ずっと使いたいモノ、置いてます。

幸運を探す

子どものころ、野原で四葉のクローバーを夢中で探した経験がある方は多いと思います。緑の中にしゃがみ込み、見つけた瞬間のうれしさは今でも心に残っているのではないでしょうか。見つけるのが上手な人がいて羨ましく思ったり、ただひたすらに探していたこと、そして本にはさんで栞にした記憶もよみがえります。
あの幸せのモチーフは、大人になった今も憧れ、癒しと健やかさを感じさせてくれます。

植物の美を永遠に残すという発想

FLORA DANICA（フローラダニカ）のジュエリーは、まさにそんな「幸運を見つける喜び」を形にしたものです。
ブランドは、1930年代に活躍したアーティストであり創業者のオーラ・エガート氏の「植物や花々のかたちを永遠のものにしたい」という想いから、1952年にデンマークで誕生しました。世界で初めて、生花に金のコーティングを施して不朽のジュエリーへと変えることを実現したブランドでもあります。

最初に作られたジュエリーは、花や葉に直接銅をあしらい、その上から22金で丁寧にコーティングしたものでした。しかし、本物の植物を使うがゆえに、制作は容易ではありませんでした。特に、幸運の象徴とされる四葉のクローバーは希少で、思うように作品を作ることができなかったのです。
そこで「市民の手で、この幸運のかたちを集めよう」。そう呼びかける広告を新聞に掲載し、「四葉のクローバー1つにつき1デンマーククローネを贈ります、という呼びかけは人々の心をとらえ、日曜になるとクローバーを手にした市民がFLORA DANICAの店の前に行列をつくったといいます。まるで絵本になりそうなお話ですが、芸術と人々の暮らしが結びついた実話で、温かさと知性を象徴したデンマークの歴史あるブランドです。

自然の記憶を受け継ぐジュエリー

現在では生花を使うことはありませんが、1950〜60年代にデンマークの大地で摘まれた草花から作られた鋳型を用い、その姿を忠実に再現しています。自然の造形をそのままに、余計な装飾を加えず、植物の繊細さを尊重するという哲学は70年以上経った今も変わらず、ブランドの核にあり、モチーフとなる自然美を、シルバー925と22Kゴールドで永遠に閉じ込めたジュエリーです。

フォーリーフ クローバー ピアスは、本物の植物の優しさと品格を添えてくれますので、さりげなく耳元につけてお楽しみください。大切な人の誕生日プレゼントやクリスマスプレゼント、新生活の始まりのギフトとしてもおすすめです。

王室にも愛された自然美

FLORA DANICAは、1992年のデンマーク王室の結婚25周年記念式典でブローチを献上したブランドとしても知られています。半世紀以上前に摘まれた草花の鋳型を今も用いるその姿勢には、自然の記憶を未来へと受け渡す静かな使命感が感じられます。
四葉のクローバーは「幸運」「愛」「希望」「勇気」を象徴するモチーフ。デンマークでもお守りジュエリーとして親しまれ、自分へのご褒美や贈り物にもぴったりです。
自然の美しさと職人の技が融合した、まさに自然が生んだアートピースは日常に寄り添ってくれるFLORA DANICAのジュエリーです。