お正月に欠かせないしめ飾り。クリスマスが過ぎて年末になると慌ててお正月の準備をするという方も多いのではないでしょうか。今回は少し気が早いですが、2024年の年明けを迎えるため、長野県の良質なわらを使ったしめ縄飾りの受注会のお知らせ。同時開催のひのきの鏡餅と一緒に早めの年末年始の準備をしてみてはいかがでしょうか。一緒にご注文いただくことで、送料無料でお届けできますよ。
▼【同時開催中】ひのきの鏡餅の受注会はこちら
年があけると家々に訪れる幸福の神、年神様をきちんとお迎えする役割のあるしめ飾り。しめ飾りの飾っているところには不浄なものや悪霊は入れないとされていて、魔除けや防御壁のような意味があるといわれています。神様が降りる神聖な場所を示すしめ縄に縁起物の飾りをつけることで「年神様を歓迎します」という証になり、神様が安心して幸福を届けに来てくださる、という意味があります。
わらむとは
わらむは米どころとして知られていた長野県飯島町から始まります。設立者である酒井さんが移住してきた飯島町のイベントを企画し、職人に米俵の作り方を教わったことがわら細工を作り始めるきっかけになりました。
その中で農家の減少に伴うわら細工文化の衰退を知り、「わらの編み⼿がいなければ、神社のしめ縄もお正⽉のしめ飾りも、⼤相撲の⼟俵も作れず、多くの⽇本伝統⽂化は存続できなくなる。お⽶が⽇本⼈のソウルフードであるように、稲わらは⽇本の伝統⽂化の根幹を担っている。」そう考えた酒井さんは、本格的にわら細⼯の企業を立ち上げ、自身が職人となるとともに若手の職人の育成にも力を入れています。実際、現在の日本のわら細工職人さんは50名ほどで、90 代の⽅がほとんど。現在では、大相撲の土俵の俵や春日大社のしめ縄などの依頼を受け作成するほどとなり、これからのわら細工の将来を担う力となっています。
日本の伝統工芸としてのわら細工
日本最古の伝統工芸とも言われているわら細工。藁は稲を刈り米を取った後に残る茎の部分を乾燥させたものです。日常的に使われる生活用具から、信仰や冠婚葬祭に使われる道具、おもちゃ、工芸品など藁は様々な場所で使われていて、古くから日本人の生活に密着していて、日本の文化を形成する上では欠かせない素材とも言えます。
藁細工は主に稲作が盛んな地域で農作業ができない季節の収入源として発展してきたものですが、現在は稲作の機械化により収穫と同時にわらを裁断してしまうので、わら細工に使う長い藁を入手するのが難しくなってきています。職人の育成がほとんど進んでいないことも相まって、新たな担い手を必要としている伝統工芸の一つです。
わらの魅力、飾っていく中での変化
長野の職人が一つ一つ手作りする藁の本格しめ飾りは主に「白毛餅米」という稲わらの品種を使用しています。この稲は長野県伊那谷だけで栽培される希少な古代米で、不屈の強さとしなやかさ、太さと高い背丈を併せもっているのが特徴。しめ飾りには白毛餅米を含めて6種類の藁を使用。どの種も厳選された良質な稲わらで、それぞれ長さ、太さ、柔らかさが異なるため、製品ごとに稲わらを使い分けて作られています。毎年、大量の稲わらから良質なわらを一本一本選りすぐり、鮮度が必要な品はすぐに、しなやかさを要するものは保管して2〜3年後に編み込みを始めるこだわりです。
今回受注会でお届けするわらは、全てお客様から受注を承ってから制作に入りますが、制作の時期によっては青わらに近いもの、黄金色に近いものがある可能性があります。徐々に変化する藁の色もお楽しみくださいね。
作り手の似顔絵のイラストが入ったタグにもほっこり
しめ縄飾り
今回ご紹介するしめ縄は5種類。サイズや飾る場所に合わせて選んでみてください。
干支(辰)
2024年の干支である「辰」のしめ飾り。ぐるっと巻いているのは「如意宝珠」と呼ばれ、病を治したり、災いを避けたりすることができるなど、思いのままに願いが叶う宝の珠です。置き型タイプですが、ご自身で紐をつければ壁に掛けることも可能です。(紐は付属しません)
巡り廻る
藁を幾重にも丸く巻きつけ、輪の丸い形をしているしめ縄「巡り廻る」。輪は"人の輪"を表しており、たくさんの人たちとの良いご縁があるようにと願いを込めています。
寿酉、祝酉
藁でにわとりの形をかたどったしめ飾り2種類です。小ぶりな方が祝酉、大きい方が寿酉。伊勢神宮でも飼われている酉は神の使いとして大切にされ、「福を取り込む=良い知らせを伝える」商売繁盛の縁起物とされています。飾る際は顔が左向きになるよう飾ってください。
円満(中)
藁をふくふくと立体的に巻き、丸い形に仕上げたしめ飾りです。稲穂をたっぷりと豊作に仕上げました。豊かさの象徴、健康祈願、家内安全、商売繁盛など様々な形で繁栄発展を願います。土台にお花をつけてアレンジするのも素敵です。
猫つぐら
藁で作った猫の家、猫つぐら。猫の寿命と同じ20年使用できるよう長野の職人が丁寧に製作しています。かまくらにも似てこぢんまりとした空間は猫が大好き。側面と天井に猫のための窓を設け、中で眠るにも通気性よく猫の快適を追求した形でもあります。
猫つぐらは猫ちぐらとも言われ、長野や新潟など雪国の民芸品です。素材に使用している藁は通気性、保温性、緩衝性の3つに優れ、猫が丸まって寝るのに最適な素材。こちらの猫つぐらは大相撲の土俵に使用する白毛餅藁を使用し作られています。藁は長野県伊那谷だけで栽培される希少な古代米で、不屈の強さとしなやかさ、太さと高い背丈を併せ持つ良質な稲藁です。毎年、大量の稲藁から良質な藁を一本一本選りすぐり、鮮度が必要なものはすぐに、しなやかさを要するものは保管して2〜3年後に編み込みを始めているのだそう。猫つぐらのような立体的なものを美しく製品として完成させるには技術を要し、一つ一つが手間暇かけて作り上げられています。
藁の自然な香りと丸まった形に沿うような狭さが猫のベッドに最適。窓から顔を覗かせる様子が愛らしく、見た目にも愛嬌があります。藁の編み目からは職人技が見てとれ、置いているだけでも心が温まるような手仕事の猫つぐらです。通気性のよい藁は、夏場は快適に過ごせ、冬には暖かい優れもの。猫窓のおかげで湿気が篭らないことから藁の劣化を防げ、長持ちします。
しめ縄はいつ飾る?
お正月準備の開始日は、大掃除の起源とされるすす払いの日、12月13日と言われていて、12月13日から31日の間に飾り始めるのが正しい飾り方です。しかし、29日は二重苦、31日は一日飾りと呼ばれ、縁起が良くない日とされるため、避けた方が無難。一方地域によっては29日は「ふく(福)」を呼ぶと考える地域もありますので、地域の慣わしに従うのがよさそうです。
飾る場所についてはしめ縄は年神様が玄関から入ってこられるように玄関先の軒下・玄関ドアに飾ると良いとされています。もしマンションなどでドアの外に飾ることが難しい場合は家の内側でもOKとされていますので、ドアの内側や、靴箱の上など、家の出入り口に近い場所でお好みの場所に飾っていただければ良いと思います。
靴箱の上に
室内の壁に
しめ縄はいつ処分すればいい?
飾り終えるのは、松の内の1月8日頃まで。松の内は地域によって異なり、1月1日〜7日が多くなっています。飾り終えたしめ飾りはどんど焼きなど地域の送り火の祭事で一緒に燃やしたり、神社などで処分していただきましょう。
受注会について
※こちらの製品では、メルマガ会員かどうかに関わらず、送料660円が発生いたします。ただし、以下の場合は送料無料となります。
◆わらむブランド製品のみ(複数購入含む)の注文合計金額が11,000円を超える場合
◆わらむブランド製品と、ひのきの鏡餅を同時購入した場合
▼事前に必ず以下をご確認ください。
・予定よりも多いご注文をいただいた場合は、お届けに更にお時間を頂戴する場合もございますが、その場合は別途ご連絡いたします。
・不良品の場合を除き、受注会終了後のキャンセルや商品の返品・交換は承っておりません。
・お支払い方法は【クレジットカード・アマゾンペイ・キャリア決済】のいずれかをお選びくださいませ。また、決済の都合上、発送前に決済確定を行いますのでご了承ください。
・今回の受注会のお品物は、他のアイテムとおまとめができません。お手数ですが、別でご注文いただきますようお願いいたします。また、配達日の指定はできません。
・在庫状況によってはキャンセルとさせていただく場合がございます。何卒ご了承くださいませ。
▽わらむブランドページはこちらから
昨年好評だった、わらむの正月飾り/しめ飾りオーダー会を今年も開催します。長野県の良質なわらを使ったしめ縄飾りをお正月のインテリアにいかがでしょうか。来年の干支である蛇をモチーフにしたものなど、どこか愛らしさもあるしめ飾りを揃えました。同時開催のひのきの鏡餅と一緒にご注文いただくことで、送料無料でお届けができます。
【同時開催中】鏡餅の受注会。今年は2種類あります!
▼ZUTTO別注|SONOBEのひのきの鏡餅
▼上出長右衛門窯が作る九谷焼の鏡餅
干支(漢字)
年があけると家々に訪れる幸福の神、年神様をきちんとお迎えする役割のあるしめ飾り。しめ飾りの飾っているところには不浄なものや悪霊は入れないとされていて、魔除けや防御壁のような意味があるといわれています。神様が降りる神聖な場所を示すしめ縄に縁起物の飾りをつけることで「年神様を歓迎します」という証になり、神様が安心して幸福を届けに来てくださる、という意味があります。
わらむとは
わらむは米どころとして知られていた長野県飯島町から始まります。設立者である酒井さんが移住してきた飯島町のイベントを企画し、職人に米俵の作り方を教わったことがわら細工を作り始めるきっかけになりました。
その中で農家の減少に伴うわら細工文化の衰退を知り、「わらの編み⼿がいなければ、神社のしめ縄もお正⽉のしめ飾りも、⼤相撲の⼟俵も作れず、多くの⽇本伝統⽂化は存続できなくなる。お⽶が⽇本⼈のソウルフードであるように、稲わらは⽇本の伝統⽂化の根幹を担っている。」そう考えた酒井さんは、本格的にわら細⼯の企業を立ち上げ、自身が職人となるとともに若手の職人の育成にも力を入れています。実際、現在の日本のわら細工職人さんは50名ほどで、90 代の⽅がほとんど。現在では、大相撲の土俵の俵や春日大社のしめ縄などの依頼を受け作成するほどとなり、これからのわら細工の将来を担う力となっています。
日本の伝統工芸としてのわら細工
日本最古の伝統工芸とも言われているわら細工。藁は稲を刈り米を取った後に残る茎の部分を乾燥させたものです。日常的に使われる生活用具から、信仰や冠婚葬祭に使われる道具、おもちゃ、工芸品など藁は様々な場所で使われていて、古くから日本人の生活に密着していて、日本の文化を形成する上では欠かせない素材とも言えます。
藁細工は主に稲作が盛んな地域で農作業ができない季節の収入源として発展してきたものですが、現在は稲作の機械化により収穫と同時にわらを裁断してしまうので、わら細工に使う長い藁を入手するのが難しくなってきています。職人の育成がほとんど進んでいないことも相まって、新たな担い手を必要としている伝統工芸の一つです。
わらの魅力、飾っていく中での変化
長野の職人が一つ一つ手作りする藁の本格しめ飾りは主に「白毛餅米」という稲わらの品種を使用しています。この稲は長野県伊那谷だけで栽培される希少な古代米で、不屈の強さとしなやかさ、太さと高い背丈を併せもっているのが特徴。しめ飾りには白毛餅米を含めて6種類の藁を使用。どの種も厳選された良質な稲わらで、それぞれ長さ、太さ、柔らかさが異なるため、製品ごとに稲わらを使い分けて作られています。毎年、大量の稲わらから良質なわらを一本一本選りすぐり、鮮度が必要な品はすぐに、しなやかさを要するものは保管して2〜3年後に編み込みを始めるこだわりです。
今回受注会でお届けするわらは、全てお客様から受注を承ってから制作に入りますが、制作の時期によっては青わらに近いもの、黄金色に近いものがある可能性があります。徐々に変化する藁の色もお楽しみくださいね。
作り手の似顔絵のイラストが入ったタグにもほっこり
今回ご紹介するしめ縄は8種類。サイズや飾る場所に合わせて選んでみてください。
干支
左:漢字、右:大
2025年の干支である「蛇」のしめ飾りは、2種類ご用意しています。蛇は、芸術や金運、水の神様でもある「弁財天」の使いとされ、蛇に願いをかけると弁財天に届けてもらえると言われています。
漢字は、輪じめ(リース)の中に、蛇の姿で表現した漢字の「巳」を忍ばせています。大は、胴体部分を左右にくねくねとさせ、飛び上がる直前の蛇の姿を表現しています。ふっくらとした縄の素材感と蛇の形が見事にマッチしたデザインですね。
鵆
鵆(千鳥)は、水辺に群れで住む鳥の総称。 千、取る=千取りの語呂合わせで、 たくさんの幸せを手に入れることができるとして勝運祈願や目標達成の縁起物とされています。鴨やアヒルのような、くりっとした大きな目の可愛らしい顔とぷっくりとした体が特徴。わらを足してこのボリューム感を出せるのは、わらむならではの技術です。
巡り廻る
藁を幾重にも丸く巻きつけ、輪の丸い形をしているしめ縄「巡り廻る」。輪は"人の輪"を表しており、たくさんの人たちとの良いご縁があるようにと願いを込めています。
寿酉、祝酉
藁でにわとりの形をかたどった2種類です。小ぶりな方が祝酉、大きい方が寿酉。伊勢神宮でも飼われている酉は神の使いとして大切にされ、「福を取り込む=良い知らせを伝える」商売繁盛の縁起物とされています。飾る際は顔が左向きになるよう飾ってください。
円満
左:小、右:大
藁をふくふくと立体的に巻き、丸い形に仕上げたしめ飾りです。稲穂をたっぷりと豊作に仕上げました。豊かさの象徴、健康祈願、家内安全、商売繁盛など様々な形で繁栄発展を願います。土台にお花をつけてアレンジするのも素敵です。
しめ縄はいつ飾る?
お正月準備の開始日は、大掃除の起源とされるすす払いの日、12月13日と言われていて、12月13日から31日の間に飾り始めるのが正しい飾り方です。しかし、29日は二重苦、31日は一日飾りと呼ばれ、縁起が良くない日とされるため、避けた方が無難。一方地域によっては29日は「ふく(福)」を呼ぶと考える地域もありますので、地域の慣わしに従うのがよさそうです。
飾る場所についてはしめ縄は年神様が玄関から入ってこられるように玄関先の軒下・玄関ドアに飾ると良いとされています。もしマンションなどでドアの外に飾ることが難しい場合は家の内側でもOKとされていますので、ドアの内側や、靴箱の上など、家の出入り口に近い場所でお好みの場所に飾っていただければ良いと思います。
靴箱の上に
室内の壁に
しめ縄はいつ処分すればいい?
飾り終えるのは、松の内の1月8日頃まで。松の内は地域によって異なり、1月1日〜7日が多くなっています。飾り終えたしめ飾りはどんど焼きなど地域の送り火の祭事で一緒に燃やしたり、神社などで処分していただきましょう。
受注会について
受注会期間:7/15(月)〜7/29(月)正午まで
お届け:12月上旬順次発送予定
※こちらの商品では、メルマガ会員かどうかに関わらず、送料660円が発生いたします。ただし、以下の場合は送料無料となります。
◆わらむブランド製品のみ(複数購入含む)の注文合計金額が11,000円を超える場合
◆わらむブランド製品と、ひのきの鏡餅または上出長右衛門釜の鏡餅を同時購入した場合
▼事前に必ず以下をご確認ください。
・予定よりも多いご注文をいただいた場合は、お届けに更にお時間を頂戴する場合もございますが、その場合は別途ご連絡いたします。
・不良品の場合を除き、受注会終了後のキャンセルや商品の返品・交換は承っておりません。
・お支払い方法は、【クレジットカード・アマゾンペイ・キャリア決済】のいずれかをお選びください。
・決済の都合上、発送前に決済確定を行う場合がございます。予めご了承くださいませ。
・今回の受注会のお品物は、「ひのきの鏡餅」と「鏡餅お鏡」以外の商品とおまとめができません。お手数ですが、別でご注文いただきますようお願いいたします。また、配達日の指定はできません。
・在庫状況によってはキャンセルとさせていただく場合がございます。何卒ご了承くださいませ。