メルマガ会員は送料無料(一部地域除く)・最短で翌営業日に発送します
【先行販売】ROSENDAHLのソフトスポットソーラー >>

 

はじめてのかごバッグ。素材のおさらいから、サイズ・用途別にセレクト

―スタッフHの場合―

 

ビタミンカラーのトップスや、涼しげなガラスやシルバーのアクセサリー、ゆったりとしたリネンワンピース。夏らしいおしゃれは数あれど、かごバッグが持つ夏らしさは唯一無二だと思います。そんなかごバッグがずっと気になっていながら持っていなかったスタッフが、今年こそは!とファーストかごバッグを選ぶ様子。せっかくなので、ピックアップしていたかごバッグを一緒に見ていきましょう。

 

目次

・なぜ今かごバッグ?

・素材のおさらい

・サイズで選ぶ

・使うシーンで選ぶ

 

 

なぜ今かごバッグ?

まず今回、スタッフHが「今」かごバッグが気になる理由を聞いてみました。

 

スタッフH:鞄は全部で7〜8個は持っていて、少ない方ではないと思います。服装や季節、荷物の量で使い分けていますが、素材でいうと「コットン」「レザー」「ナイロン」の3種類。春夏はコットン素材の服が多いので、コットン以外のナイロン・レザーを選ぶことも多いんです。そのとき、天然素材のかごバッグがあると、普段のコーディネートも変わりそうだなと思って。昨夏は買い物自体あまりしなかったので、本格的な夏が来る前に夏らしいものを買いたい!と意気込んでいます(笑)。

 

ポイントとしては

・春夏の服と合わせやすそう

・普段のコーディネートを違った角度から楽しみたい

とのこと。

 

気になっていたかごバッグをずらりと並べてもらうと、サイズから素材まで様々。あれもいいな、これもいいな、と悩むスタッフと一緒に、一つ一つ見ていきます。

 

 

素材のおさらい

まず「かごバッグ」と一口に言っても、素材は様々ありますよね。それぞれの特徴をざっとおさらいしてみます。

 

 

ZUTTOで扱っているかごバッグの素材は、主に以下の4種類です。

 

・あけび:

日本では本州・四国・九州に分布する植物。あけびのかごは、あけびの蔓(つる)を一週間ほど天日干しし、さらに何日か水に浸けてから編まれるため目が詰まっていてとても丈夫。

 

・ラフィア:

熱帯地域に多いヤシ科の植物。高い柔軟性により、細やかな加工ができる素材。編み上げた際の見た目の美しさも魅力のひとつ。

 

・葦(あし):

イネ科の植物で、水草の一種。素材そのものが硬くなっていくため、丈夫で軽い素材としてスダレなどにも用いられてきた素材。硬めのしっかりとした手触りで、型崩れもしにくい。

 

・籐(とう):

ラタンとも呼ばれる、東南アジア・熱帯雨林地域のジャングルに自生するヤシ科の植物。柔軟で丈夫な上、軽いという特徴を持ち、柔軟性を生かした曲線美も魅力。

 

それぞれ風合いも原産地も異なりますが、湿気が苦手という点は共通項。お手入れについてはこちらのよみものも合わせてご覧ください。

>>天然素材と付き合う。手編みのかごバッグを育てる

 

 

サイズで選ぶ

左:籐ハンドバッグ バンブーハンドル(ラタンフラップ)、右:あけびのかご(妻胴張ほら編 巻手)インナーバッグ(L/ブラック) を合わせて

 

バッグで気になるのがサイズ。コンパクトなサイズは軽やかで夏らしく、コーディネートの中でも異素材なので小さくてもいいアクセントになります。

 

バスケットS/NAVY/TOINO ABEL(素材:葦)

 

お財布、携帯、文庫本も入るサイズ。

 

ポルトガルで伝統的に作られてきた独自のバスケットをベースにし、一点ずつハンドメイドで編まれたTOINO ABEL(トイノ アベル)のかごバッグ。使用する全ての材料はポルトガル国内で調達し、ハンドルにはベジタブルタンニンレザー(牛革)を、ハンドル部分の固定には柳の枝を使い、全て自然の材料からできています。

 

スタッフH:葦素材ならではの、硬めの風合いが「バスケット」らしさがでていて可愛いです。ショルダーストラップがついているので、両手をあけたいときは肩掛けもできて便利だなと。ピクニックや散歩といった自然の中で使うのがよく似合いそうなのと、ブルーのラインが爽やかで夏らしいですよね。

 

 

籐ハンドバッグ バンブーハンドル/CANDRIA TOMMASO(素材:籐)

 

シャツ:FARMS SHIRT(WHITEは販売終了)スカート:リネンティアードスカート(BLACK)

 

カジュアルルックにも、ドレッシーなスタイルにも似合う籐ハンドバッグ バンブーハンドル。1974年、イタリア・マルケ州のモリアーノ市で柳の小枝と竹を使った独特の手作り家具と籠の工房を開いたCANDRIA TOMMASO(カンドリア トマソ)。 中世の時代に華やかな歴史を築いた丘の町モリアーノは、イタリア国内はもちろん、国外からも籐を使った編み細工職人の町として知られる土地です。

 

スタッフH:見た瞬間に可愛い!と思ったのを覚えています。一回り大きいサイズのレザーフラップも配色がとても素敵で。籐の風合いとハンドルのバンブー素材の組み合わせ、ボタン部分もアクセントになっていて、いわゆる「かごバッグ」とは違う上品な雰囲気ですよね。かごバッグ初心者としては、こういう形のほうが取り入れやすいかなと、ずっと気になっているバッグです。フラップタイプで開閉も簡単、生地張りで気兼ねなく物を入れられますし、ショルダー付きというのも頼もしい。

 

 

一般的にかごバッグは小さめ〜中くらいものが多いですが、荷物が多い方は大きめを選ぶのが吉。普段から書類など大きめのものや、細かなものを多く持ち歩くのであれば、ある程度大きさがあり、かつ柔軟性があるバッグがおすすめです。

 

ボーダー ラフィアバッグ/Sans Arcidet(素材:ラフィア)

 

トップス:ブラッシュ天竺プルオーバー(PEACOCK BLUE)

 

アフリカ東海岸のインド洋に浮かぶ、マダガスカル島。絵本「星の王子様」に登場するAvenue of the Baobabs(バオバブの並木道)が見られることとしても有名なその島の特産品、ラフィアを使ったのがこちらのSans Arcidet(サン・アルシデ)のバッグです。使われているラフィアは、ラフィア椰子の原産国であるマダガスカルの西海岸エリアにある、Majunga地方の自然公園に生息するラフィアヤシの葉から取れる最高級品質のもの。一点ずつ、職人の手によってハンドメイドされています。

 

スタッフH:「かごバッグ」というと日本のかごバッグを思い浮かべることが多かったですが、こんなストーリーを持つバッグもあるんだ、と驚いた記憶があります。ラフィアならではの細やかな編みと、配色が夏らしくて素敵ですよね。これくらいの大きさがあれば、夏の一泊旅行だって行けそうだし、何かと便利な大きさで惹かれます。

 

 

あけびのかご(妻胴張ほら編 巻手)/宮本工芸(素材:あけび)

 

スカート:リネンティアードスカート(YELLOW)

 

機械に頼る事なく、全工程を手仕事で行っているあけびのかご。青森県弘前市で大正9年に創業した老舗がつくるかごバッグで、自然素材が出す魅力だけでなく、失われつつある日本の職人さんの手仕事を感じることができます。柔軟性は持ち合わせていないので、あまり多くの荷物・書類などを入れることには向きませんが、コンパクトなかごバッグだと心許ないといった方には、こちらの大きめサイズがおすすめです。

 

スタッフH:小さめ〜中くらいサイズのかごバッグが多い中で、こういった大ぶりのものは存在感があり目を引くのでいいなと。日本のものづくり、というところにも惹かれました。ただの丸じゃない絶妙なフォルムなのも素敵ですよね。インナーバッグを使えば物を入れやすくなるのはもちろんですが、気分で差し色を変えられるので一つのバッグで様々な楽しみ方ができるのも贅沢です。

 

 

使うシーンで選ぶ

 

普段使い、お散歩バッグに。 ストライプ ラフィアバッグ/Sans Arcidet

 

先にご紹介した、Sans Arcidet(サン・アルシデ)のミニトートサイズのバッグ。フリンジと太めのストライプが夏らしさを感じさせてくれます。

 

スタッフH:私が持っている鞄はこのくらいのサイズが一番多いんですが、使い勝手がいいんですよね。小さすぎず、大きすぎず、必要最低限+αが入るサイズです。比較的ベーシックなカラーの服が多いので、ワンポイントで色を取り入れられるのがいいなと思います。なんとなく麦わら帽子を思い出すような、懐かしい手触りなんです。

 

 

頼もしいビッグサイズ、リネンの優しい手触り:ラフィアトートバッグ/Vlas Blomme

サンダル:M サンダルHYACINTH LEATHER NUT

 

こちらは、ベルギー・フランダース地方の言葉であるフラマン語で「リネンの花」を意味するブランド、Vlas Blomme(ヴラスブラム)のトートバッグです。ライニングには太番手の糸で柔らかく織り上げたコルトレイクリネン100%の「Work Linen」生地を使用しています。

 

スタッフH:A3も入るサイズで、かつ内側がリネン素材というのが他になくて目をつけてました。内ポケットも付いているので貴重品も分けられますし、PCや書類を持ち歩くのにもいいですよね。持ち手がリネンなので手触りも◎。リネンとかご、いいところ取りのバッグだなと思います。

 

インナーバッグとしても便利:クラッチバッグ Karina/HELEN KAMINSKI

 

オーストラリアのシドニーで活躍するデザイナー、HELEN KAMINSKI(ヘレンカミンスキー)。帽子も多く取り扱っていますが、手編みで編まれたバッグも人気。こちらのクラッチバッグもラフィア素材で、マダガスカル島のラフィアを使用しています。

 

スタッフH:こちらのバッグは綺麗めの格好に似合うなと思っていて。クラッチバッグ自体普段あまり持たないんですが、これなら合わせやすそう。夏のワンピースによく似合うだろうなと思って悩んでいました。インナーバッグとしても使えるサイズなので、使うシーンが限られないのも魅力的です。

 

 

スタッフが選んだのは?

悩んだ末、7つの中からスタッフHが選んだのは「ストライプ ラフィアバッグ」でした。

 

 

スタッフH:このサイズ、麦わら帽子みたいな手触り、カラーリングの夏らしさで決めました。普段から使っているサイズに近いので、自分の使い方に合うのかなと思って。シンプルな白いTシャツでもぐんと夏らしくなりそうで、夏本番が楽しみです。実は最後まで籐ハンドバッグ バンブーハンドル(ラタンフラップ)と悩んだので、これはセカンドかごバッグとしていつかお迎えできたらいいなと思っています。

 

梅雨の晴れ間でも、夏本番さながらの太陽が眩しいこの頃。本格的な夏がくる前にこの夏のお供を選んでみてもいいかもしれません。

 

▼かごバッグカテゴリはこちら

 

投稿者: 武田 日時: 2021年06月18日 11:00 | permalink

閉じる