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バスクシャツにカットソー。着こなし上手のボーダー選び2023

 

ファッションの定番、ボーダー。春夏のカットソーはボーダーで揃えている、と制服のように楽しむ方もいるほど、定番中の定番アイテムです。世界中で広く愛されているボーダー柄のアイテムは、横線だけというシンプルな見た目のおかげで、トップスの形、素材、編み方、色、線の太さによって多様な印象を与えます。今回は「ボーダー」に焦点を当て、お気に入りの一枚を選び、楽しむための特集です。

 

ー目次

今着たい、と思える多彩なボーダーカットソー

 1. ルトロワの甘めに編んだバスクニット

 2. YONETOMI NEW BASICのメンズライクに着られるボーダー

 3. ルミノアのバリエーション豊富なバスクシャツ 

 4. ボーダーの歴史を大切にしたKANELLのボーダー

 

着心地はどう違う?スタッフの着比べレビュー

 1. ルトロワ/薄手でとっても柔らかい

 2. KANELL/肉厚でしっとりとした着心地

 3. YONETOMI/タフでシャープな表面

 4. ルミノア/ベーシックなバスクシャツ 

 

定番ボーダーアイテムを着こなすコツとは?

ボーダーカットソーのお手入れ方法とは?

 

 

 

 

ボーダー柄の変遷

 

「ボーダー(Border)」とは、英語で「縁(ふち)」や「端」を意味します。英語で縞模様のことは【ストライプ(Stripe)】と表記しますが、日本では横方向に入った縞模様という意味で「ボーダー」が定着しました。実は、元々は衣服の袖口に施された縁取りを表していたそうです。

 

ボーダー柄が意味するものは、例えば道化師の衣装がボーダー柄だったように、「境界」や「従属的であること」を暗示させました。一目見てわかるその視認性の高さが、目印のように使われていたのですね。

 

 

遡ること18世紀・フランス革命真っ只中の時代。そのフランスの国旗の赤・白・青のトリコロールは「革命」の象徴として広く知られていきます。フランス国旗のトリコロールはもともと横方向の縞模様だったことから、ボーダー柄が革命を意味するようになり、市民の衣服にも積極的に取り入れられるようになりました。

 

さらに1853年にはフランス海軍の制服にボーダー柄が採用されます。白や黒、白とインディゴといった分かりやすいボーダー柄は、視界の悪い海上で目立つことが決め手となったようです。この辺りから徐々に海でのボーダーファッション=水兵という印象が付き始めます。1920年代には漁師服として認知されていたボーダー柄のバスクシャツが南仏のリゾートウエアとして人気を博したことで、ファッションの定番柄としてボーダー柄が広く定着するようになりました。

 

長い間、多くの人々に愛用されたボーダー柄は、時代によって様々な意味を持ちながら変遷を遂げてきたことがよく分かります。


 

 

今着たい、と思える多彩なボーダーカットソー
 

ZUTTOには、ボーダーカットソーと言っても、デザインや素材、そして製作背景が様々あるブランドをご紹介しています。今回はボーダーカットソー好きのスタッフが、新作から定番品まで満遍なくピックアップしてご紹介します。

 

 

1. SERGE ボーダー バスクニット Latte x Marine/ Letroyes(ルトロワ)

<画像をタップ/クリックで商品ページへ移動します>

 

まずはルトロワから。フレンチマリンはいつの時代も色褪せないタイムレスなウェアです。年齢も性別も問わず着こなしやすいうえ、多くの人に好印象を与えられるような不思議な力を持っています。フランスのブランドならではの上質な素材使いや洗練されたフィッティングを持ち、新しさと共にどこかノスタルジックな雰囲気も漂います。

 

中世から発展したフランス・シャンパーニュ地方のものづくり。安定した需要の確保とともに優れた技術力を磨いてきました。一部のニットは技術力を磨いた中国の協力工場での生産になっていますが、Made in Franceが少なくなってきた現在も、健在なニット・カットの生産を保っています。ルトロワはその洗練されたファッション性で性別問わず評価の高いブランドです。

 

 

中でも名品と呼ばれて評価が高いのがこのバスクニット 。甘めに編んだコットンが柔らかな着心地で、一枚で着たり、上からジャケットやコートを着たりと、着回しのきくウェアとしてZUTTOでも愛用者の多いウェアの一つです。とろみさえ感じさせる肌触りが着るたびに心地よく、一枚持っているだけで大丈夫という安心感を感じさせてくれます。

 

 

2.WAVE COTTON バスクニット クルーネック WHITE/BLUE/YONETOMI NEW BASIC(ヨネトミニューベーシック)

 

YONETOMI NEW BASICは、素材開発から商品開発、量産に至るまで山形県の自社ファクトリーにて一貫して行っています。新しい素材があると聞けば先駆けて取り入れ、新しい製品づくりに積極的に励み、良いモノを、良い環境の下で楽しく明るく産み出したいとの思いから、編み立てコンピューターの1号機を導入し、日々様々なテキスタイルを開発してきました。全自動横編機が計43台と、日本一、世界でも有数のローゲージに特化した生産体制を誇ります。

 

ニットへの想いの強い、そんなYONETOMI NEW BASICのバスクニットは、普段着のニットとして選びたい一枚。凸凹としたウェーブ状のコットン糸をより合わせて作った糸を目を詰めてしっかりと編み込んでいくことで生まれるざっくりとした質感がなんとも心強く、お洗濯にも強いというのが日々着るニットとして選びたい理由です。

 

 

カラーはブルーのラインと、ブラックに近い濃いネイビー、モックネックタイプもあります。YONETOMI NEW BASICのニットはどれもオーバーサイズ気味のゆったりとした着心地でデニムやスニーカーとも合わせやすく、メンズライクなコーディネートにも取り入れやすいシルエット。綺麗に着たいけれどかっこよさもほしいという時に手に取りたいバスクニットです。

 

 

リュックサックや帆布バッグを手に持ってお出かけにもぴったりですね。

 

 

 

3. 薄手 9分袖 カットソー/Le minor (ルミノア)

 

 

 

ルミノアといえば、言わずと知れたバスクシャツの御三家の一つ。フランスのブルターニュ地方で生まれました。かつては船乗りが愛用し、海軍のユニフォームとして愛用されてきたバスクシャツは、あのピカソも愛用したと言われています。

 

ボーダーのバスクシャツ(カットソー)は、往々にして「生地が硬い」イメージをお持ちの方が多いのではと思います。厚みがあって身体の線を拾わずすっきり見せてくれ、普段の格好をフレンチマリンな雰囲気に一気に押し上げてくれるボーダーのバスクシャツはお洒落の味方ですが、如何せん今の風潮である「無理しないお洒落」をお探しの方には選ばれにくいのかもしれません。(新品の硬めのバスクシャツをおろして柔らかく育てていく作業はすごく楽しいのですが)

 

Le minor 薄手 ボーダー カットソー(Marine Ecru)

 

そこでご提案したいのが、ルミノアの薄手のバスクシャツ。クラシックな形で長く着られますが、今の気分のゆったりしたパンツや足元まであるロングスカートにもよく似合います。薄手タイプなので身体に馴染むのが早いのもポイント。馴染んできても身体をシャキッと見せてくれるので、コートを脱いでも自信が持てます。

 

ルミノアは、バスクシャツを幅広く展開しているというだけあって、カラーバリエーションも豊富。ぱっと見は「まさか!」と思えるような色使いでもきちんとまとまっているので、ラフにデニムと合わせるだけでおしゃれさんに。

 

 

今年注目したいのは、青いボーダーに赤いラインが入ったこちらのバスクシャツ。

 

 

落ち着いた色の服の中で赤いラインが差し色になっていて、面白さと新鮮さのあるスタイリングに仕上がりました。差し色を取り入れてみたいけれど、目立つ色の小物を揃えるのは難しいかも、と差し色コーデを諦めていた方にはもってこいの一枚と言えそうです。

 

 

 

4. ボーダーカットソー BONAPARTE/KANELL(カネル)

 

やはりボーダーカットソーのような歴史のあるアイテムには、それなりのウンチクがあって欲しいもの。それならば、カネルのボーダーカットソーがおすすめです。

 

マリンボーダーの聖地フランスで文献を遡ってみると、マリンボーダーを彩るボーダーの本数には意味と制約があると言われているのだそう。それは近代戦術の基礎を作り上げたナポレオンの戦勝数36にまつわるもので、1858年にフランス軍が公式に下級兵の制服として採用した際、ナポレオンの記録に敬意を表し、ボディには21本、袖には15本のボーダーを配置し、その合計が36になるものが正式なマリンボーダーであると規定したと言われています。

 

 

とはいえ、この規定は洋服のサイズに合わせてボーダーの幅を調整しなくてはならないことを意味します。生産者にとって多大な労力をともなう作業のため実現は難しく、実際にボディに21本のボーダーをもつものはごく限られた条件下でしか生産されなかったため、ヴィンテージ市場においてもほとんど目にすることのない幻の一品となったのだそう。そんな難易度の高いカットソーを所有する編み機の特性を生かしてボーダーのピッチを微調整しながら「真のマリンボーダー」を再現したのがカネルなのです。

 

 

脇や肩の部分は伸びにくいように生地を重ねて作られています。極限まで度目を詰め、タイトに編みこまれているので、編地は重厚。その上で横編み機独特の柔らかさを兼ね備えた丈夫な仕上がりになっています。洗えば洗うほどに編み目が締まり、ドライタッチに変化していく様はエイジングの楽しさにもあふれています。

 

「語れる洋服」でありながら、古き良きバスクシャツの印象はそのままに、編み方により柔らかく着られる作りが唯一無二のアイテムです。

 

 

 

着心地はどう違う?スタッフが着比べレビューしてみました。

 

それぞれこだわって作られたバスクシャツですが、ここからは着心地も見ていきましょう。一口でいうとどれもボーダー柄なのですが、ブランドごとに一つ一つが個性のある肌触りになっているカットソーをスタッフがレビューしながらご紹介します。

 

Letroyes(ルトロワ)/SERGE ボーダー バスクニット Latte x Marine

 

まずはルトロワのカットソー。薄手でとっても柔らかい着心地で、触れてみるとこのような感じ。

 

 

実際に着ると透け感は感じないのですが、触れている部分にほんのりと肌色が見えることから、通気性の良さも感じさせてくれます。軽やかな着心地で伸縮性があり動きやすく、私だったら冬の終わりからカーディガンを重ね着しながら着て、夏前までは一枚で着ます。夏は普段から冷房対策をしているという方であれば、夏も着られそうなそんなボーダーカットソーです。カジュアルな印象のあるボーダーカットソーの中でも綺麗目な印象があって、スカートとも相性が良いですし、トップスインするスタイルでも蒸れを気にせずに着られますよ。ベーシックなボーダーなのが着回しが効いて嬉しい点でもありますね。

 

 

 

KANELL(カネル)/ユニセックス ボーダーカットソー BONAPARTE ECRU/MARINE

 

こちらはルトロワとは反対の肉厚な着心地です。


 

バスクシャツというと、パリパリとしたドライな生地をイメージしますが、KANELLは触ってみるとしっとりした手触りのボーダーニットソーです。あたたかさと厚みのある生地ですので、完全に暑くなる前の春先まで着られそう。もちっと柔らかくてほどよい伸縮性もあり、156cm/53kgのスタッフがXSを着て体にぴったりフィットする着心地が気持ちの良いボーダーカットソーです。もっと細身の方であれば、ゆとりをもたせた着方もできそうです。首周りや肩周りの生地は縫製で補強されているので、肩周りがピシッと姿勢良く着られそうな着心地。この縫製のおかげで伸びにくくよれにくいという長く着るという目で見てもおすすめできる一枚。左下のワッペンも可愛らしいですね。

 

 

 

YONETOMI NEW BASIC(ヨネトミニューベーシック)/WAVE COTTON バスクニット クルーネック WHITE/BLUE

 

こちらはやや硬めの着心地です。

 

 

生地表面がシャープなこちらの中肉厚のニットソー。生地を重ね合わせて触るとジャリっとする粗めのタフな肌触りで、とてもすっきりとした肌触りです。伸縮性はほどほどの丈夫なつくりですが、ビッグシルエットなので窮屈感もなく動きやすかったです。これだけのゆとりがあれば、中にインナーを着て冬でも暖かく過ごせそう。こちらも完全に日差しが暑くなる前の春先まで着られそうな印象です。ニットソーですがお洗濯に強く、縮みを気にすることなく着られるのも愛用する上で注目したいポイント。

 

 

 

Le minor (ルミノア)/七分袖カットソー

 

こちらのカットソーはルミノアの中では薄手の着心地の一枚です。

 

 

バスクシャツらしいシャリシャリした肌触りをしていますが、薄手なので柔らかいのがこのボーダーカットソーです。コシのある目の詰まったざっくりした風合いのコットン生地で、着用するほどに柔らかく体に馴染む感覚になっていくのもルミノアを着続ける楽しみですよ。爽やかな着心地なので一枚で着る以外にも、肌寒い時にはスプリングコートと着るのもごわつきにくくてスタッフおすすめです。ベーシックでシンプルなデザインは世界的な人気を誇るブランドですので、迷ったらこれ、という安心感もあります。

 

 

ちなみに並べてみるとこんな感じ。一見すると同じ柄ですが少しずつ形が違ってそれぞれの個性がみえますね。

 

 

 

 


定番ボーダーアイテムを着こなすコツとは?

 

さて、素材や編み方、色や形が異なるだけで、随分と印象が変わるボーダーのバスクシャツやカットソーですが、実際にどうやって着こなすのが良いのでしょう。もちろん一枚でも様になるアイテムなので、デニムに合わせただけのシンプルなコーディネートで十分素敵です。ここでは、ボーダーが好きだから、ボーダーの着こなし方法をもっと増やしたい方に向けて、コツやポイントをお伝えします。

 

 

ポイント1:首周りにアクセント

 

ボーダーのバスクシャツやカットソーは、首周りがスッキリ見えて素敵ですが、なんだか物足りなく感じる方にはスカーフや、大ぶりのアクセサリーを合わせるのがおすすめです。

 

スカーフ:シルクウールスカーフ/marumasu(マルマス)

 

ルミノアのバスクシャツにオレンジのスカーフを合わせました。春の風に首元がちょっと寒いかなという時に巻いても良いですし、日差しが気になる時にも便利です。

 

さらに、モダン柄のアクセサリーを合わせるのも素敵。ボーダーに負けないくらいのデザイン性の高いアイテムがおすすめです。例えば、ISHI Jewelry(イシジュエリー)のネックレスは、自然の産物を生かしたメキシカンジュエリー。ハート(心臓)を意味するGönülというこちらのコレクションのモチーフは、デザイナーがトルコのイスタンブールにある大きなグランドバザールの中の小さなお店で見つけたもの。人が何かを感じて心が高ぶったり、落ち込んで沈んでしまったりという心の動きを表現していて、身につけることにより、心と魂を守るお守りがわりになってほしいという思いから生まれたネックレスです。

 

ネックレス 1718

ISHI Jewelry(イシジュエリー)

 

小ぶりながらも、ゴールド色でしっかりと主張性のあるモチーフ。ボーダーだけでなく無地のトップスのアクセントにもなります。

 

ネックレス SPHERE SILK LINEN/ 000(トリプル・オゥ)

 

印象的だけど落ち着いたアクセサリーが良いかしら。そんな方なら、シルクリネンで作られた、 000(トリプル・オゥ)のネックレスがぴったり。一重にしても、二重にしても使えます。

 

 

ポイント2:カーディガンを羽織って印象操作

 

ボーダー柄が人気が高いのは、スカートにもパンツにも本当に良く似合うからというのも理由の一つなのではないでしょうか。さらに、カーディガンから柄を見せるだけでも普段と違った雰囲気に。今回はルトロワのSERGE ボーダー バスクニット Latte x Marineを着比べています。

 

 

次に、カーディガンを羽織ったスタイル。

 

 

同じボーダーTシャツでも、がらりと印象が変わったコーディネートを楽しめます。一枚で着ても可愛く、重ね着にもぴったりなのがボーダーTシャツなのです。

 

 

ポイント3:レザーを足元に持ってくる

 

ボーダーをデニムでカジュアルに着こなしたい時も、シューズがレザーだとその素材感でスタイルがピリッと引き締まります。danskoのサボは足首が出て春夏のイメージにぴったりで、厚底なのでスタイルアップにも。最初は履きこなすのに慣れが必要ですが、慣れればこればっかり履いてしまうという方も多いです。

 

 

ポイント4:お顔まわりにアクセント

 

最後に、ボーダーを普通にしないために、ヘアバンドやハットがあればなお素敵に。シンプルなコーディネートにキリッとスパイスをきかせて、いつものボーダーが新鮮に見えます。

 

PARIS10(ベレー帽)/LAULHERE(ロレール)

 

フランスといえばのベレー帽で、パリジェンヌスタイルに。バスクベレー発祥の地で作られ、”The BERET”としてベレーの最高峰とも言われるブランドのベレー帽は深すぎず浅すぎずのかぶり心地で、帽子だけ浮いて見えるということもないので普段使いしやすいという魅力も。

 

 

 

ボーダーカットソーのお手入れ方法とは?

 

カットソーは一見同じように見えますが、素材となる糸や編み方が異なります。それぞれに適したお手入れ方法がありますので、お手入れ前には必ず洗濯表記を確認するようにしてくださいね。洗濯機を使う場合は、衣類の絡まり、ひっかかり、摩擦を防ぐために洗濯ネットに入れることをおすすめします。また、カットソーによっては、洗うことで縮みが生じたり風合いに変化が起きる場合がありますのでご了承ください。


また、カットソーに思わぬシミが付いてしまった、という際も慌てずに。お醤油や飲み物をこぼしてしまった場合は、濡らしたハンカチで、シミの上からトントンと叩くようにします。シミを衣服からハンカチに移すことが重要ですので、上からゴシゴシこすらないようにしてください。もしシミが落ちにくい場合は、ハンカチに少量の洗剤を含ませてトントンと叩くように落とします。その後、乾いたハンカチで水分を抑えてください。

 

 

まだまだあります。カットソー一覧。

投稿者: 福井 日時: 2023年03月14日 08:20 | permalink

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