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雑誌も入る、あけびのかご

季節が移り変わると、洋服と共にバッグも衣替えするようになりますよね。春夏に印象的なかごバッグですが、宮本工芸のあけびのかごは丁寧で美しい編み地が特徴の、大人のためのかごバッグ。他の天然素材と比べて上品な濃い茶色の蔓（つる）を使用し、丈夫でしっかりとした印象のまさに伝統工芸品です。今回はそんなあけびのかごをより使いやすく、より様々なシーンで活躍し、そしてバリエーションも楽しめる別注品のご紹介です。

手提げの付いた別注品

今回ご紹介する【別注】あけびのかご　角型手提げ　透かし入り　レザーハンドル付は、A4サイズがぴったり入る大きめのあけびのかご。スクエア型で可愛らしすぎないシャープさがあります。上部の透かしがポイントで、バッグの中身を見せたり、インナーバッグで色合いを楽しんだりと、使い方もバリエーションも楽しめます。水筒やペットボトル、雑誌やタブレット端末も入るので、ピクニックにもおすすめ。タブレットで映画を見たり、雑誌や本を読んでゆったりする時に持っていきたいですね。

大きめのあけびのかごだと、その大きさに比例して荷物が多くなり、重たくなってしまうものです。今回のポイントは持ち手のレザーハンドル。これがあることによって、比較的荷物が多くなっても大丈夫。ＺＵＴＴＯだけのデザインです。

濃い茶色のあけびのかごは、ワンピースからデニムパンツまでどんなコーディネートにもしっくりきます。ＺＵＴＴＯオリジナルの「インナーバッグ」を中に入れたり、お気に入りのハンカチを目隠し代わりにかぶせたりするのもおすすめです。そして深みのある色合いのあけびのかごだからこそ、ストールやマフラーと合わせて、秋冬の装いにもよく似合います。素材の温もりを感じられる優しい雰囲気のあけびのかごバッグは、使い込めば使い込むほど、色に深みが出て艶が増していきます。時間と共に大事に育てていきたいと思う、そんな一生もののかごバッグです。

暮らしの道具から生まれた一生モノのバッグ

「かご」はもともと農業用道具入れや収納など、「暮らしの道具」として生み出されてきました。しっかりした編み目と、型崩れしにくい丈夫さは必要不可欠な要素でした。時は流れ、女性のファッションアイテムとしてかごバッグが愛用される今も、かつての「壊れにくさ」「丈夫さ」は職人によって受け継がれています。

機械に頼ることなく、全行程を手仕事で行う宮本工芸のあけびのかご。あけびの蔓（つる）は、自然体系の変化により年々採れる量が減っていて、大変貴重な素材になっているといいます。素材が貴重な分、作れるかごの数量も年々減っており、更には高度な技術を持つ職人も不足している状態です。熟練の手仕事と、丁寧に時間をかけて作られたあけびのかごは、職人の思いがぎゅっと詰め込まれた逸品。長く使いたいかごバッグは、いつも側において、これからを一緒に過ごしていきたい、そんな存在になるはずです。