Keep it long, treasure it long.

スタイル自由のバスクシャツ

ざらっとした綿独特の手触りが気持ちいいLe minor（ルミノア）のバスクシャツ。
パンツやスカートに一枚着て靴やバッグでおしゃれしたり、バスクシャツの中にシャツを着て衿を見せるおしゃれ、ジャケットを羽織って衿から覗かせるボーダーのおしゃれ。
夏はすっきりとマリンテイストに、秋冬は落ち着いた色目の全身を軽やかにしてくれるという、年中重宝するボーダーのバスクシャツは、昔から変わらず、ファッションの永久定番のように幅広い年代の方に愛用されています。
ANTHRACITE/BLANCは、ちょっと珍しい色味のグレーグリーンのボーダー柄です。すでにボーダーを愛用する方に、新たな一枚にちょっと気分を変えて選んで頂きたい配色です。

今も昔も愛される

バスクシャツの起源は16世紀。スペインとの国境に程近いバスク地方の漁師が、船上の海兵が海に転落した際に目立つように、青と白のボーダーＴシャツを仕事着として愛用していたことに由来したものです。
これをフランス海軍が着目し、1853年に制服として採用。ミリタリーウェアとして進化していく中で、より丈夫な生地で、防寒性と機能性を考えた袖丈や、着脱しやすいボートネックになりました。
その後、1920年代には、フランスのアンティーブ岬にアトリエを構えていたアメリカの画家ジェラルド・マーフィが船乗り向けの衣料店で見つけ、リゾートや街で着られるようになり、画家のピカソも愛用したのがバスクシャツです。日本にはヘンミングウェイの一冊の本の中から知られるようになったと言われています。

ちなみに、日本で呼ばれるボーダーカットソーのバスクシャツは、フランスではブルトンマリン、ブルターニュシャツなどと呼ばれています。

伝統的なバスクシャツ

1936年、フランス北西岸ブルターニュ地方で、Marie Christine Gurammaticoによって創業したのがLe minor（ルミノア）です。
Le minor（ルミノア）は、伝統的なバスクシャツの特徴のカットソーを70年作り続けている老舗メーカーで、フレンチカジュアルの定番ブランドの一つになっています。
フランス海軍向けのウェアを供給し、製品のクオリティーもお墨付きで、コシのある目の詰まった粗い風合いの厚手のコットン地は、耐久性に優れ、肌触りの良さと通気性にも優れ、着用するほどに体に馴染むカットソーとして、何年も着続けてしまう愛着のわくウエアとして長く愛されています。

Le minor（ルミノア）は、創業当時から品質管理にこだわり、反物を織るところから一貫して自社の工場で生産しています。国内一貫生産と品質維持のために、年間の生産数が限られる希少性の高さも注目です。有害薬品を一切使用せず、コットンリネンなどの天然素材だけというこだわりもまた、今も昔も変わらない愛されるものづくりをする老舗を感じさせる信頼の製品です。

フレンチカジュアルの定番

船乗りが愛用し、海軍のユニフォームで強化され、ピカソも愛用したボーダーカットソー。その後、ファッションの定番になったのは、ココ・シャネルが1930年代にブレトンのトップスを発表したことにより、おしゃれな洋服へと広がっていったのでした。
ボーダーカットソーは、お気に入りのデニムとお気に入りのスニーカー履くだけで、オシャレ気分。そこにバッグやスカーフ、ベルトなどちょっとした小物を加えていくだけで、誰もに愛されるボーダーカットソーも自分のおしゃれに変わっていきます。

時代を経て、さまざまな人とシーンの人に注目され、愛用されてきた、ボーダーカットソーは、今も昔も変わらず年齢、性別問わず世界中で愛用されるウエアです。