ずっと使いたいモノ、置いてます。

手仕事を感じる美しい網目

規則的な網目が美しく、職人さんの手仕事の質の高さを実感する公長齋小菅(こうちょうさいこすが)のトレー。同じ網目でも、ざるやかごになるとその形や機能にも目が行きがちですが、こうしてトレーに使われていることで、その網目の美しさをより堪能していただけます。

お祝いの贈り物にも

竹ひごを矢羽根模様に網代編みした網代トレイ。網代とは細く薄く加工した竹や木を使い、縦と横を交互に編んで作られる物のことで、平面的なものからかごのような立体的なものまで作り出すことができます。今回の網代トレイでは同じ太さの竹ひごを使っていますが、使う素材の太さを変えたり隙間を作って編み込んだりすることで、色々な模様を作り出すことができるのです。

網代トレイは、来客時にお茶を出す際のお盆として、夜食や朝食など軽めの一人分の食事を乗せるトレーとして、と生活の中で出番の多いサイズ感。柔らかな曲線が手に馴染む瓢箪のような形をしており、網目が織りなす幾何学的な模様と、柔らかな形の組み合わせが新鮮で、正方形や円形などのトレーとは違い、ものを置いた時により素敵に見える形で食卓に華を添えてくれる存在です。また、仕上げにはウレタン塗装が施されているので、水にも強く、気兼ねなく使えるのも嬉しいポイント。縁起の良い形なので、結婚祝いや引っ越し祝いなどお祝いの贈り物にもおすすめです。

竹はエコ素材

竹という素材は古くから日本人と暮らし、密接な関わりを持ってきました。箸や籠など、様々な形に変わり人々の暮らしに溶け込んでいます。
竹は一晩で1mも伸びる程の成長力があり、健康を象徴するものとされています。4～5年で製品に使用出来るほどまでに素材がしっかりとし、農薬も使わないので環境に優しく、木の代替品として利用されるなどエコ素材として注目されています。

公長齋小菅(こうちょうさいこすが)は、1898年に東京日本橋で創業しました。竹が昔から生活と文化に深く関わってきた意味をよく理解し、暮らしを豊かにする竹製品を生み出すこと。21世紀に相応しい暮らしの道具として、竹製品を作り続けています。またその製品は宮内庁御用達で、世界の博覧会でも多数受賞をしています。

時代が変わっていくと共に、人々に求められるものも変わりますが、時代を越えても変わらない価値観や、感性などを忘れる事なく、ものづくりに取り組んでいる公長齋小菅（こうちょうさいこすが）の製品は、大事に使っていきたいと思うそんな魅力があります。