ずっと使いたいモノ、置いてます。

多くの人に似合うシルエット

Stevenson Overall Co.（スティーブンソン オーバーオール カンパニー ）のデニムパンツJackson 320は、履く人に静かな自信を与えてくれるような1本。スリムテーパードタイプの設計で、履いた時、体のラインを美しく見せるようにデザインされています。ヴィンテージデニムの奥深いディテールをさらに掘り下げ、熟練の職人が持つ技術を集約させ作り上げたデニムは、1本あるだけでお洒落の幅がぐっとアップするアイテム。

唯一無二のデニムパンツ

特にカスタムしたミシンを7/32ゲージに設定した5.6mm幅の巻き縫いと3/16ゲージに設定した4mm幅の本縫いでデザインされるステッチワークはこのデニムラインを象徴するオリジナルのデザインとなります。ヴィンテージを超える堅牢な仕様でありながら、繊細で綺麗なルックスとなる野生と知性を持ち合わせた唯一無二のデニムになります。丁寧な設計、縫製の工夫は随所に見られ、効率化を重視したプロダクトには成しえない、数々のこだわりが存在します。

【デニムパンツJackson 320のこだわり】
・ポケット口の補強となる見返しを表側のステッチデザインと同型に模った手の込んだ仕様
・バックポケットにはバータックの他にダブルステッチをV字に返すオリジナルデザインの補強
・ベルトループは逆三角形型のループを帯に挿み込み3点留での補強
・内側の縫い代部分を、オーバーロックを使用せずに巻き縫いによる丁寧な始末
・ポケットスレキに別生地を使用した第二次大戦時のディテールをオマージュ
・細幅に設定したミシンによる秀麗な2本針縫製
・手書きのグラフィックを刻印したレザーパッチ

生地には14オンスのオリジナルセルヴィッチデニムを使用。米綿の超長綿を使用したサラリとしたドライタッチで重厚感のある生地となります。シャトル織機でゆっくりと丁寧に織り上げることで糸質、生地の風合いがヴィンテージ感のある素材に仕上がっているのが特徴です。

古くて新しいものづくり

Zip Stevensonと多賀谷強守両氏が運命と言える一つの出会いからはじまったStevenson Overall Co.（スティーブンソン オーバーオール カンパニー ）。1930年代にアメリカ・インディアナ州に良質なワークウェアを生産していた小さな工場がありました。世界恐慌の煽りを受け閉鎖したこの工場のモノ作りに対するこだわりと存在を知り、この工場の名前とジップのラストネームが同名であったことから「STEVENSON OVERALL CO.」として新たに2005年にスタート。

製作するアイテムは現在では忘れ去られたデザインやディテールワークなど、ヴィンテージクロージングから多くインスピレーションを受けています。古くて新しい、モダンでありながら普遍的」という相反する要素を併せ持った現代の衣服として再構築。旧きよき時代のモノづくりの敬意やその素晴らしさの継承が根底にあり、元々ヴィンテージディーラだったZIP氏ならではのアメリカの歴史に対する愛情がこのブランドに込めらています。

ZIP氏曰く、「ライフワークとなるアイテムはいつも、直線では表せない手の質感が必ず存在する。
これまで様々なモノを触ってきた経験から《ハンドメイド》というスパイスを加える事により、その商品に魂が宿ると考えています。」