レギンスは元々、腰から足元までをカバーするボトムスとして普及したそう。日本ではレギンス単体で着用するよりも、ワンピースやスカートの下に履く、ボトムスとセットにした使用方法が多いですよね。
春や秋などの季節の変わり目、「分厚いタイツは気分に合わないけれど、スカート一枚では心もとない」という気分に寄り添ってくれるのがレギンスではないでしょうか。
冬のタイツから、足元を変えて軽やかにお出かけするにはうってつけのアイテムなのです。
今回はZUTTOでご紹介しているレギンスを比較してみます。ぜひ自分に合ったものを見つけてくださいね。
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今回比較するレギンスは4種類です。
①ZUTTO(ズット) 小野式フライス レギンス
素材メーカー独自開発の「小野式フライス編み機」によって編まれるフライス生地を採用しています。美しい目立ちと、コットン100%でありながらストレッチ素材のような優れた伸縮性が自慢です。
形の特徴としては、レギンスらしからぬ全体的にゆったりとしたつくりでリラックス感ある1本。裾の切り替え部分が高めの位置に来るように設定しているので、いつものレギンスとはまた違う表情です。
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②天衣無縫(てんいむほう)
【別注】リブカラー ロングパンツ ログウッドネイビー(レギンス)
細身ですっきりとしたサイズ感の、天衣無縫リブカラーロングパンツ。こちらのネイビー色はZUTTO別注品で、オーガニックコットンは淡く優しい色合いが多い中、発色が良いログウッド染めを施しています。しっとりと柔らかい生地で、薄手ながら包み込まれている安心感があります。足首部分にはゆるいゴムが入っていて、穿くとヒラヒラと生地が足に沿い、それがまたポイントとなっています。
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③Health knit(ヘルスニット) プリーツスムース レギンス
歴史あるアメリカのアンダーウェアブランドらしい、特殊な針抜きフライス生地を使用しています。表裏の両面に針抜きのストライプ柄が現れていますが、この模様によって伸縮性を高め、フィット感が増すため着心地は抜群。穿くと、脚の外側にスリットが入るデザインで、軽やかな足元の印象をつくってくれます。
④MAITO(マイト) 草木染平編みレギンス
しっかりと目の詰まった平編みのレギンスで、比較的厚地なので暖かさがあります。プレーンな編地のため合わせるものを選ばず、コーディネートしやすいのも嬉しい点です。100%植物から抽出した色で染色した草木染めアイテムで、原綿から染め上げることで、1本の糸の中に様々な色が混じり、より深みのある色合いを生み出しています。
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素材:
4種ともコットン100%です。敏感肌の方でも使いやすい素材ですが、同じコットンでも肌触りはそれぞれ異なりますね。ZUTTO・MAITOのレギンスはしっかりとコシのある素材感で、Health knit・天衣無縫はしっとり、やわらかで肌に優しい感じです。
厚み:
厚さの順を表すと、
【厚手】←MAITO・ZUTTO・Health knit・天衣無縫→【薄手】
という順になりました。厚みは暖かさにつながり、薄さは洋服に干渉しない使いやすさにつながります。また、レギンスを穿く季節にもよりますが、冷房対策として暑い時期まで穿けるのは天衣無縫のレギンスかな、という印象です。
伸び:
どのレギンスも伸びますが、その中でもHealth knitと天衣無縫はプリーツ・リブ仕様なので横方向への伸びが良く、かがんだり脚を動かしやすい編み方です。
ZUTTOの小野式フライスは薄手のスウェットのような生地で、ストレッチ素材のように違和感なく体に沿い、かつ洗濯後も型くずれをおこしにくい安定感ですよ。
太さ:
比較をしてみて大きく違ったのは、「太さ」でした。
レギンスは割とピタッとした穿き物ですが、脚まわりの太さのつくりによって穿き心地や着た時の印象も異なります。
太さの順はこのようになりました。
【太い】←ZUTTO・Health knit・MAITO・天衣無縫→【細い】
こちらの画像は、MAITOとZUTTOのレギンスの太さを比べたものです。
左側のMAITOのレギンスは細めのつくりで、太もももふくらはぎも同じくらいの幅。穿くとピタッとすっきり見え、もたつきが苦手な方におすすめです。それに対して、右側のZUTTOのレギンスは太ももやふくらはぎ、足首と段階的に幅を変えているのが分かりますね。穿くとゆとりのあるサイズ感で、締め付けがなくストレスフリーです。
どういった穿き心地・見た目が好みなのか、という部分ですね。
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素材・厚み・伸び・太さの視点で改めてそれぞれを検証してみると、これまでレギンスをさほど吟味していなかったことを感じます。ファッションアイテムとしては脇役のレギンスですが、穿くといつものスカートやワンピースが少し新鮮に見える、そして気分的にも安心感がある。そんな、縁の下の力持ち的な役割を担っているのでした。
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