ずっと使いたいモノ、置いてます。

モコモコであったか、野球から生まれたポンチョ

ピッチャーがベンチでアイシングする際に着用するポンチョをデザインベースにしたポンチョ Boa Icing Poncho。創業者のアメリカンベースボールへの憧れから誕生したJackman（ジャックマン）らしいデザインです。下に着込んでも重ねられるゆったりとしたサイズ感で、お出かけ時だけでなく、アウトドアの防寒着や家事時間の羽織りとしても活躍します。

寒い日の体温調節に

スタンダードなアイテムほど、コーディネートに迷った時につい手に取り、どんどん愛着が湧いてくるもの。カジュアルな中にモノづくりの真髄が感じられるJackman（ジャックマン）のアイテムは、ベーシックかつ細やかなディテールが詰まっています。

ポンチョ Boa Icing Ponchoの素材には、モコモコした見た目からほっこりとした気持ちになれるクリンプボアを使用。表面のカールはウールの毛が抜け落ちるのを防いでくれています。ウール混な上に厚みもあり、カールで空気が溜まる隙間が作られて保温性に優れていますので、寒い冬に重宝しますよ。また伸縮性がありますので、パーカーやセーターなど厚めのトップスの上に着ても窮屈になりすぎず、動きやすいところも魅力。そのようにアウターとして愛用するのはもちろん、ゆったりめのアウターの下に着て、フードを出すことでカジュアルなミドルレイヤーとしてもお使いいただけます。

ポンチョの前面にはファスナーが付いており、閉めて着用するとポンチョ特有の下に向かって広がるシルエットが愛らしく、開けて中のトップスを見せるのも素敵です。お好みで着方を変えながら、様々なコーディネートを楽しんでくださいね。また、外出時だけでなくおうち時間でも、家事をする日には暖房の効いていない部屋を行き来する際にすぐに着られて便利です。
前面の左右に付いたポケットは小物を入れたり、手袋代わりに冷えた手をあたためてくれますので嬉しいポイントなのではないでしょうか。

気軽に着られて暖かいJackman（ジャックマン）のポンチョ Boa Icing Ponchoは、冬の手放せないアイテムになりそうです。様々なコーディネートに取り入れやすいカラーとユニセックスのサイズ展開なので、クリスマスなど冬のギフトにもおすすめです。

あまのじゃくなものづくり

Jackman（ジャックマン）とは、タナベメリヤスの創業者、田辺貢の魂を受け継いだ福井県発祥のファクトリーブランド。戦後のアメリカンベースボールへの憧れから、福井県庁の職員であったものの、周囲の反対を押し切り職を辞してまで工場を設立。八畳一間に横編み機3台という、ささやかなビジネスのスタートでした。

創業者・田辺貢が憧れたアメリカンベースボール。当初はストッキングだけの製造でしたが野球狂であった貢は、その後ユニフォームやグラブの製造まで手掛けていきます。1964年の東京オリンピックでは日本選手団のトレーニングウエアを提供するまでに成長しました。そして、その憧れは現在のモノ作りにも受け継がれています。

そんな田辺莫大小製作所の時代から60年以上続くJackman（ジャックマン）の縫製工場には、近代的なミシンの他に、専門的縫製に必要なUnion specialやREECEといった機械も、工場内にある修繕室でリペアを繰り返しながら使用しています。田辺のアイディアから生まれた特徴的な仕様はブランドの長い歴史の中で完成したものです。

創業時からの技術と精神を引き継ぎ、独自の視点での“あまのじゃく”なモノづくりを行うブランド、Jackman（ジャックマン）。通常使用内での縫製箇所が切れたり、ほつれたりした場合は無償修理が可能です。長く愛用したくなるストーリーやこだわりを持つ、洋服と真摯に向き合うブランドです。