ずっと使いたいモノ、置いてます。

美しいテーパードシルエット

ボトムスを追求するブランドHELKA（ヘルカ）。形もベーシックな3パターンのみというこだわりのブランド。
自分に似合う、求めるシルエット、履き心地や雰囲気の1本を見つけられるパンツ専門ブランドです。

TROUSERS01は、美しいテーパードシルエットの基本の1本。スニーカーに合わせてもすっきりと見えるパンツです。HELKA（ヘルカ）の中で、最も細身のパターンですが、股上はやや深めで、ワタリも広めに取ることで窮屈になりません。ワークウェアでは最も代表的な縫製仕様である5ポケット同様の仕様にしていますが、センタープレスが入り、スニーカーに合わせても美しいテーパードシルエットで上品な雰囲気のトラウザーです。
デザイン的に野暮ったくなりがちなリベット（デニムのポケットによくある金具）を全て閂止め（かんぬきどめ）にすることで、強度を保ちながらも全体的にミニマルな佇まいにしています。岡山=デニムだけというイメージを払拭するような、あえてツイル素材のみの展開にしているところにも強い思いが感じられます。

ツイル素材は、60年代～70年代の古着によくみられる（通称スタプレ）に使用されてた生地からサンプリングし、リプロダクトしたものを使用しています。レトロな風合いと上品な光沢感のスタプレ素材は、アイロンがけ不要のイージーケアなところが魅力です。ボタンには全て本水牛のボタンを使用し、細やかな部分まで上質さを宿らせました。

ユニセックスで履けるパンツの形は、メンズライクなおしゃれをする女性にぴったりで、XSサイズ、Sサイズをご用意しました。普段S〜Mサイズを選ぶ女性にはXSサイズ、M〜Lサイズサイズを選ぶ女性にはSサイズがおすすめです。
一年中使いたくなるベーシックなトラウザーは、スウェットやTシャツ、シャツと合わせてメンズライクに着こなしても良いですし、大きめのシャツやニットをフェミニンに着てボトムスとのイメージのコントラストを出すのも素敵です。

「ベーシック」にこだわった珠玉のトラウザー

デニムの産地・岡山から届いたHELKA（ヘルカ）のトラウザーは、ベーシックなデザインに、ものづくりの真髄が詰まった1本。「長く愛用したからこそ気付ける品質や価値」をコンセプトとして誕生したブランドHELKA（ヘルカ）。古くからボトムづくりが盛んな岡山は、作業着から制服までを縫製する技術を持ち栄えてきました。制服づくりの生産では、手間のかかる手作業が多く、特殊な機材が多くあります。その技術を活かし、長年愛用して頂けるこだわりたっぷりのボトムを作っているのがHELKA（ヘルカ）です。

職人気質

岡山県備後地域はもともと縫製産業が盛んな町。かつては縫製工場や染色場を始め、生地や付属品を専門に取り扱う会社など、繊維に関わる様々な工場や企業が存在していました。90年代以降は生産の中心が海外に移行したり、人材不足に陥ったりなどの理由から衰退の一途をたどりましたが、海外からの評価は今でも高く、産地としてブランド化しています。

HELKA（ヘルカ）は、岡山のものづくりを活かした、ベーシックでいてかっこいいものを作りたいとスタートしました。岡山県は制服や作業服の製造工場が多く、デニムを含め、それぞれ異なる経緯で生まれた工業製品を岡山の生産技術を取り入れています。仕事や通学で毎日使用することを目的に縫製を続けているので、手間のかかる手作業も確かな技術と機械を使い、丁寧な製品づくりを行なっています。

現代のモノの価値は、大量生産されたモノが悪で、1点1点手作りで作られた作品が正義といった極論で全てを評価されがちです。しかし、ヨーロッパやアメリカのミッドセンチュリー期に作られたアノニマスな工業製品や家具がアートピースとして高く評価されているように、ユニフォームや作業着のように大量に生産されたものであっても時代や見立てを変えるとファッションになりえるのではないかという着想からHELKA（ヘルカ）は生まれました。