ずっと使いたいモノ、置いてます。

シェーカー哲学の代表作

シェーカーボックスとは、18世紀から19世紀を中心にアメリカで活動していたシェーカー教徒によって創られていた木工品の一つで、現在でも家具など日用品のデザインに、多くの影響を与え続けています。
シェーカー教徒は「全てにおいて簡素であること」を理想とし、建物・家具・日用品に至るまで、装飾性を避け、機能性を追求した実用的なものを創り出してきました。
無駄なものを排除した引き算のデザインで「機能美」という言葉が似合う洗練された収納ボックスは、薬草や裁縫道具、種子、キャンドル、食器、リネンの他、程よい通気性を活かし、ハーブやお茶、スパイスの収納にも使われていました。

シェーカーボックスにハンドルが付いたOrleans Carpenters（オルレアンズカーペンターズ）のハンドルオーバルボックスは、持ち運びにも便利な上、可動式のハンドルを倒せば狭い収納でも場所をとることがないよう工夫がされています。
幅13.5cmの＃3は、アロマオイルや薬など、日々使うものを入れておくと便利ですし、幅17cmの＃4は編み物や裁縫道具、食器類を入れておくにもちょうどいい大きさです。また、幅25cmの＃5はたっぷりとした収納力なので、手紙や写真など思い出の品々をひとまとめにするのに重宝しそうです。
見た目が素敵なハンドルオーバルボックスは、お部屋にそっと置いておくだけでインテリアとして存在感のある収納ボックスです。

現在、アメリカやカナダで多くのクラフトマンによってシェーカーボックスが作られていますが、Orleans Carpenters（オルレアンズカーペンターズ） のオーバルボックスは、材料・技術・仕上げともに最高の品質と言われています。
トップの板部分は張り合わせではなく一枚板で作られ、オイル仕上げに手間をかけて磨くため光沢のある仕上がりで、湿気に強くなっています。曲げの合わせ目は木の割れを防ぐ伝統的なスワローテイル（ツバメの尾）のスタイルで、純銅の鋲で留めてあります。
板で箱を作るよりも少ない材料で、軽く丈夫に作られているシェーカーボックスは、今なお数多くの木工家を魅了し続けています。Orleans Carpenters（オルレアンズカーペンターズ） のオーバルボックスは、シェーカービレッジの博物館でも売られるほどで、アメリカを訪れた国賓のお土産として採用されている品質の高い製品です。

チェリー材が、年月とともに深みのある色に育つ様子を楽しみながら、長く大切に使って頂きたいOrleans Carpenters（オルレアンズカーペンターズ） のハンドルオーバル ボックスです。