいのが、クラシカルな可愛らしさのあるチャンキーヒールと、カジュアルでありながら脚を美しく見せてくれるウェッジソール。ヒールの固定概念を払拭する「歩きやすさ」、さらには履いた人をより美しく見せてくれる理由に迫ります。


そもそもチャンキーヒール、ウェッジソールとは?

【ウェッジソール】


涼しげな印象を与えるジュート麻のソールが特徴的な、gaimo(ガイモ)のウェッジソール。履いてみると、ヒールの高さを感じさせない履き心地に驚きます。「ウェッジソール」という名前の由来はソールの形から。つま先と踵(かかと)の間をなだらかにつないだ形が、楔(くさび)に似ていることから名付けられました。第二次世界大戦中にコルクなどを材料にして作ったものが、そもそもの始まりとされています。


 

(左)CHARLOTTE サンダル BLACK、(右)CHARLOTTE サンダル CAMEL


こちらは履き心地の良さからファンの多い、dansko(ダンスコ)の「CHARLOTTE サンダル」。柔らかなレザーライニング(裏張り)と足裏の曲線に沿うコルク、 EVAミッドソール、クッション性の高いフットベッドは、歩行時の衝撃を吸収し、快適な履き心地。ウェッジソールは脚を長く見せる効果を持ちながら、重心を足裏全体に分散することが出来るので、歩きやすい上に疲れにくいのも特徴です。

 


【チャンキーヒール】

 


ヒール靴としてのフォルムの美しさはそのままに、安定感のある履き心地が嬉しい「チャンキーヒール」。その名前も、ヒールの形に由来しています。チャンキーは「ずんぐりした」という意味で、ヒール径がある程度太いパンプスを指します。チャンキーヒールが誕生した時代については諸説ありますが、あえてデザインされはじめたのはここ最近で、2000年代になってからだそう。


 

梨地の細かなシボ感で光沢が強いNEROと、スエード素材ならではの温かみが感じられるVELVET MORNING


靴の本場とも言えるイタリアから届いたDIVINA(ディヴィナ)のチャンキーヒール。元々軍用の木型をモチーフに、女性らしいデザインに落とし込んでいます。美しい女性らしい装いにも、マニッシュにも、ベーシックに長く履ける一足です。

 


それぞれのメリットを知る


ウェッジソールとチャンキーヒール、二つの共通項である「歩きやすさ」以外にもそれぞれ、おすすめしたいポイントがあるのです。


【ウェッジソール】

・足裏全体をしっかりとサポートするソール

 

足裏全体をソールが支えつつ、足裏に沿ったなだらかなソールの形状は土踏まずの部分までサポート。この作りによって、履いてみると足全体が包まれ、靴がぴったりとついてくるような感覚が生まれます。ヒール靴ときいて思い浮かべる履き心地とは異なり、安心感のある履き心地です。

 

また、ウェッジソールの中でもgaimo(ガイモ)のように踵だけでなく爪先にもボリュームがある「プラットフォーム」タイプも、ヒールの高さを感じさせない理由。ソールの形状は歩き心地に大きく関係しているのですね。


・重心が爪先に集中せず、疲れにくい

帰宅して靴を脱いだ時、足のどっとした疲れに驚くことはないでしょうか。ヒール靴を履いていると爪先に重心が集中し、足が疲れやすくなってしまいますが、ウェッジソールの場合は重心が足裏全体に分散されるため、一部に負担が集中することはありません。


・体全体が安定。美しい立ち姿に

ウェッジソールはたとえヒールが高くても、足裏全体で体重を支えるため、体全体の重心が安定します。そのため、歩きやすさはもちろん履いた人の立ち姿も美しく見せてくれます。



CHARLOTTE サンダルは足首をしっかりと固定させる作りで、安定感は抜群

サンダル:CHARLOTTE サンダル BLACK、バッグ:テールショルダーバッグ(PINK BEIGE)



脱ぎ履きしやすいミュールタイプも、フットベッドが足に馴染みます

サンダル:クロスベルトエスパドリーユミュール BLACK、トップス:【別注】ワッフルモックネックショートスリーブ(H/GRAY)、スカーフ:MANTERO シルクスカーフ (90×90)(4 CORALRED)


ハイヒールに慣れていないと、自分の重心をコントロールするのも難しいもの。そんな中、ソールが安定したウェッジソールなら、接地面積が広く着地がぐらつかないため、歩きやすいのです。

 

 

【チャンキーヒール】

・踵部分の安定感から、歩きやすい

パンプス:チャンキーヒール NERO、パンツ:ガウチョパンツ、バッグ:【別注】帆布バッグ SCCF 008 BLACK/MILK


重心を分散することができるウェッジソールと比べ、チャンキーヒールは重心のかかる位置がわかりやすいことが特徴。踵が太く、安定しているのでヒール靴でありながらも歩きやすいのです。ソールと歩幅を少し狭める感覚で、つま先と踵をほぼ同時に着地するイメージで歩くと、ぐらつきにくく、ヒールへのダメージも足や足首の疲れも軽減出来ます。


・対比効果で足首がほっそりと見える

パンプス:チャンキーヒール VELVET MORNING、トップス:ELENI ノースリーブシャツ、スカート:LIBBY ジャージースカート(BLACK MELANGE)、バングル:ラージ バングル/318(COFFE CREAM)、帽子:近日発売予定


ヒールに太さがあるチャンキーヒールは、対比によって足首をほっそりと見せてくれる効果も。スカートや、ロールアップしたパンツスタイルで足首を見せることで、女性らしさを感じられるコーディネートが完成します。


・靴自体の重みが抑えられる

チャンキーヒールはウェッジソールと比較すると、ソール部分のボリュームがない分、靴自体が軽いのも特徴です。実際に測ってみると、片足の重量は下記の通り。
・チャンキーヒール/ DIVINA(ディヴィナ):約250g
・ターバンデザインエスパドリーユサンダル/gaimo(ガイモ):約297g


ただ、軽量であることが必ずしも歩きやすいということではなく、あくまで好みの問題ですが、少しでも足に重みをかけたくないという方はこういった目線で選んでみても良いかもしれません。

 


どっちを選ぶ?履き比べてみました

ソールの違いによる履き心地は、具体的にどんなところに差が生まれるのか、実際に履き比べて検証してみました。

履いたのは、チャンキーヒール VELVET MORNING(37.5)ターバンデザインエスパドリーユサンダル SV(37) 

 

・着用スタッフサイズ:23.5cm
・スニーカーサイズ:24cm〜24.5cm
・甲高は標準、幅はやや広め。


立った時、歩いた時の感覚は?

【ウェッジソール】
ヒール靴を履いている感覚はあまりなく、フットベッドは足にぴったりと添い、馴染む。
歩いていると靴が自然とついてくるような感覚で、重さを踏まえた上で履いてみても、チャンキーヒールよりも軽いとまで感じるほど。

 

【チャンキーヒール】
ヒール靴を履いている感覚はあるものの、ぐらぐらすることはなく安定感がある。
ヒールを履き慣れていなくても、自然に歩くことが出来、しっかりした履き心地。

 


ピンヒールと比べたら?


ピンヒールと比べると、身体の重心のとり方がどちらも異なります

(左)チャンキーヒール NERO、(右)CHARLOTTE サンダル BLACK


【ウェッジソール】
足裏全体に重心が分散していることで、高いヒールでも安定感があり、踵だけに負担がかからない。


【チャンキーヒール】
踵にヒールを感じるものの、しっかりとした太さがあるので安定感もあり歩きやすい。


お好みにはなりますが、ヒールが苦手だけれど挑戦してみたいという方は【ウェッジソール】、元々ヒールにそこまで抵抗がない方は【チャンキーヒール】という選び方でも良さそうですね。


ヒール、というだけで敬遠していた方におすすめしたいウェッジソールとチャンキーヒール。足元に新しいレパートリーを増やすことで、いつも見ている景色が少しだけ変わって見えるかもしれません。是非お好みのタイプをお選びください。

 

▼gaimo(ガイモ)


シンプルなデザインとナチュラルな素材が人気のgaimo(ガイモ)。職人達によるハンドメイドのエスパドリーユは、品質の高さと履き心地の良さに定評もあり、手仕事による温かみのあるデザインが世界中で愛され続けています。


▼dansko(ダンスコ)


後のブランド創設者が、ある日出会ったクロッグスの履き心地の良さに惚れ込んだことから、自らも「快適な靴づくり」を追求し、1990年に立ち上げたアメリカ生まれのdansko(ダンスコ)。足や腰への負担を減らす作りとなっていて、立ち仕事をする方にも選ばれるという快適さが特徴です。


▼DIVINA 

1975年の創業以来、ヴェニスの靴職人伝統技法に則り、美しさ・履き心地にこだわったイタリアメイドの靴を作り続けるDIVINA(ディヴィナ)。良い靴、履き心地の良い靴に不可欠な木型を1000以上も持ち、その数が歴史の深さを証明しています。

 

投稿者: 武田 日時: 2018年05月20日 11:00 | permalink

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