【メルマガ会員は送料無料】現在のご注文は4/30(火)に発送します
母の日のプレゼント特集はこちら >>

 

美しい色の重なり、唯一無二の柄。桐染の浴衣受注会 

 

※本受注会は終了致しました。誠にありがとうございました。

 

 

年齢を重ねる中で着る機会が減ってきている浴衣。花火大会に夏祭り、そんな夏の特別なシーンに浴衣で行けたら素敵だなと思いながらも、また来年と見送ってしまっている方も多いかもしれません。SNSを活用して自分でもよりスムーズに浴衣を着られる今、日中の暑さを避けて夜に浴衣を着て出掛けてみたり、新たな浴衣とともに、今年は夏のお出かけを楽しんでみるのはいかがでしょうか。

 

今回受注会でご紹介するのは、群馬県の染め物屋さん、桐染さんの浴衣。ZUTTOでは浴衣のお取り扱い自体が初めてなのですが、この浴衣に惹かれたのは、その淡く美しい染めにあります。藍色や白などはっきりとした色ではなく、色が重なり合い混ざり合って生まれた柔らかくも不思議な色と、それらの色が作り出す唯一無二の柄。日本の伝統の染色技術を使いながらも、どこか海外の雰囲気も感じる不思議な魅力の浴衣です。

 

 

織物の産地桐生から

 

 

まずは、桐染さんのご紹介から。

 

1919年に群馬県桐生市で創業した桐染。桐生市は織物の産地として知られ、「西に西陣、東に桐生」と伝えられるように、桐生織には1000年以上の歴史があります。今でも織物だけでなく縫製、刺繍等の製造工程の多くが営まれており、繊維産業が盛んな地域。ZUTTOでお取り扱いしている刺繍アクセサリーの000も桐生のメーカーさんです。

 

桐染は明治後半から撚糸業を始め、1919年に初代山崎清四郎氏が染色業へと転進させました。以来、絹糸の色染めだけにとどまらず、生地染や製品染など時代のニーズに合わせて様々な染色を手掛けてきた染色工場で、2代目山崎貞治氏は桐生織染色部門の伝統工芸士として、染色技術の発展と伝承に邁進しました。2014年より屋号を桐染と改め、長く培ってきた技術による手染めの魅力を伝えたいという思いを、オリジナルブランドを通して発信しています。

 

 

 

現在は現在は3代目山崎晃さんが工場長、4代目平本友里さんが代表を務めています。 桐染のプロダクトは全て平本さんのデザインによるもの。グラフィックデザイナーとしても活躍されており、特に今回の浴衣はそんな平本さんの感覚が生かされた色柄だと感じます。

 

 

 

籠染めとは?

 

いくつもある手染めの染色技法の中で、桐染さんが得意とする技法が「籠染」という技法。

 

 

 

籠染とは、ふたつの籠(板状のもの)の間に布を手繰り寄せて挟み、柄をまだらに染める技法。美しいまだら模様を染め上げるには高い技術が必要なのだそう。

 

 

 

生地の手繰り方によって柄の出方が変わってくるため、ふたつとして同じ模様ができることはなく、唯一無二の柄に染まります。その技法をベースに、4代目である平本さんが、生地の上で染料を混ぜるという新たな染色方法「マーブル染め」を生み出し、一点一点丁寧に染め上げたのが今回の浴衣です。

 

 

通常、染料を作ってから染め上げるのに対して、マーブル染めは生地の上で染料を混ぜて色を作っていきます。そのためあらかじめ決められた色ではなく、生地の上で染料が混ざり合い、独特な色と柄が生まれているのです。

 

 

 

また、染料はとうもろこしの澱粉を使って定着させており、通常の染色よりも染料の量を使わずに美しい発色を出すことにつながっています。それにより染色に欠かせない水の使用も軽減できており、通常使われる染料と水の量を50%以上削減することに成功しているのだそう。環境にも配慮したものづくりが行われています。

 

 

Remember Los Angeles

 

 

今回受注会でご案内する3色の浴衣をご紹介します。

 

 

この3色の浴衣のテーマは、「Remember Los Angeles」。海を越えた異国の地に思いを馳せて染色で表現しています。左から、SUNSHINE yellow marble、MORNING SKY right blue marble、SUNSET orange marbleと名前が付けられています。

 

 

 

 

SUNSHINE yellow marbleはロサンゼルスのカラッとした太陽をイメージして。ふと見上げたキラキラと眩しい太陽から元気をもらえるような、幸せな日中の太陽の日差しが感じられる、パッと華やかな柄です。

 

 

 

 

MORNING SKY right blue marbleは、朝の澄んだ空をイメージしています。鳥の鳴き声や心地良い朝陽。朝だけに味わえる特別な時間。見た目にも涼しげな柄です。

 

 

 

 

SUNSET orange marbleはロサンゼルスの大きな夕陽をイメージしているのだそう。大地を包み込む様な大きな夕陽が全てを優しく受け止めてくれるような、柔らかくおおらかな柄です。

 

 

二人のスタッフが実際に着てみました。浴衣のサイズ選びガイドはこちらから>>

 

 

今回は一緒に、桐染オリジナル帯と下駄もご用意しています。どちらも桐染の浴衣に合わせてデザインされたものですが、お手持ちの浴衣とも合わせやすく重宝します。

 

 

▼リバーシブル半幅帯 

 

表面は縦縞の無地のジャガード。裏面はシーチング生地を籠染で仕上げたリバーシブル仕様。結び方によって、表裏の見え方が変わるので、結び方のバリエーションも増やしたくなる帯です。こちらも綿100%です。

 

 

 

▼杉の下駄

 

あえて染めずにシンプルな真っ白な鼻緒の下駄は、桐染の浴衣はもちろん、どんな浴衣にも合う一足。素材には大分県日田市で採れた天然杉を使用。天然素材の為、木目が1点1点異なるという点も染めの浴衣と重なります。

 

 

 

<受注会について>

 

◼︎受注会期間:3月17日(日)〜4月1日(月)正午

※在庫状況によっては早期に終了する場合がございます。

 

◼︎発送時期:4月中旬(一部商品は6月上旬)から順次発送予定

 

事前に必ず以下をご確認ください。
・不良品の場合を除き、受注会終了後のキャンセルや商品の返品・交換は承っておりません。
・お支払い方法は、【クレジットカード・アマゾンペイ・キャリア決済】のいずれかをお選びください。
・決済の都合上、発送前に決済確定を行う場合がございます。予めご了承くださいませ。
・今回の受注会のお品物は、他のアイテムとおまとめができません。お手数ですが、別でご注文いただきますようお願いいたします。また、配達日の指定はできません。
・在庫状況によってはキャンセルとさせていただく場合がございます。何卒ご了承くださいませ。

 

 

▼受注会商品を全て見る

 

投稿者: 森 日時: 2024年03月17日 11:00 | permalink

閉じる