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Finland Markku Kosonen (マルック・コソネン)

樺の木の靴べら

カカトも恋する

靴のカカト部分の具合が、どうも気にかかる。
よそいきの革靴も、横着な性格のせいで靴べらを使わないでいると、普段履きのサンダルになってしまう。
問題は、横着な性格もあるだろうけど、愛用の靴べらがないことだ。

出先で、すっとカバンから取り出せば、するりと足を呼び込む靴べら。
そんな靴べらが欲しい。

そしてある日、展示会で出会った靴べらに、一目惚れ。

拳二つ分に少しあまるくらい。
見姿は、すうーっと直線的のようでうっすら丸みを帯びている。
緩やかなカーブは、ずいぶんとカカトの行く先を気にしてるよう。
クリーム色にうっすら映る年輪と、時々見える節の濃茶が美しい。
すぐにでも、スルスルとしたその滑らかな木肌に、カカトを当ててみたくなった。

樺の木で作られたこの靴べらは、フィンランドの村フィスカルスのマルック・コソネンさんがデザインしたもの。
作品の素材になるほとんどを自身で所有している身近な森から選び、「私の仕事、私の人生はフィンランドの森に育てられた」と感謝を込めて、新たな木の活用法と森林保全について活動を行っています。
ちなみにですが、彼の作品、白樺の根っこを素材にしたオブジェは、フィンランド大統領が来日の際、天皇陛下にプレゼントされました。

樺の木といえば、宮沢賢治さんの短編『土神ときつね』で、樺の木をめぐって、土神と狐が恋のさやあてを繰り広げるお話があります。
てかてかと黒く光る幹、春になると美しい枝には白い花。

そんな樺の木の柔らかな当たりの靴べらに、するりとカカトも恋をするのです。

   

 

ブランド紹介

Markku Kosonen (マルック・コソネン)

Markku Kosonen (マルック・コソネン)

1945年、フィンランドにて生まれる。
専門学校とヘルシンキ工芸大学(現ULAH)で学びます。同大学で10年間教鞭をとった後、家具職人兼アーティストとして創作活動を開始します。
「私の仕事、私の人生はフィンランドの森に育てられた」と語る彼は、様々な木が固有に持つ魅力を引き出すデザインを心がけています。

Markku Kosonen(マルック・コソネン)の手掛けたデザインを、日本に紹介しているのが「オフィスオクト」。
「もっと自然に、もっと快適に、もっと楽しく!」を、合言葉に、フィンランドやドイツなど、環境に配慮した商品を紹介しながら、ナチュラルなサスティナブルライフを提案しています。


→オフィスオクト Reportはこちら

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樺の木の靴べら

樺の木の靴べら

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