ずっと使いたいモノ、置いてます。

クラシックな気分

フロントにある金具のディテールがヴィンテージバッグのようで、クラシックな印象のショルダーバッグ。この金具が開閉もしやすくなって便利な上、ショルダーストラップを二重にして短くすることができるため、その日の気分でスタイルを変えられます。フォーマルなシーンからカジュアルルックまで幅広く似合うのは、作りが丁寧で、流行り廃りに左右されない定番の形だからです。

Mimi（ミミ）は、デザイナーのMimi Berryが、長い寿命で使える手作りのレザーバッグを作り、販売したことから始まります。友人の為のバッグ作りから、次第に小さなお店や個人のオーダーを受け、イギリス国内を始めとしヨーロッパ、北米、アジアまで展開するブランドへと発展してきたブランドです。現在もアトリエとショールームは、東ロンドンのハックニーにあり、そこで複数のスタッフとともにサンプル製作から製品に完成するまでの一部を手がけています。

ショルダーストラップで変化をつけて

レザーショルダーバッグ DAPHNEは、いわゆるMimiの定番バッグとは異なり、馬蹄の形をしたフロントの金具が特徴的です。バッグはマグネット開閉でスムーズな使い心地。大きな特徴であるショルダーストラップは、そのままだと肩掛けにちょうどいい長さに、二重にするとハンドバッグのような感覚でお使いいただけます。これまでショルダーバッグというと肩掛けか斜め掛けの2択だったのが、3種類の持ち方ができるようになるので持ち歩く頻度も増えそうです。

バッグの内側にはポケットが一つあり、すぐに取り出したいものはこちらへ。細々とした荷物もすっきりと収納できます。使われている金具は真鍮のため、使うほどに少しずつ変化していく様子をレザーとともにお楽しみください。

イギリスの技術力

Mimi（ミミ）のバッグは、イタリアに古くから伝わる伝統的な手法で、植物や樹脂に含まれるタンニンで鞣された革で、化学薬品は一切使用せず、30以上の工程を経て時間をかけて丁寧に加工されています。自然から生まれた植物タンニンを使うことから、たとえ廃棄することになっても有害物質が一切発生せず健康や環境にも配慮された革です。

また、イギリス国内の技術にこだわり、分厚い革の縫製、切りっぱなしでもコバが綺麗という、細部に渡る丁寧な職人技で完成するMimi（ミミ）のバッグ。技術があるからこそ実現する、余計な装飾がない美しさとそれによる軽量で使い易いバッグとなっています。
また、金属パーツは経年変化する真鍮を使用し、時間と共に美しく変化していきます。そして、少しのキズも革自体のオイルでの復元力があるのがレザーの良いところ。これらは、Mimi（ミミ）がバッグを使う人が必要とすることを考え、寿命の長いバッグを完成させるための工夫とこだわりと言えます。

厳選素材、技術継承

また、Mimi（ミミ）は、ロンドンとイギリス中部の工場と密接な関係を持ち、多くの工場が閉鎖していく現状に対してmade in England ということの重要性を説き続けているブランドでもあります。全ての革は、イタリア、ベルギーで、古くからベジタブルタンニンで最も純粋に自然になめされ続けているタンナーから選ばれた素材です。そこで巨大な木の桶などで3か月もの時間をかけてつくり出されるレザーで、ヨーロッパのメゾンブランドも使用している品質の良さです。

こうして、素材・技術・デザイン・機能、そして、ローカルの工場やサプライヤーをサポートするために、イギリス生産にこだわったバッグ Mimi（ミミ）は、一人の女性が小さなアトリエで作った一つのバッグから世界に広がるブランドへと発展してきました。

クラシックなスタイルに、彼女の鋭い美意識がプラスされたMimi（ミミ）。上質な素材と実用的なデザインをベースに、長く使うことが出来るシンプルなバッグは、女性へのクリスマスギフト、誕生日などの特別な贈りものに喜ばれる Mimi（ミミ）のバッグです。


天然の皮を使用しているため、皮本来の特徴である地肌のムラ（シワや筋など）、自然の中で負ったバラキズがそのまま表情として出ています。
厳選した皮を使用していますので、耐久性に問題ありません。自然の皮の特性としてご理解ください。