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何色にしよう? と迷うのも楽しい。 Harley of Scotlandのクルーネックセーター

By ZUTTO撮影担当 — 2026.10.28
何色にしよう? と迷うのも楽しい。 Harley of Scotlandのクルーネックセーター

スコットランドの伝統セーター、Harley of Scotland(ハーレーオブスコットランド)は、ZUTTOでも毎年冬にご紹介している定番ブランドです。発色が良いことで有名なブランドのロングセラーのクルーネックセーターは、ベーシックな形でデイリーユースからビジネスシーンまで愛用されています。定番の色からスポット色まで、豊富な色が揃うのも魅力です。冬のワードローブに、お気に入りの一着を見つけてください。

始まりは、ひとりの船乗りでした

1929年にスコットランドで創業したHarley of Scotland。もうすぐ100年になる老舗です。創業者のピーター・ハーレーは、もともと船乗りとして海に出ていた人でした。

オークニーやシェットランド、フェアアイルといった北の島々。港に立ち寄るたびに彼の目をとらえたのが、土地の人たちが着ていた伝統的なセーターだったそうです。冷たく荒れた海で働く人のための、実用一点張りで少し無骨な服なのに、模様も色も美しい。航海の途中でそれを眺めていた彼の目にどう映っていたのか、ちょっと想像してみたくなります。

Harley of Scotlandの歴史を伝える写真

当時のセーターの柄には一つひとつ意味があって、天気の変わりやすい北の海では、誰がどこの人なのかを見分ける手がかりにもなっていたのだとか。何百年も海で働く人の体を温めてきたこのセーターを、普段の暮らしで気軽に着られる、軽くて柔らかなものに。それがブランドの出発点になりました。

海藻を食べて育つ羊のウール

セーターの素材は、シェットランドウール。スコットランド本土のさらに北、北大西洋に浮かぶシェットランド諸島の羊の毛です。

島は風がとても強く、牧草があまり育ちません。そのため羊たちは、海辺の海藻を食べて育つのだそうです。寒暖差が大きく湿度も高い、なかなか厳しい環境なので、体を守る羊毛も自然とたくましくなります。軽いのに暖かく、色がきれいに出る。そんなシェットランドウールの個性は、この島の暮らしから生まれています。

ゴワゴワの糸を、水が柔らかくする

シェットランドウールの糸

意外なところで関わってくるのが「水」です。紡いだばかりのシェットランドウールの糸は油分が多くて、触るとゴワゴワしています。これを柔らかな風合いに変えるのが「洗い」の工程で、使われるのはスコットランド北東部の、とても硬度の高い水。この水で洗うことで、なめらかな手触りに仕上がるといいます。

海藻を食べる羊と、北の冷たい水。セーター一枚の後ろに、スコットランドの風土がまるごと詰まっているようで、なんだかロマンがありますよね。

つなぎ目がないから、もたつかない

Harley of Scotlandのニット

Harley of Scotlandは伝統的なスタイルを大切にしながら、1980年代にはイタリアからメリノウールを取り入れるなど、より軽くて暖かいニットづくりを続けてきました。今では3世代にわたって、ウールのものづくりを受け継いでいます。

得意としているのが、シームレスニッティングです。一般的なニットは前身頃、後ろ身頃、両袖を別々に編んでから縫い合わせますが、シームレス製法ではセーターをひとつの形として編み上げます。縫い目のごろつきがないので、着たときにもたつかず、シルエットもすっきり。袖を通してみると、見た目の印象よりずっと軽くて驚くかもしれません。

どの色を選ぶ?

シーズンごとに100色以上の糸を用意しているというHarley of Scotland。色の豊富さも、このブランドが長く愛されている理由のひとつです。ZUTTOでお取り扱いしている色を、ひとことずつご紹介しますね。

色とりどりのウールの糸
Silver
明るめのやわらかなグレー。冬のダークなコートの下に着ても、顔まわりが沈みません。
Medium Grey
迷ったらまずこれ、という真ん中のグレー。お仕事の日にもお休みの日にも出番が多いと思います。
Charcoal
黒に近い、深みのある色。よく見るとほんのり青みがあって、真っ黒より表情がやわらかいです。
Denim
名前の通り、濃いインディゴのような青。ネイビー感覚で着られて、白いパンツを合わせるとすっきりまとまります。
Calico
肌なじみのいいベージュ。どんなボトムスとも喧嘩しない、頼れる一枚です。
Tundra
ミルクティーのようなブラウン。ベージュより少し大人っぽく、デニムとの相性はとくに良いです。
Scots Pine
スコットランドの松の森を思わせる、深いモスグリーン。色ものに慣れていない方にもおすすめです。
Cobalt
晴れた空のような、明るいブルー。発色がいいのに、不思議と寒々しく見えません。
Iris
少し青みがかった紫。落ち着いたトーンなので、ほかのアイテムとも意外と合わせやすい色です。
Nectar
蜜のようにあたたかみのある黄色。冬のコーディネートが一気に明るくなります。
Carmen
朱色に近い、目の覚めるような赤。一枚でぱっと目を引く主役の色です。
Sakura
イギリスから届いた桜色。グレーやネイビーのボトムスと合わせると、甘くなりすぎません。

色はおおよその目安です。お使いの画面によって、実物と見え方が異なる場合があります。

どう合わせる? コーディネートのヒント

シンプルな形なので、合わせるボトムスの色や素材でずいぶん表情が変わります。スタッフが着てみたコーディネートをいくつかご紹介しますね。

白いパンツとのコーディネート
白いパンツを合わせることでキレイめな印象になります。(左:Carmen、右:Denim)
ベーシックな色のボトムスとのコーディネート
ベーシックな色のボトムには、ベーシックカラーは知的な印象に、鮮やかな色は明るく軽やかな印象に。(左:Silver、右:Iris)
発色のいいセーターのコーディネート
発色の良いセーターは視線を上に集めて、スタイルよく見せる効果も。(左:Scots Pine、右:Sakura)
トップスとボトムスを同色で合わせたコーディネート
トップスとボトムスを同色で合わせるとまとまった印象に。冬らしいさまざまな生地や靴、小物もアクセントとして効果を発揮します。(左:putty、右:Cobalt)
デニムパンツとのコーディネート
デニムは、どの色も相性がいいのは紹介するまでもなく。(左:New Navy、右:Tundra)
裾をウエストに入れたコーディネート
裾をウエストに入れると、メリハリが出ます。(左:Medium Grey、右:Nectar)

サイズは、いつも通りで大丈夫

流行りの形のセーターではないので、サイズはいつも着ているもので選んでいただいて大丈夫です。とはいえ「一枚ですっきり着たい」「中にシャツを着たい」など、着方によってちょうどいいサイズは変わってきますよね。そこで身長156cm、160cm、170cmのスタッフ3人が、36・38・40の3サイズを着比べてみました。

3サイズを重ねた比較
下から40、38、36サイズ。サイズが上がるごとに、裄丈は約1〜2cm、着丈は約2cm長くなります。
身長363840
156cm
(Aさん)
ジャストサイズ
窮屈さもなく、袖の長さもちょうどいい
中にインナーを着るならこちら 肩のラインが落ちて、オーバーサイズで着られる
160cm
(Bさん)
窮屈さはなく、コンパクトに着られる ジャストサイズ
袖も丈もほどよいゆとり
インナーを着るならこちら。袖は長めでもリブで止まる
170cm
(Cさん)
小さいので選ばない コンパクトに着たいときに。身幅にゆとりがあり、薄手のインナーなら問題なし ジャストサイズ
袖は少し短めだけど、ほかはちょうどいい
身長156cmのスタッフが36サイズを着用

身長156cmのAさん。36サイズを着用しています。

身長160cmのスタッフが38サイズを着用

身長160cmのBさん。Medium Greyの38サイズを着用しています。

身長170cmのスタッフが40サイズを着用

身長170cmのCさん。40サイズを着用しています。

ワンサイズ上げてゆったり重ね着を楽しんだり、ワンサイズ下げてコンパクトに着たり。サイズの選び方ひとつで印象が変わるのも、シンプルなセーターのおもしろいところです。首元からシャツの襟をのぞかせたり、スカーフを巻いたりしてもかわいいですよ。参考までに、襟元の重ね方を4パターン並べてみました。

襟元の重ね着4パターン

スタッフ3人が選んだ、自分の一枚

着比べをしてくれた3人にも、自分ならこれ、という一枚を選んでもらいました。

Aさん:Scots Pine

冬らしい深いグリーンに惹かれました。色ものを取り入れたいけれど、明るい色にはやっぱり抵抗があって。「実はカラーセーター」くらいの色味が、私にはちょうどいいです。形がシンプルなクルーネックなので、合わせるものに迷わないのもうれしいところ。

Bさん:Cobalt

落ち着いた色のニットはもう何枚か持っているので、Harley of Scotlandならではのきれいな青が気になっています。青なのに寒々しくなくて、あたたかみがある色なんです。定番色のボトムスで主役にしてもいいし、ブルーデニムと合わせてワントーンにするのも新鮮かな、と思っています。

Cさん:Nectar

実は何年も前から、黄色いセーターを買うかどうか迷っています。以前お気に入りの黄色いセーターを洗濯で縮めてしまった、苦い思い出があるんです。次こそはリベンジしたいと思っています。普段はデニムが多く、冬のアウターも暗い色ばかりなので、明るい色で冬を楽しみたいです。

長く着るための、お手入れのこと

Cさんのように「お気に入りのセーターを洗濯で縮めてしまった」という経験、ありませんか。ウールが縮んでしまう主な原因は、もみ洗いなどのこすれと、急な温度の変化です。ポイントさえ押さえれば、このセーターはおうちでも手洗いできます。

素材:ウール100%(イギリス製)
洗濯表示:手洗い可/ドライクリーニング可/平干し/乾燥機不可/漂白不可/低温アイロン可

普段のお手入れ

着たあとは洋服ブラシで軽くブラッシングして、ひと晩ハンガーに掛けて休ませてあげてください。ウールはもともと汚れがつきにくく、においも残りにくい素材なので、ひと冬に何度も洗わなくても大丈夫です。

おうちで洗うとき

  1. 洗面器に水か30℃以下のぬるま湯をはり、おしゃれ着用の中性洗剤を溶かします。
  2. セーターをたたんだまま沈めて、手のひらでやさしく押し洗いします。もんだりこすったりしないのがコツです。
  3. すすぎも、洗いと同じくらいの温度の水で。温度差も縮みの原因になります。
  4. バスタオルで挟んで、押すようにして水気を取ります。洗濯機で脱水する場合は、ネットに入れてごく短い時間にしてください。
  5. 湿っているうちに手で形を戻し、平らな場所に広げて陰干しします。ハンガーに掛けると伸びてしまうので、平干しがおすすめです。乾燥機は使えません。

アイロンが必要なときは、低温で当て布をしてください。自分で洗うのが不安なときは、クリーニングにお任せしても大丈夫です。

しまうとき

シーズンが終わったら、一度洗ってからたたんで保管を。ハンガーに掛けたままだと、肩のあたりが伸びやすくなります。ウールは虫に好まれる素材なので、防虫剤も忘れずに入れておきましょう。

毛玉が気になったら

毛足の長いシェットランドウールは、着始めのうちは毛玉や毛羽が出やすいものです。気になっても手で引っぱらずに、ファブリックシェーバーで取り除いてください。スタッフが愛用しているシェーバーのレビュー記事もありますので、よかったらのぞいてみてくださいね。

STEAMERYのファブリックシェーバーのレビュー記事
【スタッフ愛用】毛玉よサヨナラ。STEAMERYのファブリックシェーバーをレビュー

もう一枚、タートルネックも

ラムズウール タートルネック

首元まで暖かくしたい方には、ラムズウール タートルネックもあります。色は、目の覚めるような鮮やかなブルーと、冬らしい赤の2色です。使われているのは、オーストラリア・ヴィクトリア州のジーロンで育つ子羊の毛で、ラムズウールの中でも最高峰といわれる素材です。糸がとても柔らかく、肌に触れてもチクチクしにくいのがうれしいところ。ふんわり軽いのに、しっかり暖かいですよ。

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