私の香りに出会う秋。ＺＵＴＴＯで選ぶ、系統別フレグランス

香水にルームフレグランス、アロマスプレー。香りのアイテムは様々ありますが、今回のよみものでは、自分好みの香りとの出会いをお手伝いします。ギフト選びの視点でもご紹介しますので、センスあるプレゼント選びの参考にしてみてください。

目次
▼ 香りを楽しむアイテムたち
　　フレグランスは作品

　　ルームフレグランスの選び方は？
▼ 匂いの感じ方は個性
　　三人のスタッフが嗅ぎ分けてみました
　　 1.HETKINEN
　　2.ROOTS ROSE RADISH
　　3.RATHBORNES
　　4.Carthusia
▼ 香りタイプ別、おすすめアイテムは？
　　1.フローラル系
　　 2.シトラス系
　　 3 .グリーン系
　　 4 .フルーティー系

　　5.ウッディー系
▼ 【期間限定】100BONのアロマスプレー
　　「マインドライン」 7つの香り
▼ 保管方法に困ったら

　　香水の正しい保管方法

人の多い街へふらりと出かけた時、「都会の匂い」を感じることがあります。それは初めて嗅ぐ匂いだったり懐かしい匂いだったりもしますが、田舎育ちの私にとって、道ゆく沢山の人がつけている素敵な香水の香りこそが都会の象徴として一種の憧れだったのだと思います。

私の住んでいるところでは、日常に感じる匂いというと、春は風が運んでくる花の優しい匂いに、夏は雨によって立ち上がる土や青い草の匂い、秋にはちょっと煙たい野焼きの匂いが季節の訪れを感じさせ、何度巡ってきても、ここであるという安心感を覚えます。

そうした自然から香りを抽出し、ブレンドした香水やアロマはというと、ふわっと匂ったその一瞬、非日常のどこか違うところへ連れていってくれるようでそれもまた好きです。

さて、ここからはフレグランスのお話。

画家が「色」を組み合わせて絵を描き、作曲家が「音」を組み合わせて作曲するように、香水は「香料」を組み合わせて作った作品です。嗅覚で良い匂いをただ感じるだけでなく、気持ちを沈めて心を傾けて、いろいろ思いを巡らせながら香りを楽しんでみるのも悪くありません。香道ではこういった香りの楽しみ方を「香りを聞く」と言うのだとか。

フレグランスは作品

楽しむとはいっても、そんなに堅苦しく考えなくても大丈夫。第一印象で「好き」と思える香りに巡り会えれば、暮らしも豊かになるはずです。

まず、ＺＵＴＴＯでご紹介している香水は「オードパルファン」と「オーデコロン」、「ソリッドパフューム（練り香水）」の3つの種類。どう違うのか見ていきましょう。

香水は主に「香料・アルコール・水分」で成り立っています。香料が比較的長く香るので、肌につけた時の印象、時間が経つにつれて変化していく様子、消えてしまいそうに肌に静かに残る香りといった変化を楽しむことができます。

　▼香水の種類（一般的目安）

　・パルファン(香料15～30%／5-7h持続)

　・オードパルファン(8～15%／約5h)

　・オードトワレ(5～8%／3-4h)

　・練り香水（2-3h）

　・オーデコロン(3～5%／1-2h)

ソリッドパフューム（練り香水）は「香料・ワックス」で出来ている固形タイプ。オードパルファンはアルコールで香料を揮発させるので広範囲に香りが広がる一方、ソリッドパフュームはアルコールを使っていないのでつけている付近からほんのりと香ります。お肌に優しくて保湿のおまけつき。敏感肌の方でも安心です。

それから、香水ではありませんがこんなものも。

TORPLYKTAN / アロマキャンドル（マッサージキャンドル）

キャンドルで癒された後はマッサージオイルとしても使えるアイテムです。アロマのスペシャリストが北欧の四季をイメージして作った香りが癒しの時間を与えてくれます。

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癒し効果のルームフレグランス

アクセサリーのように着飾るのが香水であるとすれば、ルームフレグランスは癒されるための香りです。アロマに気持ちを切り替える効果があるというのは有名ですが、やはりお部屋にくつろぐための素敵な香りがあると心から安らげるように思います。

ルームフレグランスは贈り物としても選びやすいアイテム。暮らしの中の一部分で優しく香るルームフレグランスは、香りそれぞれがテーマを持つものなのでお部屋や贈りたい人の雰囲気にあった香りをチョイスしやすいのです。お誕生日・引越し祝い・結婚祝い・クリスマス・記念日のお祝いなどなど、どの特別な日の気分にも合わせられるので贈る季節も機会も選びません。

匂いの感じ方は個性

「いい香り」と聞いて思い浮かべる香りは千差万別。同じ匂いでも感覚の違いで好き・嫌いは大きく分かれてしまいます。だからこそオンラインショップで香りを選ぶのは難しいですよね。そこで、好みの違う三人のスタッフにルームフレグランスと香水のそれぞれ4つの香りを嗅いでもらい、分布図にしました。

スタッフA：人工感のないナチュラルな草花の匂いがほんのり香るのが好き。

スタッフB：人によっては好き嫌いが分かれるような濃厚なムスクや甘い香りが好き。

スタッフC：柑橘系やラベンダーのような癒しの香りが好き。

4つの異なる香りですが、同じ香りでも印象が少しずつ違うのがよくわかります。具体的に香りの感想も聞いてみました。

①HETKINEN / ルームフレグランス（ハッピーホリデー）

　A「お風呂上がりの肌のような柔らかく優しい香り。」

　B「ハーブティーなどの爽やかな紅茶が鼻を抜ける感じ。観葉植物の多い家に似合いそう。」

　C「お香のようなよく眠れそうな癒しの香り。私はこれが一番好みでした。」

HETKINENはナチュラルさの中に北欧の雰囲気も感じられるという結果に。お風呂上がり、紅茶、お香と一人一人匂いの感想は異なりますが、どれも共通して温かく癒される香りですね。HETKINENは森の国、フィンランドから届いた香り。人工香料や添加物不使用で、天然植物由来の原材料のみを使った香りはお部屋を癒しの空間に作り変えます。

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②ROOTS ROSE RADISH / ソリッドパフューム練り香水(シダーウッドミルラ＆クローブ)

　A「草木の香りを直接嗅いでいるかのようなナチュラルさ。私はこれが一番好みでした。」

　B「甘さに優しく包み込まれる香り。普段使いや就寝前につけると落ち着きそう。」

　C「ほっと落ち着くスモーキーな香りがふんわり香ります。」

無添加の植物由来の素材だけを使ったROOTS ROSE RADISHの練り香水は安定してナチュラルな印象の様子。天然の貝殻を使った入れ物も華やかで可愛らしく、あまり強く香らない自然の香りが好みな方へのプレゼントにもぴったりと言えそうです。

＜ソリッドパフューム練り香水をみる＞

③RATHBORNES / リードディフューザー（ホワイトペッパー）

　A「洋風のお部屋に似合うエレガントで品のある香り。色で例えるならライトグリーン。」

　B「甘さもありながらエレガントで大人の香り。大理石の床の豪邸はこんな匂いがしそう。」

　C「甘さもスッキリもどちらも感じる匂いでした。」

500年以上の歴史を持つ老舗ブランドであるRATHBORNESのリードディフューザーは、印象が人によって違う奥ゆかしい香り。アイルランド生まれということもあり、おしゃれな洋室に似合う甘くも爽やかでもあるユニセックスな香りです。洋風インテリアのお部屋や、玄関・トイレといったゲストが訪れる場所で素敵な香りだと思ってもらえるような陽気さと華やかさがあります。

＜RATHBORNES 製品一覧をみる＞

④Carthusia / オードパルファン（VIA CAMERELLE）

　A「ハイブランドの香水のような凜と高貴な香り。」

　B「ドレスアップした時やジャケットスタイルの時につけたい濃厚で強さのある香り。私はこれが一番好みでした。」

　C「百貨店で香る濃厚な香水の格好良い大人の香り。」

Carthusiaのオードパルファンはキリリと格好良い都会の大人の香りという感想が多くなりました。Carthusiaはイタリアの輝く海に浮かぶカプリ島で生まれた「伝説の香水」を再現した香りをテーマにしています。ラストノートには濃厚なムスクも感じられ、贈り物として選ぶならモードなファッションやエレガントなスタイルを好む方、センスいいハイブランドの香りをチョイスしたい方と好相性です。

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