ずっと使いたいモノ、置いてます。

素材の美しさが生きたラグ

この正方形の小さなラグは、一人がけのイスにのせるとちょうど良い大きさ。カフェオレみたいな淡い茶色の中に、こげ茶色のおうち。そしてその中の白い窓。なんともかわいらしいですね。実はこれらの色はどれも羊毛がもつ本来の色そのままなのです。

undyedとは無染色であるということ。材料となる羊毛やイラクサの本来の色は、控えめながらも私たちの目を和ませ、癒してくれます。自然の素材が持つ色はそのままで美しい、素材の色を大事にしたい。そんな気持ちからこのちいさいラグ　いえ2が生まれました。

undyed＋（アンダイドプラス）の使用するチベット羊毛は厳しい気候の中で遊牧生活を続けた土着の羊のもの。絨毯に適した丈夫で長い毛は、時間とともに特別な光沢を帯びてきます。羊毛は水をはじく性質でありながら吸湿性も抜群。何度踏まれてももとの柔らかさを取り戻すことができる優れものです。汚れがつきにくいのでお手入れもとっても楽。洗うときはウール用の洗剤でもみ洗いすれば大丈夫です。

同じく素材に使われているイラクサは、ネパールの高地ではぐくまれたアローと呼ばれるもの。強靭で虫がつかず、使い込むほどに柔らかくなるうえ、腐食しにくいのが特徴です。

undyed＋（アンダイドプラス）のちいさいラグは、ネパールの地でひとつひとつ手作業で作られます。そのため表面の毛足も多少の長短があり、そのまばらさがかえって味わい深く感じられます。ラグの裏には綿の裏打ちテープが張られ、とっても頑丈に作られていますから、100年使えると言われているのも納得出来ます。じっくりと時間をかけて織られたラグは、少しゴツゴツした感触とともに心地よい重みが感じられます。

そしてちいさいラグ　いえ2はデザインにもこだわりがあります。このかわいいおうちの生みの親は、脇阪克二氏。多方面で活躍しているテキスタイルデザイナーですが、代表作は北欧マリメッコ社のクラッシックコレクションになってもいるのです。

undyed＋（アンダイドプラス）のナチュラルな色のラグなら、洋室のダイニングでイスに敷いても、和室に座布団代わりにちょこんと置いてもお部屋に馴染んでくれそうです。いろんな雰囲気のお部屋に合いますから、引っ越し祝いなどのプレゼントにもぴったりですね。
小さいけどとってもしっかり者。いつまでも使い続けて欲しい、そんなラグです。