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毎朝起きるのが楽しみになる。冬の朝を快適にする、おうちアイテム

 

冬の朝。目覚めてから、起き上がるまでの時間はどれくらいでしょうか。きちんと起きられるか心配で、30分前から小刻みにアラーム設定をしている人、スヌーズ設定を繰り返す人など、目覚まし時計のかけ方で、その人の性格が伺い知れるような気がします。

特に、気温がぐんと低い真冬の朝はベッドから抜け出すのが億劫になりがち。ぬくぬくと布団の中にいたい気持ちを振り切り、よいしょと心の中で掛け声をかけてからやっと冷たい床に足をつけるという方も多いのではないでしょうか。

今回のよみものでは、肌寒さが身に染みる冬の朝1時間を快適に過ごすためのヒントをご紹介します。

 

 

 

 

 

 

首、手首、足首など、「首」とつく場所を冷やすと体が冷え、風邪を引きやすくなると聞いたことはありませんか。

いずれも細いパーツのため血管が集まる場所なのですが、血管が肌の近くにあるため外気温の影響を受けやすく、また一度冷えてしまうと温めるのに時間がかかってしまうのです。それぞれのパーツの中で、朝、特に冷えやすいのが足元です。パジャマから出た素足のまま、冷たいフローリングの上をちょっと歩いただけでたちまち足元が冷えてしまうという方も多いはず。パジャマからお洋服に着替えるまでの短い時間でも、あっという間に足は冷えますから注意が必要です。かといって、忙しい朝にわざわざ靴下を履くというのは億劫ですよね。

 

 

■モコモコのスリッパが強い味方

そんな時に重宝するのが、ウールのモコモコスリッパ。ウール製のスリッパは数多くありますが、冷え対策という観点では素足で履いても内側が暖かいように、スリッパ内部の毛足が長くなっているものを選ぶのがコツ。ウールを圧縮したフェルトタイプも良いのですが、暖かさを重視するならボアか起毛タイプがおすすめです。

 

 

かかとのないスリッパタイプなら、つま先を入れるだけなのでベッドから出てからすぐ、ストレスなく足を温めることが出来ます。スリッパ内部、足の甲が当たる部分までモコモコとしたボア仕様なので、足先まで包まれるような履き心地です。

 

 

 

特に足の冷えが気になる、足全体を温めたいという方には、かかとまですっぽり包むスリッポンタイプを。靴下を履く感覚で一度かかとを入れてしまえば、寒さ知らずの足元に早変わり。暖かさを保つという意味ではもちろん、忙しなく歩き回ることの多い朝は、かかとがパタパタしないということも大きなメリット。

 

 


■起き抜けに羽織れる、ガウンかストールを一枚

 

ベッドから抜け出したら、最初に何をするでしょうか。顔を洗い、化粧水をぱしゃぱしゃとお肌に浴びせる。カーテンを開けてコーヒーのためのお湯を沸かす。何よりもまず最初にパソコンの電源を入れてメールチェック、という方もいるかもしれません。

朝の過ごし方は人それぞれですが、冬の朝は冷たいお洋服に袖を通すのが億劫になりがちです。冬の温度をそのまま閉じ込めたように感じられる冷たいシャツやジーンズを身につけることを考えただけで、体温が下がるような気がするから不思議ですね。

少し体を動かしたり朝ごはんを食べたりして、体が目覚めてから着替えるという方も多いと思いますが、それまでの間に体が冷えてしまっては本末転倒。お洋服に着替える前の冷え対策に、肩から大きく羽織れるガウンかストールがあると便利です。

 

 

 

部屋着の上から身につけるウエアでは、さっと羽織れるカーディガンが定番ですが、冷え対策という観点では、肩から腰、太ももまでをすっぽりおおう着丈が必要になります。ここでぜひご紹介したいのが、シャツガウン。ガウンというとタオル生地やシルクで作られているイメージが強く、なおかつ着物文化の日本ではあまり馴染みのないアイテムかもしれません。

こちらのシャツガウンは膝少し上くらいの丈感で、暖かさと手軽さを兼ね備えています。素材は、手つむぎ糸をたっぷり使った柔らかな綾織り生地を採用しています。アームホールは大きめにとり、肩まわりが窮屈にならないように少し落とした切り替えにしています。寒さ感じる首元は生地が二重になるよう折り返しの襟元デザインにし、左右に腰紐を付けて前でも後ろでも結べるようにしました。

部屋着としてはもちろん、例えば「8時までにゴミ出しをしたいのに、まだ着替えが済んでいない」という時には羽織ったまま外に出てもOK。ワンマイルウエアとしても遜色ない、程よいカジュアルさが良いですね。

 

 

 

カーディガン感覚で羽織るといえば、ウールストール。さっと羽織るだけで暖かいストールは、朝起きて身支度を整えるまではとにかく時間との勝負!という方の強い味方です。

また、ストールの良いところはベッドにかけてそのまま眠れること。ベッドに入るまでパジャマの上から羽織っておいて、ベッドに入ってしばらくは肩にかけながらゆっくり読書。眠くなったら二つ折りにしてお布団の上、胸元あたりに掛けておくだけ。こうすると眠っている間も暖かいですし、何より朝起きた時にすぐに羽織ることが出来ます。朝起きて、2秒で暖か。この手軽さはストールならではかもしれません。

 

 

 

 

また、女性は肩から背中にかけてだけでなく、腰回りの冷えが気になるという方も多いですよね。その点ストールは用途を限定しないので、肩から大きくまとう他、ひざ掛けにしたり、写真のようにストールピン等で留めて腰巻きにしたりと、様々な使い方が出来ます。肩から羽織る場合、袖元がもたついたりフリンジが揺れたりと台所仕事には向かないので、シャツガウンのようなウエア型のお部屋着と両方あるとより便利です。

 

 

 

体を冷やさないためのルームシューズと羽織りものを準備すれば、朝の第一関門はクリア。続いて大切な朝の一仕事といえば、朝食の準備。時間がない、準備が億劫なことを理由に、朝ごはんをスキップしてしまったり、内容が偏りがちになるのも冬の朝の難しいところですが、体を目覚めさせ体温を保つためのエネルギーはしっかり摂りたいものです。そんな慌ただしい朝に、無理なく朝食の準備が出来るアイテムがあれば心強いですよね。

 

 

■朝ごはんをワンプレートにする工夫

 

プレート:高橋工芸(たかはしこうげい)

お椀:我戸幹男商店(ガトミキオショウテン)

グラス:iittala (イッタラ)

 

 

スープの他、ヨーグルトやグラノーラを朝食に食べる方におすすめなのが、拭き漆のお椀。夜の間、夕ご飯で使った食器を乾かしながら眠り、朝起きた時に食器棚に片付けるという方も多いかと思いますが、このほんのちょっとの一手間が面倒なのですよね。漆のお椀は汁物に強いので、グラノーラ+牛乳、ヨーグルトを盛り付けても大丈夫ですし、サラダやフルーツのボウルとしても代用可能なサイズ感。白木のプレートなど、洋皿との相性も良くモダンにまとまります。

 

プレート皿にベビーリーフやフルーツにパンを乗せ、夕ご飯では汁椀として使っていた漆椀にグラノーラやヨーグルトを盛りつければ、美味しそうな朝食の出来上がりです。キッチンに出ていた食器を上手に使えば、準備と片付けの手間が軽減されます。軽くて丈夫、見た目にもぬくもりのある拭き漆のお椀は冬の朝ごはんにもぴったりです。

 

 


■体を温めるスープを作る小鍋

 

特に女性は、朝目覚めてすぐは何となく調子が出ない、食欲がないという悩みを抱えがちで、パンやご飯といった主食を重く感じやすいようです。野菜、主食(炭水化物)、たんぱく質をバランスよく摂るのが理想ですが、準備をするのも口に運ぶのも気が進まないという風になると、ますます朝食のバランスが崩れてしまいます。

そんな時の味方が、朝のスープ。温かく喉を通りやすいスープは朝食の一口目にぴったりで、お野菜のほか、ベーコンやハム、卵といったたんぱく源も一緒に入れることで、朝食のバランスが整います。硬いパンもスープに浸せばぐんと食べやすくなるという利点も。

朝食のためにわざわざ作るとなると少しハードルが高いので、前日のお夕飯の献立にスープがあれば朝ごはん用に少し多めに作っておく、スープに使えそうな食材は一緒に下ごしらえしておくと便利。冷凍の野菜ミックスとベーコンだけでも立派なスープになりますし、その他レンコンなど、ビタミン、食物繊維ともにたっぷりで、体の調子を整えながら温めてくれる旬の根菜や、カブ、マッシュルームといった火の通りやすい具材を選ぶと、バリエーションが生まれスープづくりが楽しくなります。

 

 

 

 

少量のスープを作るなら、DANSK(ダンスク)のバターウォーマー、工房アイザワの両口付ミルクパンが便利です。大きな鍋でスープを作ると、水位が浅く温めにくかったり、取り分ける時にスープの具材が鍋にたくさん残ってしまったりというちょっとしたストレスがありますが、こうした小さめサイズのお鍋があるととても便利。小ぶりなお鍋でスープを温めながら別のコンロでウィンナーや目玉焼きを焼いたり、お弁当の支度をしたりと、朝の台所仕事がはかどります。

 

 

お鍋だけでなく、スープ専用のカップを用意するというのも朝ごはんを楽しみにするきっかけになるかもしれません。写真は、 白山陶器 (はくさんとうき)のS型スープボウル。電子レンジ対応なので前日のスープの残りを取り分けておけば、朝温めるだけでOK。外側から見た時のマットな質感と、内側の白い釉薬の仕上げのコントラストが、スープをより美味しく見せ食欲をそそります。

 


 

■時にはハンドドリップの美味しいコーヒーを

 

 

 

休日の朝など、少し時間のある時は食後のホットコーヒーが美味しく感じられます。平日は難しくても、お休みの日には味にもこだわってハンドドリップコーヒーを淹れてみてはいかがでしょう。

KONO(コーノ)の「名門ドリッパーセット」は円錐フィルター、グラスポット、ペーパー、計量スプーンの4点がセットになっているので、手にしたその日から美味しいコーヒーが気軽に楽しめます。「名門ドリッパー」の特徴は、その形状が台形ではなく円錐形をしていること。アクやえぐ味をドリッパーに落とさず、豆の旨みを引き出すことで、コーヒー専門店やカフェで頂くような風味豊かなコーヒーを味わえます。

丁寧に淹れたコーヒーは、お気に入りのマグカップに注いで。北風がピューピューと冷たい朝、わざわざコーヒー屋さんに行かなくても、お家でゆったりとコーヒーを楽しむことが出来たら大満足。

 

 

 

 

■前日のうちにコーディネートを考える5分間

 

トップス:カシミヤ Vネックセーター/ZUTTO

バッグ:【別注】3way レザーポシェト enveloppe BLACK/ZUTTO

 

 

 

 

気温やお天気、そしてその日の予定にぴったり合った服を身につけているという実感があると、なぜか一日中気分良く過ごすことが出来る。そんな経験はありませんか。逆にちょっと寝坊してしまった朝、急いで手に取ったお洋服がしっくりこなくて気持ちが下向きになってしまったり、気温に対して寒すぎ、あるいは暑すぎて不快な感じがずっと続いてしまったり。

こうしたことを防ぐために、夜眠る前に天気予報やスケジュールをチェックして次の日に何を着ようか考えておけると理想的。寝る前たった5分のことも、忙しい朝にやるのとでは大違い。お洋服に合わせてアクセサリーの組み合わせまで決めておければ完璧です。お仕事などで人と会う約束があれば尚更。お天気や場所に合わせたコーディネートになっているか、前回会った時と服装がかぶっていないか、はたまたタイツに毛玉が付いていないか…などなど、時間の余裕があるうちに考えると、翌朝の手間がぐんと省けます。毛玉やほつれが気になるお洋服には予めブラッシングをしておくと、身だしなみも整って一石二鳥です。

 

 

 

■「天然のエアコン」。ウールのインナーウエアで内側の快適さを

 

 

 

寒さ対策に「暖かさ」を声高に謳う機能派インナーは数多くありますが、家を出るまでは心地よくても、少し歩いて人の多い建物や地下鉄の駅に入ると、汗がこもり不快に感じてしまった。そんな経験はありませんか。機能的なインナーウエアは冷たい空気をまとったお洋服に袖を通さなければいけない苦痛を和らげる救世主ですが、冬は暖かさばかりに目が行き、吸水性や調湿性は意外な盲点となりがちなようです。

 

そこでおすすめなのが、ウール製の肌着。カールした繊維の間に無数のエアポケットができるため熱がこもらず、常に体温を一定に保ってくれるため、高い通気性のおかげで汗が吸収され、肌はべたつかず、常に清潔な状態でいることが出来るのです。 またウールというと、春夏には不向きと思われがちですが、季節と体温の状況に合わせて保温効果や吸水効果を発揮するため、常に丁度良い体温を保つことが出来、その機能は『天然のエアコン』と言われるほど。冬は暖かく夏は涼しく快適に過ごせる素材でもあります。 

 


 

朝快適に過ごすためには、前日の夜にもちょっとした気づかいを。快適な目覚めは快適な眠りからと言いますが、忙しい毎日を応援してくれる愛用品があれば心強いです。

 

■「目」を休める読書灯とスクリーングラス

 

 

 

帰宅後、夕ご飯を食べてお風呂に入り、後片付けをしたらあっという間に22時は過ぎてしまう。なんだか眠るのが惜しくてつい本を読みふけったり、ベッドに入ってからネットサーフィンをしたり。すると逆に目が冴えて寝つきが悪くなったり、いつの間にか眠りに落ちて気づいたら起床時刻を10分過ぎていた。どれも日常にありがちな風景です。

夜の読書やパソコン、スマートフォンでのネットサーフィンでは、出来るだけ照明を柔らかくし、なおかつブルーライトをカットしましょう。活字が読める程度に手元だけを柔らかく照らしてくれる読書灯や、ブルーライトをカットしてくれるスクリーングラスがあると便利。それぞれが機能を持っているので、実用品としても重宝するのはもちろん、こうした愛用品があると、不思議と使い終わった後の片付けまでしっかりとするようになるので、気づかないうちに眠ってしまっていた、ということが少なくなるように思います。

 

 


■眠る前はカフェイン摂取を控えて

 

 

また、寝つきをよくするためにもお休み前のカフェインは控えるのが吉。デカフェタイプのコーヒーや、香りで心を落ち着けてくれるハーブティーがあると心も体もほっと落ち着きます。他にも、白湯やルイボスティーなど、カフェイン・糖分を含まない暖かい飲み物を飲むと体がポカポカと温まり、体温が下がる頃に自然と眠気が訪れれば理想的。「おやすみ前のための飲み物」を謳ったお茶も市販されているので、そういったものも上手に活用すれば、寝る前の楽しみが一つ増えそうです。

 

 

 

 

冬の朝一時間を快適に。そんな視点で数々の愛用品をご紹介してきました。どんなに防寒しても、やっぱり冬の朝はキリリと寒いものです。厚手のセーターにウールストール、朝食をちょっぴり豊かにしてくれるスープボウルや、夜の読書を快適にする眼鏡など。体を温めたり、一手間を省いたりと、実用的な側面はもちろんですが、それとは別に何だか心の温度を少し上げてくれるようなモノがそばにあるだけで、寒い冬の朝はぐんと心地よいものへと変わるのではないでしょうか。まだまだ寒い日々が続きますが、ぜひ素敵な冬をお過ごしください。

 

 

 

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投稿者: 斎藤 日時: 2017年11月25日 11:00 | permalink

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