ずっと使いたいモノ、置いてます。

定番の形もリネン素材で

現在もフランスで1つ1つ手作りされているTAMPICO（タンピコ）バッグ。カジュアルになりがちなキャンバスやリネン生地のバッグですがTAMPICO（タンピコ）が作ると、長く愛用できる大人が持ちたい上質なバッグに仕上がります。新たに仲間入りしたLINENシリーズは、TAMPICO（タンピコ）定番のキャンバス素材の代わりにリネン素材を使った、きれい目になりすぎないナチュラルな雰囲気が魅力です。

お仕事にも使える形と大きさ

細番手の生地目が細かいリネン生地とレザーのパイピングの組み合わせが、アンティークのような上質な雰囲気を演出しているZANZIBAR XS BAG LINEN。リネン生地にはストーンウォッシュ加工が施されており、使い始めから自然な風合いです。

ZANZIBAR XS BAG LINENは、上に向かって広がるバスケットのような形。そのしっかりとした雰囲気の見た目とは対照的に、持ってみると軽く、レザーのハンドルは柔らかいと感じます。それは、生地には軽くて丈夫なリネン生地を使用し、レザーハンドルには使い始めから持ちやすいよう、柔らかく手に馴染むように加工がされているからのこと。これは、長年レザーを扱ってきた工場だからこそ出来る使う人を考えた配慮のある工夫と感じます。そして、アクセントになっているステッチや、落ち着いた色の金属パーツなど細部にまでこだわったデザインは社長でもあるNicoleによるもので、フランスらしい華やかさと気品が感じられるTAMPICO（タンピコ）のデザインは世界中で愛されています。

見た目だけでなく、使い勝手の良さもきちんと考えられているのがTAMPICO（タンピコ）のバッグ。底面が楕円形なので安定感があり、生地に張りがあるので置いたときにクタッとせず形を保ってくれます。バッグの内側の見えない部分にもしっかりパイピングを施された丁寧な作りも嬉しいですね。カラーは、リネンのナチュラル感がありながらも上品に見えるフランスブランドらしい3色をご用意いたしました。どれもブラックのレザー使いが全体をきりりと引き締めています。カジュアルにもきちんとした装いにもどちらにも合わせやすく、季節を問わずお使いいただけるバッグはひとつ持っていると重宝します。リネンは使うほどに柔らかく自分だけの雰囲気に育つ素材、経年変化を楽しみながら愛用ください。

生活に溶け込むアイテムを

J.MARTIN TREPOINTES社のバッグブランドとして誕生したTAMPICO（タンピコ）。J.MARTIN TREPOINTES社は1928年に、フランスのボルドー郊外にある革製品の産地として知られる小さな町、ムシダンで設立されました。設立当初から、高級革靴のウェルト（底革部品）やレザー、ラバー、クレープのソールといった資材を生産し、高く評価されていたメーカーで、その中でも特に靴のウェルト生産の技術は非常に高く、ヨ－ロッパの高級靴ブランドに資材を供給していました。

その革製品の高い技術力を持ったJ.MARTIN TREPOINTES社の社長である、Mrs. Nicole Martinが1992年に立ち上げたバッグと生活雑貨のブランドがTAMPICO（タンピコ）です。TAMPICOとは材料である革「TAM」とジグザグを表す「PICO」を合わせており、革製品を縫製する工程を想像させるブランド名ですね。長年の経験によって培われた、「素材の良さ」、「丈夫さ」、「ディティールのすばらしさ」はそのままに、特別な日に使うものではなく、日常使いすることで生活に溶け込む、上質なアイテムを作っています。ブランド誕生当初から、1点1点職人の手によって丁寧に作られており、20年以上たった今でもそれは変わらず続いています。現在ではフランスでもこのようなブランドは貴重な存在になってきています。