ずっと使いたいモノ、置いてます。

時間学習を楽しくサポート

小学校の入学祝いにミッキーマウスの赤い目覚まし時計を買ってもらった記憶があります。家族と共有の時計から、自分だけの時計を持ったようで、特別嬉しかった思い出です。
スマートフォンが普及する前は、腕時計に置き時計、掛け時計は欠かせないものでした。しかし今は、なくても困らないという方も多いのではないでしょうか。ノートになり、ペンにもなり、カメラ、本もいろんなことが、その一台でできます。それでも、最近、改めて時計の価値を見直すようになりました。

きっかけは、デジタルデトックスへの関心の高まりでした。常にスマートフォンを手にする生活に疲れを感じ、スマホと距離を置く時間をもつようにしました。また、ミニマリストの友人宅に飾られていた時計が印象的で、モノを多く持たない暮らしの素敵な空間づくりを学んだのでした。
スマートフォンは、まだインテリアとしての役割がありませんが、おしゃれな時計は時刻を知る日用品以上の役割も果たしていると思いました。キッチンカウンターや玄関、子ども部屋の勉強机など、暮らしの様々な場所で、ちょっとした空間づくりに一役買います。

暮らしの中で学ぶ

毎日目にする「時計」だからこそ、楽しく、ちょっと気分が明るくなるものを選びたい。BRAUN（ブラウン）のタイムティーチャー 置き時計は、そんな想いに応えてくれるアイテムです。時間の読み方を覚えはじめた子どもたちにとっては、学びのきっかけに。大人にとっては、ポップで遊び心のあるデザインが空間のアクセントとなり、インテリアとしても楽しめます。

学べる時計

子どもが楽しみながら時間の読み方を覚えられるよう工夫されたタイムティーチャー 置き時計。文字盤には、オレンジの数字で時間を、ブルーの数字で分を表示することで、時間の仕組みがひと目でわかるデザインになっています。さらに内側には“past”や“to”といった英語表記も加えられていて、自然に英語の時間表現にも親しめるつくりに。学校で習うことと、日常での学びをつなげてくれます。

この時計はデザイン界の巨匠ディーター・ラムス氏が手がけた1984年の「AB2」をベースにリデザインされたもの。手のひらに収まるコンパクトなサイズ感と、ツヤ感のあるフラットなフェイスが特徴的です。また、ディスプレイ部分はわずかに上向きに傾いており、文字盤が見やすい点も嬉しいポイント。配色は明るく親しみやすいトーンながら、洗練されたホワイトをベースにしているため、子どもっぽくなりすぎないのも魅力ですね。子ども部屋はもちろん、リビングやキッチン、ベッドサイド、ワークスペースなど、置く場所を選びません。

実用性と遊び心を兼ね備えたタイムティーチャー 置き時計は、入学や進級のお祝い、新生活やお引越しのギフトにも喜ばれます。子どもの学びをそっと支えながら、暮らしに楽しさをプラスしてくれるアイテムです。

機能主義デザイン

1921年、エンジニアのマックス・ブラウンがフランクフルトに工場を建てたのが始まり。ラジオ部品を製造することからスタートし、1929年にはラジオ製造会社へと成長。
創業者マックス・ブラウンなき後、彼の息子が引き継ぎコンセプトの見直しに伴い今後の方向を決めていく中で、ディターラムスをデザイナーに採用しました。デザイナーの採用は、ブラウン製品を愛用するお客様のタイプをイメージすることから始まり、知的で柔軟な考え方が出来る人、そして、自分なりの充実感を得る自由を与えてくれるような、出しゃばらない製品を喜ぶ人ではないかという考えに至ります。

ラムスの無駄を省いたシンプルな外観と見やすさに革新的な技術 を組み合わせたデザインは、採用から間もなく1950年代末にMomaの永久コレクションに選ばれ、新しいスタンダードとして世界に認知されていきます。発売から変わらずに愛される完成されたデザインは、『機能主義デザイン』とも言えるかもしれません。

＜ディターラムスのデザインの10箇条＞
良いデザインは革新的である。
良いデザインは製品を便利にする。
良いデザインは美しい。
良いデザインは製品を分かりやすくする。
良いデザインは慎み深い。
良いデザインは正直だ。
良いデザインは恒久的だ。
良いデザインは首尾一貫している。
良いデザインは環境に配慮する。
良いデザインは可能な限りデザインをしない。