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家事育児の合間やテレワークのお昼休みに。簡単美味しいランチにTOJIKITONYAの1人用丸土鍋が使える。

 

通勤から在宅ワークへ、仕事終わりの飲み会から時短営業の外食規制へ。暮らしにおいて、当たり前だと思っていたことが、実は当たり前ではないことに気づかされ、改めて日常に目を向けるようになりました。ゆっくり思案できる時間があるからこそ、モノを一つ選ぶのにもじっくり吟味して、「これだ」と思えたモノを少しずつ取り入れていく。そんな風にして厳選されたアイテムは、暮らしを彩り、便利で豊かにアップデートしていくのだと思うのです。

 

▶︎調理器具をアップデートしてみませんか? 

 

2月のピックアップ企画は、一手間が苦にならない、調理器具のすすめ。調理器具をアップデートして一手間かけるだけで、同じ食材を使っているのに、レストランや料亭のような料理を作ってみませんか?作るのも楽しく、食べるのも美味しいおうち時間。何世代も前から台所で愛され続ける調理器具でありながら、便利な今の時代に改めて取り入れるとなんだか新鮮に感じるアイテムを2月の約1ヶ月かけてご紹介します。

 

▶︎在宅時間が多いと困るのが、自分だけの昼ご飯問題。

 

在宅時間が増えて、スタッフの中で話題になった「自分のために毎日ちゃんとしたお昼ご飯を作る余裕がない」という問題。スタッフの中には、家族がいる者、1人で暮らしている者がいますが、そのどちらもお昼ご飯をどうするか?という点で、いつも最適解を導き出せていないといいます。

 

それは我々スタッフのような在宅勤務で家でご飯を食べる回数が増えた方はもちろん、日中子どもと家にいる親御さん、一人暮らしの大学生や夜勤のお仕事の方だってそうです。特に子供から目が話せなかったり、昼休みの時間が決まっていたりする日中忙しい人は、自分のご飯以外に気に掛けることが多く、時短で済ませたいと思うもの。お昼の時間はささっと済ませて、片付けも簡単な料理がいいですね。

 

どうしてもというときは外食や出前を取るのも手ですが、毎日だと家計に響くし、やっぱり自分の事を想って美味しくてヘルシーなものを口にしたい。今回はそんな「お家ご飯の時短」と「健康的な自炊」の両方がかなう、ご飯の時間がちょっと楽しくなる1人用土鍋をご紹介します。

 

 

▶︎1人用土鍋のすすめ/丸輪土鍋一人用

丸輪鍋一人用(天目釉 黒)

 

今回ピックアップするのは、TOJIKITONYAの丸輪土鍋一人用。1人でも気軽に使える、小さいけど本格的な土鍋です。

 

昔ながらの土鍋でありながら、今も色褪せない良さのある鍋。初めてみた時、風邪の時に母に作ってもらったお粥を思い出しました。自分専用の特別な容れ物に入った御馳走は、風邪で辛いながらもどこか嬉しかった覚えがあります。土鍋を1人でも使う良さは、そんな「特別感」を感じられるところにあるのかもしれませんね。

 

丸輪鍋一人用(天目釉 黒)

 

この土鍋は、日中の1人ご飯にぴったりのサイズ。昨晩の残り物を入れた鍋やスープを作ったり、残ったお出しで雑炊を作ったり。土鍋でうどんやインスタントラーメンを作れば、雰囲気が出るのに鍋とお皿が一緒になるので、洗い物が減ります。さらには忙しい昼間に備えて前の晩にご飯を作っておいて、昼には温めるだけ・・なんてことも可能。鍋の8分目くらいまで入れると、300〜350mlくらいになりますので、ミニ丼としてカツ丼や親子丼を入れてもいいと思います。

 

 

ご家庭の夜ご飯にも登場させて

 

今回は昼ごはんの特集ですが、実は夜ご飯にも活躍します。ミニ鍋として、食卓にそのまま出してサーブできます。

 

家族がいる方だと、基本的に鍋料理をするために3〜4人用の土鍋を最初に買います。ただそれだと、家族が揃わない時は出番がありません。料理というのは作っても食べる人が少ない時ほど、簡単に済ませたくなるもの。思春期の子どもや、役職が付いて忙しくなったどちらかの親が深夜近くに帰宅するようになると、家にいる家族は鍋屋スープなど手軽に済ませたい。でも大きいサイズの土鍋だと大きくて持て余すので、もう少し小さいサイズがあったら、1〜2人でシェアしながら楽しめるのではと思うのです。それ以外にも、ミニ鍋として、湯豆腐や煮物を食卓に出して、各自で取り分けてもらうようなこともできます。少しだけご飯が足りなかった時に、ご飯を炊くことも。使い方次第で、何年も一緒に過ごせる、相棒のような存在になるはず。

 

 

▶︎使い始めには、「目止め」が必要

 

今回のTOJIKITONYAの丸輪土鍋一人用は、伊賀焼の土鍋。伊賀焼は耐火性が強く、直火にかける鍋利用にぴったりで。焼き物らしい風格ある見た目と、高い蓄熱性が魅力です。目がざっくりと粗めなので、定期的な目止めが必要ではありますが、水漏れや匂いうつりに注意しながらじっくり育てていく土鍋です。

 

いよいよ目止めの処理に取り掛かりましょう。

 

①ヒビや目立つ傷がないかどうかチェック

丸輪鍋一人用(天目釉 黒)

 

まずは、土鍋を開封したらヒビや目立つ傷がないかチェックします。万一、使い始める前に傷がある場合は、そこから水が染み込んで水漏れが生じたり、火にかけた時に熱で破損したりと、思いがけない不具合に繋がります。水や食材を入れる前に一度自分の目で検品しておけば安心です。

 

②水洗いして、しっかり乾かす

丸輪鍋一人用(天目釉 黒)

 

水洗いしてしっかり乾燥させます。土鍋に水をあげ、器としての命を吹き込むようなイメージで優しく洗いましょう。また、早く使い始めたい気持ちをぐっとこらえて、しっかり乾かすのも大切なポイント。ここで内部に水分が残っていると、火にかけた時にヒビが入る可能性があります。底面が、釉薬なしの素焼き仕様の場合は要注意。底面を触って、水分がしっかり乾いているのを確かめましょう。

 


③8分目まで水を入れ、片栗粉や小麦粉で煮立てます

※画像のお鍋は伊賀土 丸土鍋 四人用です。

 

しっかり乾燥しているのを確認したら、8分目まで水を入れ、そこに片栗粉や小麦粉などを大さじ2〜3杯入れて混ぜ、弱火にかけます。食材に含まれるでんぷん質が、目をふさぐ「つなぎ」になるのです。

 

③弱火で火にかけ、沸騰したらすぐに止める

※画像のお鍋は伊賀土 丸土鍋 四人用です。

 

弱火にかけて、沸騰させます。蓋はせずに、吹きこぼれないようゆっくり加熱します。沸騰したらすぐに火を止めて鍋を冷まします。

 

④冷めるのを待つ

鍋が自然に冷めるのを待ちます。そのまま一昼夜おいておきます。

 

⑤水洗いして、しっかり乾かす

鍋が完全に冷えたら、中身を捨てて水洗いします。最初の水洗い同様、水分がなくなるまでしっかりと時間をかけて乾かすようにしましょう。

 

以上が、丸輪土鍋一人用の「目止め」の手順です。目止めという一手間が少々面倒にも思えるのですが、こうして手入れをすることで、土を焼いた器に息が吹き込まれ、暮らしの道具へと姿を変える過程は、私たちのモノへの愛着を深めてくれます。

 

 

▶︎伊賀土の鍋が良い理由

 

丸土鍋 四人用 天目釉 黒

 

伊賀焼の土鍋は、その陶土の特性により、空気を多く保ちます。それにより、火にかけると土鍋全体がゆっくりと温まり、熱をじっくりと食材の芯まで通します。素材の旨みが活かされ、美味しさが際立ちます。使い込むほどに味わい深く育つ、可愛い土鍋。手入れを楽しみながら楽しんでいただきたい逸品です。

 

空気を持った状態の土は、蓄熱する性質を持ち、ゆっくりと食材に熱が伝わり、火から下ろした後もしばらく熱を保ってくれます。

 

 

▶︎カンタン美味しく、ヘルシーな土鍋生活を覗き見

 

丸輪土鍋一人用一人用を使い始めた、在宅勤務中のスタッフが実際に作った料理をご紹介。本当に簡単なのに、素敵な土鍋でご飯の時間もより豊かな気持ちで過ごせるそう。

 

>>今回使ったのはこちら/丸輪鍋一人用(透明釉 白)

 

スタッフが愛用しているのは、こちらの白タイプ。土の自然の色合いである、この伊賀土鍋ならではの萩色のようなピンクの土色が気に入って、白色を選んだといいます。京都の老舗料亭からも支持されているというほどで、自然で風情がある表情が素敵です。

 

 

■作りおきしておける、土鍋ビビンバ

 

スタッフ:昼ご飯用に、土鍋でビビンバを食べました。月曜日だったので仕事が忙しくなることを見越して、前日に生卵以外の具材を用意しておきました。お昼になったら、卵を落として混ぜ、火にかける。カリッとおこげもできた状態で、1人で美味しくいただきました。作り置きもできますし、洗い物もこれだけなので、本当に楽です。

 

 

■京都旅行で食べた湯豆腐ランチを思い出しながら

 

スタッフ:以前1人旅行で訪れた京都の湯豆腐ランチがとっても美味しくて忘れられません。今は旅行もできないので、現地に行った気分になれる湯豆腐をお昼に作りました。前日にダシだけとっておいて、湯豆腐を作り、白ごはんと、前の日の夕飯のおかずを少しずつ。残り物だけだと寂しくなってしまいますが、こうやって別メニューを作るとお昼の時間が楽しみになります。前日に食べすぎた、飲みすぎた時にも良さそうです。

 

 

 

■残り物の野菜やお肉を入れたスープ

 

スタッフ:この日は冷蔵庫に余っていたお野菜やきのこ、以前作りすぎて冷凍していた餃子などを一緒にスープに入れて煮ました。パッと出来上がるので、忙しい時にも便利です。

 

その他にも、定番の「一人鍋」「雑炊や土鍋うどん」「少量の煮物」を作ったり、パンやプリンを焼いてみたり・・。「少しだけ」作りたい時に重宝するのが、この1人用土鍋です。

 

 

▶︎使ってみて気づく、1人用土鍋のメリット・デメリット

 

実際に1人用土鍋を使い始めてみて、気がついたことがあります。

 

■メリット:器にも大皿にもなる取手のない鍋が、思った以上に食卓で使えた

1人で使うときは器として、複数で使うときは大皿として使えました。食卓には持ち手のついている鍋は置けませんが、このサイズなら小ぶりなダイニングテーブルの上でも思ったより邪魔になりません。煮物などは鍋で作っておいて、暖かいまま食卓にサーブというのもいいですね。好きなだけ取り分けてもらって、余ったらタッパーに入れてしまえば洗い物が少なくてすみますね。

 

■メリット:手間をかけない料理こそ、和の鍋が映える

土鍋で料理する・・というとハードルが高そうに感じていましたが、今回使ってみて「手間をかけない料理こそ土鍋で作りたい」と思うようになりました。グツグツ煮るだけの簡単な料理でも、きちんとした一人分の食事として見栄えがいいからです。女性が片手で持てるほどの重さなので、洗い物の負担も少なかったです。

 

■メリット:伊賀土の蓄熱性に助けられる

蓄熱性には驚きました。1人用の食事を作って食べ終わった頃にもまだ鍋自体が熱を持っていたんです。例えば、食事を作り終わった瞬間に同僚から電話がきたり、子どもがぐずったりしても、都度温め直す必要がないくらい冷めるスピードが遅かったです。忙しい人にほど、おすすめしたい鍋です。

 

■デメリット:目止めが必要

伊賀土のお鍋はその特性から、目止めが必要です。ただ、小麦粉や片栗粉、お米を使った料理をすればそれが目止めの代わりになるので、最初の頃は何回かに一回おじやや雑炊を作るようにするといいと思います。

 

■デメリット:食卓にそのまま出すなら鍋敷が必要

食事をする際は、そのまま食卓には置けませんので鍋敷が必要です。スタッフは私物の藁の鍋敷(小サイズ)を使用しています。

 

 

▶︎今回ご紹介したアイテム:丸輪土鍋一人用

丸輪鍋一人用(天目釉 黒)

 

投稿者: ZUTTO編集部 日時: 2021年02月16日 12:00 | permalink

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