ずっと使いたいモノ、置いてます。

風にそよぐブラウス

花や木々・動物などをモチーフにした細かい総柄が特徴のリバティプリント。現代のデザイナーによる新しいデザインも含め、長い歴史の中で生まれた数多くのアーカイブがリバティプリントの真髄です。

今回ご紹介するのは、愛らしさと、清々しさを併せ持つリバティネックリボンブラウス。襟のフリルとリボンの甘さを淡いブルーの色でバランスをとって綺麗なブラウスとなっています。水彩のように描かれた花々の柄を目にすると気持ちの良い季節の到来が待ち遠しくなります。夏に1枚で着るのも爽やかで素敵ですし、春先はカーディガンなどの羽織物との組み合わせもおすすめ。襟元から覗くフリルとリボンが、アクセサリー要らずでシンプルなコーデに華を添えてくれます。

柔らかなシルエット

濃淡を使い分けて描かれた花々から清涼感を溢れる、リバティネックリボンブラウス。袖と首元に施されたフリルと、ネックリボンがデザインポイントです。華奢で可愛らしいデザインですが、落ち着きのある青色の絵柄と、つややかな質感の生地と合わさることで、大人の女性にも着ていただけるブラウスに仕上がっています。

柔らかなシルエットとさらりとした肌触りが心地よく、涼しい着心地も魅力的。肩のラインに沿って自然に落ちるデザインなので、二の腕の露出をやわらげてすっきりと見せてくれます。身体のラインを拾わず、一枚で着てもサマになる半袖ブラウスは、夏の定番となりそうです。また、程よい丈感なのでボトムスを選ばないのも嬉しいポイントですね。気楽な服が増えて、最近おしゃれが遠ざかり気味の時にも、デニムにこうしたブラウスを合わせることで女性らしくなりますので、春夏のおしゃれの気分転換にもおすすめします。

膨大なアーカイブと、上品さを引き出すタナローン生地

LIBERTY LONDON（リバティロンドン）が持つ膨大なアーカイブは、花や木々・動物などをモチーフにした細かい総柄が特徴で、現代のデザイナーによる新しいデザインも加わりながら日々アップデートされています。これらのデザインがプリントされているのは、多くの場合オリジナルのタナローンという生地。タナローンは、アフリカのタナ湖の近くで栽培されていたコットンを原料として使ったローン生地（薄手の平織りの生地のこと）、ということで名付けられました。

このタナローンは、シルクのツヤと手触りをコットンで再現するために開発されたと言われていて、繊維が長い長綿花であることから織りはなめらかでしなやか。上品なツヤがあり、かつサラッとして素肌に触れて非常に心地良い素材です。更に嬉しいのは、シワになりにくい点。きちんと整えて干せば洗いざらしでもラフに着られるので、アイロンを面倒に感じる方にもおすすめです。