美しい木目に温もりある手触り。そしてほのかに漂う木の香り。木の味わい深い模様が良く分かる、木の色をそのまま活かしたバッグ。
ヤナセ杉が生い茂る村、高知県馬路村から杉で作られたバッグ「monacca(モナッカ)」が届きました。
monacca(モナッカ)の木目模様は、決して印刷されたものなどではありません。疑われる方はどうぞ鼻を近づけてみて下さい。馬路村で育った杉の香りがすることでしょう。
森林を健全に育てるためには、木々に太陽の光を届かせることが大切です。そのためには、森林が大きくなる過程で、木と木の間に隙間を開けるために間伐を行なわなくてはなりません。そんな間伐材だって良質な杉木材なのだと、捨てることなく活かしてものづくりを始めたのがmonacca(モナッカ)のプロジェクトなのです。
杉の間伐材を集成したものをスライスして貼り合わせ、木材プレス機で成形すると、強度の高い集成プレス材となります。これを縫製機を使って布や革と縫い合わせると、monacca(モナッカ)のバッグの出来上がりです。ちなみに杉の貼り合わせには天然のコーンスターチを使用していて、万が一廃棄され、土に埋められたとしても土壌を汚染することがありません。
"木の味わいを楽しめる、遊び心満載のバッグをデザインしたのは島村卓実氏。現在のデザインにおける第一人者である彼が、コンセプトづくりからプロダクトデザインに至るまで全面的に関わり、4年の歳月を費やしてmonacca(モナッカ)を作り出しました。
実はこのmonacca(モナッカ)、日本で皆様に向けて販売されるより前、2005年に世界的なデザインの展示会であるミラノ・サローネに出展し、世界から注目を集めていたのです。ちなみに日本でも、2006年度グッドデザイン賞を受賞しています。
見た目のセンスの良さ、可愛らしさだけでなく、monacca(モナッカ)の素晴らしいところは使い勝手も秀逸であるということ。
例えばバッグ表面にはエコウレタン塗料による撥水処理を施してあり、ある程度の水濡れには堪えられます。またバッグを開けると内部にポケットが付いていて、小物を分けて入れられるのも嬉しいポイントです。
こちらのBag-kaku ishikoroは馬路村を流れる安田川の河原の石をイメージして生み出されたのだとか。ころんとしたフォルムが何とも可愛らしい仕上がり。お財布やポーチを入れてちょっとしたお出かけに持って行くのに丁度良いサイズ感で女性におすすめです。また、レザーのショルダーベルトが付属しているので旅行のセカンドバッグにも重宝しそう。
日本人の生活は昔から、木のものづくりの文化と共にありました。木という素材の良さを、日々肌で感じられる馬路村で作られたmonacca(モナッカ)。木が常に生活の中にある日本人に馴染むバッグなのではないでしょうか?
本体サイズ | 幅約23×奥行き約10.5×高さ15(cm)(持ち手部分除く) |
ベルトサイズ | 全長約90~111(cm)に調整可能 |
重量 | 約300g |
素材 | 高知産ヤナセ杉(間伐材)、コットン帆布、天然皮革 |
仕上げ | 防水用エコウレタン塗料 |
生産国 | 日本 |
箱有無 | 無 |
「monacca(モナッカ)」は高知県馬路村の杉の間伐材から生まれた製品ブランド。現代に樹脂が発明されていなかったら、もし身の回りの様々なものが木で作られていたらいったいどうなっていただろうか…そんな、現代の製品をかつての素材で再現しようという試みです。
杉はかつて国の林業事業の一環として、地方の多くの場所で植林され、建築材料として普及してきました。馬路村でも従来から植生するヤナセ杉の植林を進めてきたのです。森林を健全に育てるのには、陽射しを取り入れることが必要になります。そのため木を定期的に間引くために間伐を行なうのですが、この間伐材を無駄にせず、リユースする事業を株式会社エコアス馬路村が立ち上げました。
monaccaのプロジェクトは、デザイナー島村卓実氏が木製品の新しいマーケットを開拓するために製品を提案したことから始まりました。2003年のデザイナーズブロックでプロトタイプを発表後、現在に至るまで杉の間伐材を使った商品たちを生み出し続けています。
ちなみにエコアス馬路村では、永遠の森作りの実現に向けて、間伐材製品の売上額の1%を森林保全に還元しているのだそうです。
商品 | 価格(税込) | 在庫 | 個数 | |
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monacca Bag-ishikoro 期間限定、送料無料キャンペーン中! |
¥33,000(税込) |
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