昔の日本には、季節を感じ、楽しむことを普段の暮らしに取り入れてました。
たとえば、床の間に季節にあった掛け軸をかける。
makimonoは、床の間がある、なし、和室、洋室にかかわらず、場所を選ばない季節のタペストリー。
大人の新しい季節の楽しみ方を、忘れさられようとしている掛け軸に光をあてて企画したものです。
洗練された四季折々の景色を描いたのは、植物を素材とした斬新なオブジェ生み出しているディスプレイデザイナーの三津間智子さん。
掛け軸自身は、普段、お雛さまのお道具をつくっている工芸の繊細な技が生かされ、金彩蒔絵師である野口昌彦さんがひとひとつ、手刷りで仕上げています。
素材には、人にも環境にも優しいものが使われ、麻の台紙に、越前和紙を貼り合わせ、掛け軸の上下にある軸材には、織部や瀬戸焼等の焼物を採用し、作品に重厚感を与えています。
種類は、季節に合わせて四種類。
こちらのhatsuyuki(ハツユキ)は、冬をテーマに雪をイメージし、水玉模様が降り注ぐ美しい雪景色を描いています。
忙しい日々に追われて、気づいたら季節が終わっていたなんてのは、さびしいことです。
暦を思い出させてくれる、この掛け軸が、忙しい日々のくさびになれば幸いです。
2000年、ランデヴー(出会い)プロジェクトは「アートの実社会への応用」をコンセプトに活動を開始した、スパイラル/株式会社ワコールアートセンターが運営する商品開発プロジェクト。
技術者や科学者、職人、アーティストやデザイナーなど、今まで互いに出会うことの少なかった人たちの出会いを通して、個人のニーズに根差し、環境に配慮したモノ作りを目指し、企業が持つ専門性とノウハウ、アーティストの創造性と批評性を活かしたモノづくりを行っています。
このプロジェクトには、アーティスト、技術者・科学者に加え、弁理士やプランナーなど、実践的な活動を展開するための幅広いメンバーが参加しています。ミーティングを中心に積極的にテーマ開発を行い、様々なプロダクトの可能性を議論しながらプロジェクトは進行しています。
商品 | 価格(税込) | 在庫 | 個数 | |
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makimono hatsuyuki 送料無料対象商品(一部地域除く) |
¥17,600(税込) |
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