ずっと使いたいモノ、置いてます。

試合が白熱する瞬間をプリントに

ワンパターンになりがちな夏のコーディネートに遊び心のあるプリントTシャツがひとつ加われば、夏らしいポップな装いに早変わりします。一見野球とは関係のなさそうなプリントでも、実は野球にまつわる言葉やデザインを選んでいるのがJackman（ジャックマン）のプリントTシャツの面白さ。ユニセックス GCU Tシャツには、「審判！！いいぞ！！」という、着る人も見た人もポジティブになれそうなメッセージが込められています。

長く愛用したい、着心地とこだわり

素材には、アメリカ、ミシシッピ川流域の綿作地帯を主産地としたUSA Cottonを使用しており、長さ13mm～33mm程度の綿毛を遠心力で糸に整えていく空気紡績によってカサカサとしたドライ感のある素材を生み出します。夏の暑い日にもさらっとした着心地が嬉しい、日本の蒸し暑い梅雨や夏には最適な一着です。

お気に入りのTシャツを長く着ていると気になるのが、首周りのヨレ。今までも伸びにくい工夫がされていたJackman（ジャックマン）のTシャツですが、ユニセックス GCU Tシャツでは、ドライな印象の素材感に合った頑丈な仕様にアップデートして首元のリブを地厚なリブに変更しています。さらに細部の修正と縫製技術で首元の収まりがきれいになるようにも工夫し、1枚で着ても見栄えのするTシャツに生まれ変わりました。

正面に大きく入ったのは「Good Call U.M.P.」のプリント。これは「審判！いいぞ！！」という、球場の熱気が伝わる声援を意味します。観衆の熱気で蒸し暑さを増す球場、バッターの手にもじわりと汗がにじむ季節には、審判の声も、観客の応援も、一段と熱を帯びていく。そんな試合が白熱する瞬間をイメージしたデザインです。文字をプリントしてからピグメント染色することで仕上がった、古着のような表情もポイントです。

あまのじゃくなものづくり

Jackman（ジャックマン）とは、タナベメリヤスの創業者、田辺貢の魂を受け継いだ福井県発祥のファクトリーブランド。戦後のアメリカンベースボールへの憧れから、福井県庁の職員であったものの、周囲の反対を押し切り職を辞してまで工場を設立。八畳一間に横編み機3台という、ささやかなビジネスのスタートでした。

創業者・田辺貢が憧れたアメリカンベースボール。当初はストッキングだけの製造でしたが野球狂であった貢は、その後ユニフォームやグラブの製造まで手掛けていきます。1964年の東京オリンピックでは日本選手団のトレーニングウエアを提供するまでに成長しました。そして、その憧れは現在のモノ作りにも受け継がれています。

そんな田辺莫大小製作所の時代から60年以上続くJackman（ジャックマン）の縫製工場には、近代的なミシンの他に、専門的縫製に必要なUnion specialやREECEといった機械も、工場内にある修繕室でリペアを繰り返しながら使用しています。田辺のアイディアから生まれた特徴的な仕様はブランドの長い歴史の中で完成したものです。

創業時からの技術と精神を引き継ぎ、独自の視点での“あまのじゃく”なモノづくりを行うブランド、Jackman（ジャックマン）。通常使用内での縫製箇所が切れたり、ほつれたりした場合は無償修理が可能です。長く愛用したくなるストーリーやこだわりを持つ、洋服と真摯に向き合うブランドです。