ずっと使いたいモノ、置いてます。

どこか懐かしい、ほうろう道具箱

真っ白な姿が私たちをはっとさせる存在感を放つ、ほうろう。清潔感があり、見た目も美しいほうろうは、暮らしのあらゆる場面で役に立ってくれます。野田琺瑯（のだほうろう）の道具箱は、様々な使い方が出来る便利な収納道具です。

何を仕舞おう？

シンプルでありながら丁寧に作られたフォルムが美しい道具箱。ところどころ角ばった形や長方形にふたが付いた姿にはどこか見覚えのある方もいるのでは。それもそのはず、実際に医療現場で消毒器として使われていた道具箱と同じ形になっているのです。衛生的なほうろうだからこそのストーリーですね。

ふたを開ければ、やや深さの付いた真っ白なスペースが現れます。十分な深さと奥行きがあるので、小物を収納するのに最適。たとえばキッチンではお気に入りのクロスを敷いて、カトラリーや食器の収納にしたり、根菜などの食材収納に。ワークスペースでは筆記具、リビングでは大切な鍵や印鑑の収納に。お裁縫道具やアクセサリーの収納場所として選ぶのもおすすめ。とことんシンプルな作りだからこそ、何を入れても違和感なく暮らしに馴染んでくれるのがこの道具箱の良さです。

お手入れも丸洗いが出来るので簡単。使い方次第でいかようにも役立つので、新生活を始める方へのプレゼントとしてもおすすめです。

温かみのある、ほうろうのある暮らし

「ほうろう」製品を持っている方は、たくさんいらっしゃると思いますが「ほうろう」がどんなものかご存知でしょうか。 ほうろうとは、金属の表面にガラス質の膜をかけて高温で焼き付けたものです。 錆びにくく、壊れにくい。 美しく衛生的なガラスと鉄の強さを引き出したほうろうは、キッチン用品に最適でした。

残念ながら、手間と時間のかかる手作りのほうろう製品は、少しずつステンレスやプラスチックなどの扱いやすい新しい素材に活躍の場を譲っていきましたが、素朴で温かみのあるほうろうは、根強いファンに支えられて、もう一度陽の目を見ようとしています。 その理由は、大切に扱えば10年、20年と長く使えること。酸や塩分にも強く環境ホルモンや有害物質を出すことがない人にも地球にも優しい点です。

それだけでなく、ガラス質なので雑菌の繁殖を防ぎ、食材の持ちが良くなります。 臭いの強い食材を保存しても、容器に臭い移りがないのも特長です。 今では、数少なくなった国内のほうろうメーカーの野田琺瑯（のだほうろう）で、一つ一つ手作りで地球に優しいほうろうが作られています。