お気に入りの服や大切な服を長く楽しむために。いつものスタイルに変化を加えるレイヤードTシャツ。

秋冬のおしゃれの楽しみである、プルオーバーやニットとの重ね着のコーディネート。布帛のシャツをレイヤードにするとどうしても堅苦しい印象になりがちなので、程よく力の抜けたコーディネートを作りたい方にはカットソーがおすすめです。今回ZUTTOが作ったのは、レイヤードを前提にした2種類のTシャツ。昨年好評につき完売したZUTTOオリジナルの長袖レイヤードTシャツが素材を変えて帰ってきました。

重ね着するためのデザイン

クルーネック

モックネック

ZUTTOでは毎シーズンレイヤードTシャツを作っていますが、そこにはお気に入りの服や大切な服をより長く楽しんで着てほしいという思いがあります。洋服を長く愛用する上では、長く飽きずに着られること、年齢を重ねてもおしゃれを楽しめることはとても大切なポイントだと考えています。とくに秋冬のニットはお手入れをしながら長く愛用していくことが多いアイテムなので、いつも同じような格好になってしまうなと感じると自然と出番が減ってしまうことも。そんな時に手軽に変化を加えてくれるのが「スーピマノイルコットン長袖レイヤードTシャツ」です。

ポイントは、ビンテージのTシャツなどの袖や裾部分の縫製で見かけることも多いオーバーロックで始末した裾や袖口。プレーンな長袖Tシャツが見えるよりも、カジュアルでこなれた印象が漂います。重ね着した時にちらりと覗くように、通常のカットソーよりも長めの袖丈と着丈にしていますが、一枚でも着ていただけるような長さに仕上げていますので、秋の始まりには長袖Tシャツとして一枚でも活躍します。

肌にも地球にも優しい素材

直接肌に触れるレイヤードTシャツなので、着心地の良さも大切に素材を決めました。選んだのは古着のような柔らかな着心地が特徴のスーピマノイルコットンです。

スーピマコットンとは、コットンの品種の35mm以上の長い繊維長を持つ高級綿のこと。コットンは基本的に繊維の長さが長いほど上質で品質が上がるとされており、スーピマコットンは最高級ランクです。今回はそんなアメリカ産高級綿であるスーピマコットンの落ち綿を100％使用した環境にも肌にも優しい生地。「落ち綿」とは紡績の過程で出てしまう綿の細かな繊維のことで、毛足が短いことから多くはクッションなどの中綿として使用されたり破棄されることも少なくないのだそう。それを特別な技術で糸に紡ぎ直すことで、風合いのある生地へと生まれ変わっています。整いすぎない自然なムラがあり、一枚着・インナーのどちらにも適した絶妙な肉感があります。

クルーとモックネック

形は、クルーネックとモックネックの2種類をご用意しました。

クルーネック

ボトムス：LIBERTY WIDE DENIM

シューズ：TRAVEL SHOES ストラップバレエシューズレイン TR019 WHITE

ベーシックな形のクルーネックは、合わせるトップスを選ばずカーディガンやニットなど秋冬の定番に難なく合わせられる一着。見せるためのレイヤードTシャツとしてだけでなく、少し肌寒いときのインナーとしても活躍します。

モックネック

パンツ：UP190302 ジップオーバーオール

シューズ：OFFICER SHOE 1831 Black

バッグ：バルバストート HALLIE

モックネックは首元に別の色が欲しいという時にも使える一着。Vネックなど、首元が開いたトップスとの相性も良く、甘いコーディネートも適度にカジュアルに、落ち着いた雰囲気に仕上げることができます。また、モックネックは窮屈感がなく快適なので、タートルネックが苦手という方にもお選びいただけます。こんな風にオーバーオールなど個性的なボトムスと合わせるのにも重宝しますよ。