ずっと使いたいモノ、置いてます。

日本が誇る包み布

物を包む道具として、古来から日本人の生活に欠かせないアイテムだった風呂敷。風呂敷は、武士や貴族たちが蒸し風呂に入る際、脱いだ着物を布に包み、入浴が終わるとその上で着替えをするために使ったことが名前の由来です。風呂敷は昔の人が持つものというイメージがある方もいるかもしれません。しかし最近では、買い物袋を減らせるという環境問題意識の高まりと、おしゃれなデザインが増えたファッションの観点から、再び愛用者が増えています。

ＺＵＴＴＯがおすすめする「はすかい風呂敷」は、大正8年より東京日本橋で風呂敷の専門メーカーとして創業した美濃部巧藝の技術と、麻の老舗である遊中川オリジナルデザインが合わさり作られたもの。東京だからこそ出来る粋な商品づくりを目指し、日本の伝統を伝え続けています。その高い技術と経験を活かし、「はすかい風呂敷」が生まれました。

はすかい風呂敷の「はすかい」とは、斜め向かいの事を意味しています。風呂敷は斜めに物を包む事が多く、包むものによって柄の出方が変わるのも面白みのひとつ。広げた時だけでなく、包んだ時の柄の見え方にもこだわり作られた風呂敷なのです。

唐草文様は吉祥文様のひとつに数えられています。つるの草の茎が四方八方に途切れることなく続く様子から「長寿・延命・子孫繁栄」の意味持つ柄として使用されてきました。

さくらの花びらのような淡い桃色は、日本的な優しさを持ち、心を和ませてくれるお色です。桃色といっても、一色だけでなく、淡い色と濃い色の濃淡がとても魅力的。こちらの風呂敷は77×75cmの大きすぎず、小さすぎもしないちょうど良い大きさ。ちょっと近くまでお出掛けという際にぜひバッグとしてお使い下さい。

結び方を変えるだけで、様々な利用法を持つ風呂敷は、まさに万能品。用途に応じて自由自在に形を変える事が出来て、風呂敷の出番も増えそうです。エコバッグ、びん包み、お弁当包み、または、外国人の方へのお土産にしても喜ばれそうですね。

せっかくの贈り物だから、紙の包装紙だけでは味気ないなと感じる方には、風呂敷ラッピングをおすすめします。風呂敷と一緒に、心を込めた気持ちも一緒に包み込んで大切な方への贈り物にお使い下さい。

環境問題が取り上げられ、エコやリサイクルが重視されている時代だからこそ、もっと風呂敷というものを見直していくべきなのかもしれないですね。一枚持っておくと、とても便利な風呂敷。
風呂敷のある生活を楽しんでみてはいかがですか。