ずっと使いたいモノ、置いてます。

スポーティーに履くレインシューズ

雨の日にぐんぐん歩く、スポーティーなアンクル丈レインシューズ。軽い天然ゴムとソフトなネオプレーン素材のコンビネーションで、水たまりやぬかるみ、今まで避けて通っていた悪路も安心して歩けます。

ナチュラルラバーミックスのアウトソールは滑りやすい路面をがっちりグリップし、ソフトに足を包むくるぶしはまるで足と靴が一体化したかのような履き心地。雨上がりに軽くウォーキングしたい日、足を濡らさずお出かけしたい日におすすめのローカットレインシューズです。

足首に寄り添うネオプレーン素材

まず特徴的なのは足首を柔らかく包む履き心地です。足首に使われているのはネオプレーンという素材。海で着るウェットスーツに代表される素材で、パッド入りの厚みがあるクッション性と柔軟性、伸縮性、そして撥水性に優れます。一般的なレインブーツは足首あたりがこすれて靴擦れを起こすこともありますが、そういった心配がないので、旅行や散歩など、たくさん歩きたい雨の日に履きたいレインブーツです。

足首のネオプレーンは表面はさらさらしていて、足を入れると楽に履くことができます。履くと足首の形に柔らかくフィットして脱げにくく、まるで足とシューズが一体化したかのような履き心地。それだけ優れたフィット感ですが、脱ぐ時は履き口の前後にプルループがあるので、指を引っ掛れば簡単に脱ぐことができますよ。

また、ローカットレインシューズは天然ゴムの軽量な作りで、歩きやすいのも特徴。中のEVAインソールはクッション性に優れ、濡れたらブーツから取り出してしっかり乾かせて衛生的です。蒸れたりこもりがちなレインシューズだからこそ、こういった細かな配慮は嬉しいです。

滑りにくさ向上のため、アウトソールにはギザギザのトレッドパターンが採用されています。ラバー部分にはナチュラルラバーをミックスしたものを使うことで、濡れた路面をしっかりとグリップ。滑りやすい道も、凸凹した道も安心なので、雨の日のマイベーシックとなります。

VIKING（バイキング）の靴はハンドメイドにより作られているため、ひとつひとつに若干の個体差はあるものの、耐久性に優れるのが特徴です。中でもスポーティーなモデルであるローカットレインシューズは、たくさん歩く日にも安心して履くことができ、一足持っていると重宝するレインシューズです。

ノルウェーの歴史とともに歩んだ、シューズ業界のパイオニア

北欧ノルウェーで1920年に創業したVIKING（バイキング）社は、ノルウェーで最も古いブランドの一つでもあります。創業後早い段階からラバー開発に力を入れ、防水性の高い「ガロッシュ」と呼ばれるラバー（ゴム）製品を生み出します。その長い歴史からノルウェーの産業史への関わりも深く、自動車/自転車用のタイヤやゴム製の床材、湯たんぽやスクールバッグなど、多岐にわたるラバー製品も開発してきました。1930年代にはノルウェーで最大規模の工場を持つ会社にまで成長します。

時代は進みトレンドも移り変わり、数多くの製品を生産してきた経験を活かしシューズの製造に力を入れていくようになります。そして1940年代に開発されたスキーシューズが好評を博し、「暖かく快適」「滑りにくいソールと優れたフィット感」「厳しい寒さの中でも潤滑油なしでソフトな履き心地が持続する」といったポイントが多くの人の心を掴みました。

その後、今では北欧全体で馴染みのある「チュロックス」というラバーブーツや、トレッキング協会の理事も高く評価したハイキングブーツ、サッカー選手も愛用したサッカーシューズと、様々な業界でバイキングブーツが広まっていきます。90年代後半には、まだシューズにゴアテックス（GORE-TEX）を使うシューズメーカーが少ない中、ハンティングブーツ「クロッサー」にゴアテックスを採用。大人用の靴だけでなく子ども用の靴の開発も積極的に行い、靴業界のパイオニアとも言える存在でありながら、謙虚な姿勢を忘れることなく、常に革新的なものづくりを続けています。