ずっと使いたいモノ、置いてます。

クラシックなリバティの小花柄

「モダンデザインの父」と言われる偉大なイギリスの詩人でデザイナーのウィリアム・モリス。そんな世界的に影響のあるモリスのブロックプリントされた壁紙「ウィロー」と「スイート・ブライア」からインスピレーションを得て作られたのが、小さな花を一面に繰り返しレイアウトしたクラシックな印象のあるリバティスタンダードシャツです。生地は英国リバティ社が独自に開発したローン素材を使用しており、シルクのようなやわらかな肌ざわりと軽さがあるので着心地もよく、クラシックなテイストに都会的なトレンドを取り入れたシャツになっています。

すっきりと美しい仕立て

柳をモチーフにし人気を博したモリスの「ウィロー」と、ツル状の棘のある茎に絡まる薔薇をイメージしてジョン・ヘンリー・ダールが手掛けた「スイート・ブライア」からインスピレーションを受けて制作されました。柳のようにしなやかな葉をつけたツルが全体に広がり、「パビリオン」に描かれている白色の小花が一面にプリントされています。前身頃にタックやギャザーのないすっきりとしたデザインなので、繊細で華やかなリバティプリントを存分に楽しむことができ、背面にはタックが施されているので後ろ姿も美しく見せてくれます。

リバティタナローン生地は心地よいシルクのような滑らかな肌触りが魅力です。綿100％なので1年を通して活躍してくれる一着。少し肌寒い気候の秋口や春先にはさらりと一枚で、寒くなってきたらニットのノースリーブを重ねたり、コートやジャケットを合わせて柄をちらりと見せるレイヤードスタイルもお楽しみいただけます。袖口はカフス仕様なので折り返すことができるのも嬉しいポイント。暗めなジーンズと合わせて大人カジュアルなコーディネートや、中にインナーを着てシャツを羽織りバカンスのようなコーディネートにも自由自在に合わせられることができます。スタンダードなシャツのデザインに華やかなリバティプリントで、毎日の生活のアクセントにいかがでしょうか。

膨大なアーカイブと、上品さを引き出すタナローン生地

LIBERTY LONDON（リバティロンドン）が持つ膨大なアーカイブは、花や木々・動物などをモチーフにした細かい総柄が特徴で、現代のデザイナーによる新しいデザインも加わりながら日々アップデートされています。これらのデザインがプリントされているのは、多くの場合オリジナルのタナローンという生地。タナローンは、アフリカのタナ湖の近くで栽培されていたコットンを原料として使ったローン生地（薄手の平織りの生地のこと）、ということで名付けられました。

このタナローンは、シルクのツヤと手触りをコットンで再現するために開発されたと言われていて、繊維が長い長綿花であることから織りはなめらかでしなやか。上品なツヤがあり、かつサラッとして素肌に触れて非常に心地良い素材です。更に嬉しいのは、シワになりにくい点。きちんと整えて干せば洗いざらしでもラフに着られるので、アイロンを面倒に感じる方にもおすすめです。