英国生まれのワークウエア、Universal Worksのものづくり

1960年頃にデニムパンツが日本で輸入され始め、本格的に市民権を得始めてから

もう半世紀が経とうとしています。

若者の象徴であったデニムパンツも、数々の変遷を経て

全ての世代に愛されるスタンダードとなったことは周知の事実です。

日本では時代とともに機能性を追求し、大衆性を増してきた

デニムパンツですが、その長い歴史を敬い、現代的に昇華させることに成功したブランドが、イギリスにありました。

 

Universal Works(ユニバーサルワークス)は、2008年に

David Keyteによって立ち上げられたワークウエアブランド。

ブランドを立ち上げるまでにPaul Smith(ポールスミス)や

MAHARISHI(マハリシ)を始めとするファッション業界での経験や知識を蓄え、

多くの人にとって実用的で手に取りやすい、けれども決して大衆向けに昇華せずに

良質なウエアを提案したいとの思いからブランドは始まります。

ブランドの根底にあるのは彼が過ごした1970年代のイギリス中部の故郷であり、

またその地方の田舎町でベーカリーを営む父親のワークウエアや週末のドレスアップスタイルであると言います。

1980年代にサブカルチャーとして影響を受けたスポーツや音楽、

そして自身のファッション業界での経験の融合により、現代なコレクションを展開しているブランドです。

 

 

Universal Works(ユニバーサルワークス)の工場があるのは、

イギリス中部、レスター。

古代ローマ時代に建てられた、イングランドでも歴史のある都市です。

ここはデニム専業の縫製工場で、経験豊富な技術者が一枚一枚を、4人で生産をしていると言います。

熟練の職人により丁寧に仕上げられたデニムパンツ。

古き良きメイドインイングランドを感じることが出来ます。

 

ヨーロッパではほとんど現存していない、古い織機を用いて作られた

ポルトガル製のセルビッジ付きデニム13OZを採用しています。

アメリカや日本の、ヴィンテージを元にした生地とは違い、

上品で洗練された雰囲気を持っています。

 

デニムといえば自分だけの色落ちも楽しみですが、

ヴィンテージを元にしていないので、縦に色が落ちていかず、

全体的に上品に色が抜けていきます。

 

実際に2年ほど履き込んだジーンズがこちらです。

画像は【スリムフィットジーンズ 10D02 Indigo】です。

生地は更に柔らかくなっており、足に吸い付くような履き心地です。

 

色の抜け具合は非常にゆっくりなので、その上品さを長く保ったまま

履き続けることが出来るのも魅力ですね。

 

デニムパンツをこよなく愛してきた大人にこそ、

おすすめしたいUniversal Worksのお洋服たち。

実際に見てみましょう。

 

・WORKSHOP DENIMシリーズ

イギリスのクラシックスタイルを現代的にアップデートした

Universal Worksだからこそ提案できる

綺麗に履けて、デイリーに使えるデニムシリーズです。

 

 

デニムパンツというと、背面にブランドロゴなどが書かれた

パッチがあるものが多いですが、Universal Worksはあえて

パッチを付けないゴーストパッチ(画像右上)を取り入れています。

ボタン一つを取って見てもロゴのないシンプルなデザインですし、

デニムパンツの補強に使われるカジュアルなイメージのリペットも

最小限に抑えているので、テイストも幅広く、

綺麗にまとめた着こなしもできる使いやすいデザインです。

 

【スリムフィットジーンズ 10D02】

左:スリムフィットジーンズ 10D02 Indigo

右:スリムフィットジーンズ 10D02 Ecru denim

 

この型の特徴は、何よりも柔らかな生地感とシルエットにあります。

Indigoのカラーはどんな季節にも合わせやすい濃紺のデニムと、

金茶の綿糸で統一したステッチの合わさったすっきりとした出で立ちです。

モデル身長:158cm 着用サイズ:28

 

Ecru denimは、ワークウエアの生地感ながら上品に着こなす事の出来るお色味。

爽やかに着こなしたいハンサムさです。

※男性モデル身長:180cm 着用サイズ:32

 

大体のサイズ感の目安は女性なら28、29、男性なら30、32サイズ。

シルエットやサイズ感に不安がある方は

ご自分のパンツのサイズを調べて比べてみてくださいね。

 

【スリムフィットジーンズ 12D02】

この型の特徴はスリムフィットジーンズ 10D02に比べて

少々腰回りが細身であること。

大体の目安として女性なら28〜30、男性なら30、32のサイズで

選んで頂くのが良さそうです。

霜降りで肉厚な生地感ながらも、その見た目とは裏腹に

柔らかな履き心地です。

※モデル身長:158cm 着用サイズ:28(裾を折り返して着用)

 

いわゆるデニムを履いたごわごわした感じや、窮屈さを感じにくいのもこのデニムの特徴。

ワンウォッシュされており、足を通した瞬間にそのこだわりを感じることができます。

男性モデル身長:180cm 着用サイズ:32

 

ストレートのラインが美しく、シンプルなカットソーにも決まります。

デニムはたくさん出回っている大衆向けにデザインされたもので良いかな、と思っている方にも

是非挑戦してもらいたいデニムパンツです。

 

 

・ベイカージャケット

ブランドのアイコンともいうべき存在、ベイカージャケット。

ブランド創立者David Keyteの父の仕事でもあったパン屋の仕事着に

インスピレーションを得てデザインされています。

綾織で織られたツイルの生地感とシックなネイビーカラーで、

着込み、洗うたびに風合いが増していく、一年を通して活躍するジャケットです。

前立て部分にはもともと懐中時計を引っ掛けるための仕様である、

クラシカルなウォッチホールもあります。

あえて裏地をつけずに仕立てることにより、Tシャツ、シャツやニット、

スウェットの上にもさっと羽織れる様な仕様となっています。

一度袖を通すとワークウエアの中にある程よい上品なシルエットを感じることができます。

 

【16102 Olive】

体にしっくりと馴染むオリーブのカラーは、

合わせるお洋服を選びません。

 

【8230 Dknavy】

※モデル身長:158cm 着用サイズ:XS

 

こちらの8230 Dknavyのボディには数々の一流ブランドもコレクションに使用している

名門ファブリックメーカー「brisbane moss」の高品質なコットンツイル生地である

BYRON TWILLが使われています。他にはない滑らかな光沢が特徴です。

 

 

【デニムパンツのお洗濯】

一般的なデニムパンツのように、

インディゴ特有の色落ちがありますので、

他のものと避けて洗ってください。

洗濯機での弱い洗浄が可能です。

漂白やタンブラー乾燥は避けてください。

 

【ベイカージャケットのお洗濯】

液温30度以下で洗濯機での弱い洗浄が可能です。

漂白やタンブラー乾燥は避けてください。

洗濯後は釣り干し、150度程度までなら

アイロン仕上げが可能です。

 

・・・

 

Universal Worksはそのデザインからも見て分かるように、

決してブランドを前面に押し出すことはありません。

あくまでもデイリーウエアとして人々に気持ちよく着てほしい、

その上質さは着ている人が感じてくれれば良い、

そんな想いは、我々の心を捉えて離さない魅力の一つです。

 

▼ご紹介ブランド

投稿者: 村上 日時: 2017年04月26日 12:00 | permalink

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