Keep it long, treasure it long.

手仕事の味わいを堪能するバッグ

一見、かごバッグのようにも見えるメルカドトート。よく見るとレザーを編み込んで作られていることが分かります。かごバックのような軽やかでナチュラルな雰囲気がありながら、使い込むほどに色味が深まり艶が増していくという、かごバックとはまた違った経年変化を楽しめるバッグで、夏以外の季節にも違和感なくお使いいただけるのもレザーだからこその魅力です。

レザーの質感とディテールへのこだわり

ざっくりと収納できるシンプルなデザインのレザー メルカドトートバッグ。A4サイズが収納可能で、500mlのタンブラーや長財布、お化粧ポーチなど、通勤やお出かけに必要な荷物が収納できるちょうど良いサイズ感です。ポケットや仕切りのないシンプルな作りですが、その分出し入れもスムーズ。夏には色鮮やかなスカーフを、冬にはファーのアイテムを合わせたりと年間を通して様々なアレンジも楽しみながら使えるバッグです。

使っているbuffalo mesh（バッファローメッシュ）とはタンニン鞣しの水牛革を網代編み（あじろあみ）で編み上げたメッシュレザーのこと。素材には、植物の樹皮や葉などから抽出された渋を利用して鞣されたアジア水牛の革を使用しています。網代編みバッグの形成には、目の詰まり具合に気を配りながら、全体をバランス良く形成していくという高い技術力が求められ、メルカドトートはメッシュレザー作りを得意とするインドにあるアトリエの協力を受けて作られています。また、編むための革紐はスリッターという機械を使い、大きな一枚の革をカットして作られており、革の濃淡がバッグ全体にビンテージレザーのような風合いを生み出しています。

熟練の職人によって多くの時間をかけて丁寧に編み上げられた、特有の手仕事の味わい深さがあるレザー メルカドトートバッグ。大切に育てていきたいバッグです。

革の可能性を信じて

東京・蔵前にアトリエを構えるREN（レン）は、素材選定・型紙製作・プロトタイプ製作の全てをデザイナー自ら行うことで、一貫したコンセプトを大切にしているブランド。 新たなスタンダードを創造していくという意思のもと、既成の言葉ではない、透明感のある澄んだ響きをブランドネームに掲げ、2005年にスタートされました。 キズや色ムラ、シワなども天然皮革の証として素材を無駄にすることなく、つや出しや顔料乗せといった最終工程を経ずに仕上げることで、革本来の質感を存分に味わえる製品作りを大切にしています。素材の特性を見極めながら、洋服にマッチする質感と体に馴染むフォルムを追求した、トレンドに左右されないシンプルなデザインを展開。革本来のナチュラル感を生かしながら、モードな雰囲気も併せ持った、肩の力が抜けたファッション性が魅力です。