「猫足」と評される、しなやかな安定感と柔らかな乗り心地。
青色をバックに後ろ足で立ち上がる雄雄しいライオン、「ブルーライオン」のエンブレムといえば、フランスを代表する自動車メーカーのプジョーのこと。
プジョーの歴史は今から約200年前、元々は水車小屋の小さな金属加工工場から始まりました。カンナ、ノコギリの刃といった大工道具から、包丁といったお勝手しごとの道具まで生活に関わる製品づくりに取り組み、永くフランスの人々の生活を支えてきました。
そのシンボル的な存在として、現在も製造されている胡椒や岩塩を挽くミル製品があります。自動車のイメージが強く、ご存知でない方も多いかと思いますが、プジョーのミル製品といえばプロユースの製品として、世界中の名だたるシェフたちが愛用しています。大きな刃で粗挽きにし、小さな刃で香り高い多角形に仕上げることで素材の本来の香りとうまみを最大限に引き出す二段階構造と、メンテナンスフリーの考え方で作られた分解しやすく単純な構造は、160年も前にプジョーが発案したものですが、今でも同じ性能のものは作れないといわれています。
このヴァンドームは、ブナの白木とアクリルの透明感の対比が美しいペッパーミルです。使いこむほどに、艶と味わいが出てくる優しい手触りと握りやすいブナのハンドル。コショウの状態が一目で分かるアクリルの本体。粗挽きから細挽きまで、微妙な調節を行える上部のネジ。そして、自動車製造に引き継がれた事を想像させるミルの精巧なつくり。
ライオンのエンブレムの由来は、評価の高かった切れ味鋭い刃物やミル製品からライオンの鋭い歯をイメージしたもの。
ライオンの歯の信頼性は、20年のメーカー保証が証明しています。
サイズ | 直径6×高さ14(cm) |
耐熱温度 | 80℃ |
材質 | ◇上部ハンドル部:ブナの木
◇下部本体:アクリル ◇刃:鉄 ◇中棒:ステンレススティール |
箱有無 | 無 |
1810年、PEUGEOT(プジョー)兄弟はフランス東部フラッシュコンテ地方にあった、製粉業を営んでいた先祖の水車小屋を鋼鋳造所に改造し、鋸刃や剃刀刃などの生産を開始。
1840年にはペッパーミルと家庭用コーヒーミルの生産が始まります。ライオンのエンブレムは1850年にペッパーミルとコーヒーミルに初めて使われ、プジョー製品の刃の強靭さ、弾力性、回転速度の象徴となりました。
鋸刃、各種工具、コーヒーミル、ペッパーミル、ミシン、ボート、自転車、そしてついに自動車まで。その幅広い製造品目はフランスの詩人ジャック・プレヴェールの豊饒な詩句に例えられるほどの、数々の産業に発展してきました。
プジョー社の技術者により粉挽き技術が開発されて以来160年が経ち、その間に何度も真似をされてきましたが、同じ性能を持つペッパーミルは造られていません。その優秀性は継続され、今日、プジョー社のペッパーミルは世界の標準となっています。
商品 | 価格(税込) | 在庫 | 個数 | |
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ヴァンドーム ペッパーミル
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