Keep it long, treasure it long.

バッグに付けられるポーチ

外出中のバッグの中は、必要なアイテムをさっと取り出しやすいように整理されていますか？心配性な方は特に、あれもこれもと持ち歩くことが習慣になりがちかもしれません。持ち物を整理してくれるポーチは、いくつあっても困ることがなく、様々な大きさや形が欲しいところではないでしょうか。そんなポーチのバリエーションのひとつに、アクセサリーのような愛らしさのある、ころんとしたスクエア型をひとつ。ボールチェーンでバッグのショルダー部分につけられることもポイントです。バッグに入れて小物を持ち運ぶポーチとしてはもちろん、ハンカチにスマートフォン、小型のお財布とリップクリームだけささっと入れてお出かけという時にも重宝します。

スタイルに馴染み、映える

一般的にピッグスキンは、素材自体が軽量で、表層の密度が高いため表面が摩擦に強いという特長が活かされ、ハイブランドのバッグやシューズの裏材として使われる素材でした。RENはそんな豚革本来の良さに着目し、裏材としてではなく人の手と目に触れる表の顔として使用するものを開発。手間と時間をかけて丁寧に仕上げることで、ピッグスキン本来の質感と使い込むほどに味わいを増すエイジングの魅力を存分に引き出しています。

ご用意していますplaza taupeというベージュ色は『TOILE / トワル』、シルバーカラーのほうは『CRACK / クラック』と命名されているRENオリジナルのピッグレザーを使用しています。

『TOILE / トワル』は、キャンバス(帆布)のような適度な堅さとフラットな表情に仕上げられたレザーです。均一で深みのある色を出すために革の床面に何層も重ね塗りを施し、あえて革らしい風合いをおさえ構築的な質感に。
使い始めは独特なハリがあります。重ね塗りされた塗料は使い込んでもひび割れにくく、レザー自体は適度に揉みほぐされることにより全体にくったりと柔らかくなります。素材製法の特性上、しみがつきにくいというメリットもあり、色の変化はほとんどないと言われています。

一方『CRACK / クラック』と呼ばれているREN独自のピッグスキンは、革の自然な風合いを保ちながら、革の裏面に金属を含んだ塗料を丁寧にコーティングを施し、微妙な質感を出すために多くの行程を経て仕上げられています。
使い込んでいくと表面にクラック（シワやひび割れ）があらわれ、アンティークのような独特な雰囲気に変化していきます。素材自体が軽量であること、表層の密度が高いため表面が摩擦に強く、撥水性があることもこのレザーの特徴です。

革の可能性を信じて

東京・蔵前にアトリエを構え、素材選定・型紙製作・プロトタイプ製作の全てをデザイナー自ら行うことで、一貫したコンセプトを大切にしているREN（レン）。 新たなスタンダードを創造していくという意思のもと、既成の言葉ではない透明感のある澄んだ響きをブランドネームに掲げて、2005年にスタートされました。 革のキズや色ムラ、シワなども天然皮革の証として、そのような部分を無駄にすることなく製品づくりを行っており、つや出しや顔料乗せといった最終工程を経ずに仕上げられた、革本来の質感を存分に味わうことのできることを大切にしています。素材の特性を見極めながら、洋服にマッチする質感とスタイルに馴染むフォルムを追求した、トレンドに左右されないシンプルなデザインを展開。革本来の質感を活かしたナチュラル感がありながら、モードな雰囲気も併せ持つ、肩の力が抜けたファッション性が魅力的です。