ずっと使いたいモノ、置いてます。

チロルの誇りをいつまでも

アルプスの美しい山々に囲まれた、歴史ある建物が残るチロルの街並み。伝統と文化を大切に受け継ぐチロルの可愛らしい民族衣装をモチーフにしたチロリアンジャケット ROUNDNECK OVERSIZEには、STAPF (シュタップ)の服作りにかけるこだわりが細部まで詰まっています。生涯を寄り添うパートナーとして、この一着を選んでもらいたいという思いを込めて作られた、冬のワードローブを支えるシンプルで機能的なジャケットです。

美しいチロルの世界を現代に

1958年、リチャード・シュタップが、オーストリアの南チロル地方にあるヴェルグルで設立したSTAPF。チロルの民族衣装に使われることが多い「ヴァルク」という縮絨ウールを、創業当時から改良を重ねた独自の製法で作っています。最上級のウールを編み上げ、ボイルすることで繊維が絡み、強度と厚みが増した状態になったヴァルク。元のサイズから40%ほどになるまで縮めるため、伸縮性や柔軟性があり、大変長持ちするのが特徴です。2017年には STAPFのチロリアンジャケットに魅了されファンになった、セバスチャンとキャスリンのプロスト夫妻がSTAPF社のオーナーになり、生産体制はそのままに、伝統的なチロルの民族衣装を、モダンで洗練されたコレクションに落とし込んでいます。

タイムレスに愛用できるジャケットの魅力

チロル地方の伝統的なジャケットをベースに作られたチロリアンジャケット ROUNDNECK OVERSIZE。丸首型のノーカラージャケットは、柔らかさを感じる気取らない雰囲気。衿や袖口、ポケットのパイピング、チロル州の紋章が刻まれたメタル製の拝みボタンが、素朴なデザインのアクセントとなり、流行に左右されないこだわりを感じさせる一枚です。体型をカバーしてくれるゆとりのあるサイズで、ストレッチ性もあるのでごわついて着づらいということがありません。
ヴィンテージものとしても評価の高いチロリアンジャケット。柔軟で、保温性が高いだけでなく、色落ちや型崩れにも強いヴァルクを使っているので、タイムレスに愛用し続けられるのは嬉しいです。

アースカラーをベースにした「GREY/BLACK」「CHARCOAL/SCHIEFER」「LODEN GREEN/SILVER」のナチュラルなカラー展開の3色は、落ち着いたカラーにも、明るいカラーにも合わせやすい万能さが魅力です。タートルネックのトップスの上に羽織ったり、マフラーやストールなど冬の小物と合わせたり、楽しみ方はその日の気分次第。いつまでも冬のコーディネートを支えてくれる心強いアイテムです。

伝統技術を未来に繋げて

オーストリアの南チロル地方のヴェルグルに設立したSTAPF。 創業当時から、チロル地方のヴァルグルで生産されるヴァルクと呼ばれる縮絨ウールを作って来ました。チロルの民族衣装に使われることが多い縮絨ウールの生産技術を、何十年もかけて独自開発し、縮絨ウールのスペシャリストとも呼ばれているSTAPF。染料や柔軟剤を使わず水だけで生産するだけでなく、最高級ピュアバージンウールやポルトガル産のGOTS認証を受けたオーガニックコットンといった厳選された素材選びまで、環境を意識した取り組みを続けています。伝統技術を活かしながら、生涯寄り添い、何十年も着たくなる服作りへのこだわりは尽きることなく、いつまでも新鮮な発見を私たちに与えてくれるでしょう。