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晴れも雨も、傘を見上げる嬉しさを。傘職人と作ったオリジナル晴雨兼用折りたたみ傘。

 

暖かい日差しが心地よく感じられるようになってきた一方で、同時に気にしだすのはUV対策のこと。帽子、ストール、日傘などの様々なアイテムを駆使して、その日のお出かけにあったものを選びたいものです。

今回、ZUTTOオリジナルの晴雨兼用傘を作りました。すでに販売している長い雨傘は2年以上作り続けている定番品となっていますが、お客様から「ぜひ折りたたみ傘も」とのお声があり、今回満を持しての登場となります。

(各画像をタップ/クリックすると購入ページへ飛びます)

 

 

持っていて楽しい、見上げて嬉しい傘を

 

傘を作るとき、まず決めたのは生地です。傘生地の中から選ぼうとすると選択肢が狭くなるので、今回は加工前のコットン生地の中から選び、それに防水耐水、そしてUVカット加工をしてもらう流れにしました。

そちらの方が膨大な量の生地の中からこれだ、というものを選べたのです。

 

晴れの日でも雨の日でも持てる晴雨兼用傘ですから、「晴れの日の明るい気持ちに寄り添う元気な柄がいい」という人もいるでしょうし、「洋服に合わせやすいようにちょっとシックな色」を希望される方もいると思います。そこで今回は、「無地3色」「柄3色」の合計6色(柄)展開にすることに。

 

 

選んだ生地に共通しているのは、「持っていても良いなと思える傘」にしたいという想いです。いくら日差しを遮るためや雨をしのぐためとはいえ、傘をさしたり持ち運ぶのはやはり面倒なこと。でもどうせ持つなら、傘の中で見上げた時に嬉しい気持ちになるもの、ショーウィンドウに映った傘をみて「素敵だな」と思えるものが良いですよね。

 

 

 

無地だけど単調じゃない、持ちやすいシャンブレー3色

 

シャンブレーとは、経糸(たていと)に色糸を、横糸に白糸を使って織られた生地のことで、表面の布に糸が均等に現れ、霜降り、つまり霜のように白糸がぽつぽつと見えます。無地でシンプルでありながら、白糸が見えることで表情が出ています。

 

選んだのはレッド、グレー、そしてネイビーの3色です。

 

 

 

ネイビーシャンブレーは、清涼感のある爽やかさが夏にぴったり。

グレーシャンブレーは、上品で大人な女性らしい色。

レッドシャンブレーは、明るさと落ち着きを兼ね備えた色です。

 

 

 

選んだシャンブレー生地はシャツやブラウスにも仕立てられるもの。ナイル川流域で作られた最高級ランクのギザコットンを使用していて、シルクのような上品な光沢となめらかな風合いです。

 

 

太陽の光がよく似合う、オレンジグリーンチェック

 

 

 

コーディネートの主役になるようなそんな色柄の傘に憧れを持ちつつも、どこか躊躇してしまう気持ちがありますが、いざ持ってみると意外にも持ちやすかった大きなブロックチェック柄。

 

 

傘を開くとパッと明るい気分になって、傘の内側から見上げると元気になる。そんな素敵な傘が出来上がりました。ぎゅっと高密度なタイプライター生地で、ハリと綺麗な発色が魅力です。

 

 

爽やかな風感じる、ライトブルーボーダー

 

 

天気の良い日の空にも、しとしと降る雨の日にも似合うライトブルーベースのボーダー柄です。

80番手の細い糸を2本より合わせた双糸を使用した、なめらかな表面感と光沢感があります。色糸と白糸を交互に織り、まるで刷毛で模様を付けたように見えることから「ハケメ」と呼ばれる織り方。

 

 

部分的にサテン組織を入れることにより上品さもある素材です。

 

 

「紫外線対策にはやっぱりブラック派」には、さりげないドットを

 

 

太陽光を吸収し紫外線をカットする「黒」は、日傘としてずっと人気の色です。今回は、ブラック地にグレーのドット柄の生地を選びました。ドットの甘い雰囲気をブラックが緩和してくれるので、大人も持ちやすい一本。遠目ではシンプルなブラックの日傘に見えて、実はドット柄だというのも、持つ人が楽しめる生地なのです。

 

柔らかくしなやかなトルコオーガニックコットンを100%使用しています。

 

 

東京の下町で作られる傘

 

定番となっているZUTTOオリジナルの雨傘同様、今回の折りたたみ傘も日本の傘職人さんに作っていただきます。そこは昭和48年創業のオーダーメイド傘を得意とする傘職人の工房。多くのアパレルブランドのオーダーメイド傘を手がける工房で、傘がより身近で楽しい存在になるようにと願い傘を作り続けています。

 

 

今回も、どういう傘にしようかと工房の方と打ち合わせを行い仕様を決めていきました。パーツを色々と見せてもらい、比べながら「ああでもない、こうでもない」を繰り返し決まったこだわりポイントはこちら。

 

1. しっかり体が入る、親骨50cmサイズ

2. ぎゅっと持ちやすい持ち手&内側に露先が入るように

3. 雨で濡れても入れやすい巾着タイプの袋

4. 畳まなくても生地をまとめられる長めのストラップ

 

それぞれ説明していきますね。

 

1. しっかり体が入る、親骨50cmサイズ

 

日傘や折りたたみ傘は親骨が短いものが多いのですが、晴れでも雨でもちゃんと傘の中に体が収まるようなサイズである、親骨50cmに。開いた時の直径は約87cmです。

 

このサイズ感と、開いた時の綺麗な丸いフォルムを活かすためにポキポキと傘を広げる二段タイプにしました。

 

2. ぎゅっと持ちやすい持ち手&内側に露先が入るように

折りたたみ傘の持ち手は、コンパクトすぎて持っていて不安定なものが多いと気になっていました。風がある時は小さい持ち手ではちゃんと構えられないですしね。そこで持ち手はある程度の長さと太さもある、籐素材のものを選びました。

 

3. 雨で濡れても入れやすい巾着タイプの袋

折りたたみ傘用のスリムな袋は、乾いている時は良いのですが濡れると途端に入れづらくなるのが難点でした。急いでいる時にもササッと袋に入れられるように、口が大きく開く巾着タイプにしました。バッグに入れず持ち歩く時は紐の部分を持つことが出来て便利です。

 

4. 畳まなくても生地をまとめられる長めのストラップ

 

外出先で室内に入る時に、折りたたみ傘を都度短く戻すのは億劫ですよね。長いままでも傘をまとめられるように、ストラップを通常より少し長めにしてもらったので、生地は裏返りますが、骨を伸ばした状態でもステッキ状にまとめて持ち歩くことが出来ますよ。

 

アンティークな味わいのある留め具も素敵です。

 

 

今は手軽なビニール傘が増え続け、国内における手作り傘の職人の数が年々少なくなってきている状況がありますが、お洋服をコーディネートするように、部屋の模様替えをするように、傘を選んで欲しいと、こだわりの詰まった傘づくりを続けて70年以上も続く老舗の傘づくり。

 

日本の優れた技術を持つ傘職人とこだわりと技術で、大切に使ってもらえることを願って、一本一本丁寧に仕上げた傘は日常に彩りを添えてくれます。そして、長く愛用してもらうようにと、使っているうちに起きた不具合や故障などのアフターケアも万全です。傘は意外と買い替えが後回しになるアイテムですので、丁寧に作られた日用品の傘を贈り物にしても喜ばれそうです。 

 

 

 

 

▼ZUTTO・晴雨兼用折りたたみ傘 商品ページはこちらから

 

 

投稿者: 丸山 日時: 2022年04月03日 11:00 | permalink

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