ずっと使いたいモノ、置いてます。

Ｑ：これは何でしょう。

フィンランドは、森林を宝物として考えていて、国内の95%の森林2200万ヘクタールを管理しています。
その中から、自然のおすそ分けとして必要分だけ伐採され、必要なものを作ります。
そんな、貴重なフィンランドの木で作られたものが届きました。

これ、何だと思います？
木の切り株のようで、水たまりのようで。

実は、これ鍋しきなんです。
フィンランドの建築家、ヤニ・マルティカイネンが、フィンランドを代表する建築家アルヴァ・アアルトの生誕百年を記念して1998年に行われたデザインコンペに出展されたものです。
テーブルの上に、そのまま出して置いても絵になるこの姿。
道具を出して使って片付けるといった行為を考えさせられます。

素材は、北欧で「喜びの木」といわれている白樺。
明るい陽を浴びて育つところから、そう呼ばれているそうです。
良くみると、2重、3重と木が合せられている合板の技術を使っています。
切ってもいい木であっても、一片、一片大切に扱っていることを感じます。

喜びにあふれた鍋敷き、ひとついかがですか。