硬めの上質な国産帆布にレザーのアクセント。レザーのアクセントと、鈍く光る真鍮の金具。使っていくうちに馴染み、時とともに自分だけの風合いに変化していくそれは、時代や性別、年齢を問わないベーシックなかたちと相性抜群です。
グロメットトートは、真鍮の金具にレザーの手提げハンドルと、ショルダーを付けた2WAYタイプ。ブランドでは倉敷帆布の古典となるようにとの意味を込めて【倉敷帆布クラシックス】と名付けられており、金属パーツは全てオリジナル。グロメット(=ハトメ)の名の通り、シンプルなトートバッグの中にきらりと光るデザインが素敵なトートです。
暮らしに帆布を選ぶ理由
帆布といえば、「丈夫であること」を一番に思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。経糸(たていと)と緯糸(よこいと)を交互に浮き沈みさせる平織と呼ばれる丈夫な織り方に加え、複数の糸を撚(よ)り併せていることがその理由。撚る糸の数によって生地の厚みが変わってくるため、帆布はその厚みを号数で表現し、柔らかなものからバリッと硬めのものまで暮らしの中で様々に活躍しています。
今回使用しているのは、倉敷の優しさが育てた、世界に誇る最高品質の一級帆布。1888年より伝統を紡ぎ、革新を織り続けてきた倉敷帆布は、120年以上受け継がれてきた高度な糸撚り技術がその品質の要。綿100%の原糸数本を撚り合わせて生み出す、しなやかさと強さを併せ持つ糸は、職人の経験と感覚を頼りに、現在では希少な『シャトル織機』によって織り上げられ、セルヴィッジと呼ばれる美しく整った両端を持つ倉敷帆布へと生まれ変わります。より厳格な旧JIS規格をいまなお守り、最高の技術力で織りなす最高品質で、綿花という自然の恵みと人の想いが育てた、ぬくもり溢れる一級帆布なのです。たくましく、やさしく、心に語りかけてくるような風合いは、丁寧に、大切に、手間を惜しまず、妥協せずに“本物”を追い求めた証しです。
丈夫に作るために
明治時代から、岡山県倉敷市の土地で代々織り続けられてきた、倉敷帆布。非常に丈夫で重い荷物にも、衝撃にも強い倉敷帆布はかつてはトラックの幌(ほろ)や学生カバン等に使用されてきました。今では輸入品が増え、国産帆布の数が非常に少なくなってきましたが、倉敷帆布の伝統ある生地を後世に残すため、「倉敷帆布(くらしきはんぷ)」ブランドが出来ました。昭和40年代に廃番となったシャトル織機を今でも手入れしながら現役で使い続け、風合いの良い倉敷帆布を作り続けています。
サイズ | 本体:幅(上部)約30cm(下部)約22cm×高さ約34×マチ約8(cm)
※A4サイズまで収納可 レザー持ち手:約23×高さ約10(cm) ショルダー:約80cm~約142cmまで調整可能 |
重量 | 約630g |
素材 | 本体:倉敷帆布(6号綿帆布、コーマ糸)、牛革
ショルダー部分:綿ベルト、牛革 |
生産国 | 生地生産:日本(岡山県倉敷市)
縫製:日本 |
箱有無 | 無 |
Since the Meiji period, Kurashiki canvas has been woven for generations in Kurashiki City, Okayama Prefecture. Kurashiki canvas, which is very strong, heavy and shock resistant, has been used for truck hoods and student bags. Now that the number of domestic canvas production is decreasing, the “Kurashiki Canvas” brand was born to leave traditional fabrics for future generations. We continue to use the shuttle loom, which was discontinued in the Showa 40s, while still taking care of it, and continue to make Kurashiki canvas with a good texture.
商品 | 価格(税込) | 在庫 | 個数 | |
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